伝えたくて、伝えられなくて
言いたいのに、言えなくて
言葉にする事の出来ない言の葉の種を自身の喉で腐らせる前に吐き出して植えてしまおう。
吐き出して上手く実を実らせ無くても、綺麗な花を咲かせなくてもいい。ただ種を宿し過ぎて侵食されてしまわぬように吐き出せれば何でもいい。
そんな場所。そんな種を保管する庭。
基本は僕の場所のつもりだけれど他にも苦しい人が居れば好きに吐き出して行って貰って構わない、その歪んだ穢らしい感情も、おぞましい程の醜悪の感情も、脆く儚い切なる感情も、僕が見届けてあげよう。
見ず知らずのなんにも知らない人の方が話しやすい場合もあるだろう?
もし、気が向けば話したりするのもありかもしれないね。