デュラララチャット(仮)BL掲示板

BLに関する雑談をしたり、BL要素を含む成りきりの募集をしたりするための掲示板です。

  • 言葉の種の庭

    種を植える人
    No.450085
    [編集/削除]

    伝えたくて、伝えられなくて
    言いたいのに、言えなくて
    言葉にする事の出来ない言の葉の種を自身の喉で腐らせる前に吐き出して植えてしまおう。
    吐き出して上手く実を実らせ無くても、綺麗な花を咲かせなくてもいい。ただ種を宿し過ぎて侵食されてしまわぬように吐き出せれば何でもいい。

    そんな場所。そんな種を保管する庭。
    基本は僕の場所のつもりだけれど他にも苦しい人が居れば好きに吐き出して行って貰って構わない、その歪んだ穢らしい感情も、おぞましい程の醜悪の感情も、脆く儚い切なる感情も、僕が見届けてあげよう。
    見ず知らずのなんにも知らない人の方が話しやすい場合もあるだろう?

    もし、気が向けば話したりするのもありかもしれないね。

  • 種を植える人
    No.450095
    [編集/削除]

    のんびり、まったり、苦しくてどうしようもなくなったらぽつぽつと言葉を残すつもり。

  • 終末論者
    No.450230
    [編集/削除]

    やぁ、こんにちは。良ければ俺もこの庭を利用してもいいかな。
    君の言葉選びがとても好みでとても魅かれてしまったんだ。
    種を植えるなら腐るまで、花が咲くなら朽ちるまで、この狂人も見届けさせてくれやしないか。

  • 種を植える人
    No.450258
    [編集/削除]

    これは驚いた、僕が種を植える前に既に物好きなお客さんが来てくれるなんて歓迎しなきゃだめだね、生憎まだ何もお見せできる種は無いけれど良かったらまた来て欲しい。
    この場所を庭と呼んでくれるのは凄く気に入った…、だから君の言葉を借りてタイトルを少し弄ろうかな

  • 種を植える人
    No.450762
    [編集/削除]

    リコリスの種

    僕は君の部屋に行くのが好きだった。儚げでいつも消えてしまいそうだった君はそれでもその顔に貼り付けられた様な柔らかな微笑みを僕に向けてくれたね。
    甘ったるい君はまるでリコリスの様で、僕はそんな君との時間が凄く好きだった。
    いつだって誰かのものになるのは怖い。また捨てられるんじゃないかって不安になる。怖くて踏み出せなくて、だから僕は君に想いを告げられなかった。
    君が僕に最後に姿を見せた時、僕と居ると寂しくなる…って、それっきり。
    あぁ、もっとちゃんと想いを口にできればこんな想いはしなかったのかもしれない。

    花言葉は、悲しい思い出

  • 種を植える人
    No.450764
    [編集/削除]

    思い出の種には名前を付けて、そうでないものは適当に

  • 種を植える人
    No.450772
    [編集/削除]

    想いを素直に告げるのも少し怖い。
    僕ばかりが想い馳せて居たら、貴方は僕に一切の興味など無いのに微笑みかけていたとしたら、優しいその手を伸ばすのも誰にでもしていることなのだとしたら、自分ばかり舞い上がって、惹かれて、抜け出せなくなって、好きになってしまって、堕ちて、みっともないほど無様で…そんな僕自身にうんざりしたくない。

    だから、僕は人を好く事がこんなにも怖い。
    一体誰のせいで僕はこんな臆病になってしまったんだろうか。

  • 種を植える人
    No.450800
    [編集/削除]

    ただ、僕の我儘が許されるのであれば、どうか僕にだけ優しくしてくれませんか?

    その手で僕の頭だけを優しく撫でて
    その優しい声色で僕の名前だけを呼んで
    その身は暇な刻だけ僕の傍に置いて欲しい
    起きたらおはようを告げて、眠る時にはおやすみを微睡みながらも紡いで欲しい

    ただ、でも、1番は、僕を1番にして欲しい
    それがどれだけ難しく、どれだけ叶えては貰えない望みなのかも分かっている。

    人の想いは月日と共に移ろい、流れ、そして変化しゆるもの。
    人は留まる事よりも新しい者に目を向け、興味を持ち、惹かれ、そして気持ちは揺らぐもの。
    貴方との時間に無限も、永遠なども無くて、只あるのは枯れることか約束された未来だけなのだから。

  • 種を植える人
    No.450806
    [編集/削除]

    枯れない花はない。
    凍てつき、その美しさを保つ花は何処か悲しく虚しく人間のエゴを感じるが、それも所詮何れ枯れゆく遅延剤。

    だが、咲かない花はある。
    燻り、縺れ、美しい花に憧れ期待を抱くも、種のままその一生を終える種
    そこに詰まる想いの深さはとても魅力的で唆られる
    きっと咲けた筈の花が、種のままその一生を終えるのなら、その苦しく辛い切ないエピソードをどうか小声で僕に教えて欲しい

  • 名無し
    No.450851
    [編集/削除]

    俺の種も、庭の端っこの端っこでいいから埋めて貰えませんか。
    咲かなかった花の種です。種さえ生まれたかも分からないそんなものでしたけど、きちんと涙が流れたので種を見付ける事が出来ました。
    好きになったけれど、想いを通わせたつもりだったけれど、相手には恋人がいたと陳腐な中身の種なんです。それでも俺には、唯一の種でした。どうか埋めて下さい、俺の代わりに。

  • 種を植える人
    No.450878
    [編集/削除]

    名無しさん
    庭に足を留めてくれてありがとう。
    貴方の涙より生まれた素敵な切なさの募る種、全貌を語らずとも分かる胸苦しさに僕まで胸を締め付けられるような素敵な種だ。
    陳腐なんかじゃない、貴方の素敵なたった一つの種を僕がこの庭に埋めるので、次はまた素敵な種を宿した話をどうか聞かせて下さいね。
    次こちらに脚を運ばれる際にはきっと控えめで遠慮がちに咲くアネモネの花が見頃でしょう

  • 終末論者
    No.450914
    [編集/削除]

    俺もひとつ植えさせてもらおう。俺にとっては甘美な思い出であり、後悔の種だ。
    とある人を愛した、最初はただの好奇心で近付いた。ただ、孤独を埋めたかっただけなのかもしれない。
    日に日に彼を待ち遠しく思っている自分に気が付き、焦燥と恋慕の苦しさが胸を締めた、この時からきっとこの種は芽吹き根を張っていたのだろう。
    恋仲になってからは酷く愛しい日々を過ごし、生涯を捧げても良いとすら思うほどだった。
    それはとても豊かな優しさと愛を表すかのような甘美な香りと情熱と血を連想させる紅い花。
    ...正式に恋仲になっても俺は理想になろうとし続けた、永遠に続けば良いと言いながら常に終わりを見詰めていた。
    大罪を貴方に隠したまま、嘘をついたまま一年、対にその花は実になり弾けた。
    その花は、実の名は柘榴。
    花の言葉は『円熟な優雅さ』。
    実の言葉は『愚かしさ』と『結合』。

    まだ、俺は貴方を想っている。今度は二度と実らぬことを祈り、誓いながらここへ植えよう。

  • 種を植える人
    No.450915
    [編集/削除]

    人とのお話は中々好きなので、ここでの会話も、お時間があればお部屋の方でのお話もしてみたいものですが…、ここは庭ですし庭師を名乗りたいのですが、何分人気ジャンルの方と区別が付かなくなりそうなので悩みますね…。花の種を探しつつ人の話を聞かせてもらいたいだけなのに、はんたー に追われるのは流石に嫌ですからね…

  • はる
    No.450926
    [編集/削除]

    いつまで経っても俺はただただじょうろを持て余してる。花を、咲かせてやりたい。人生を、謳歌して欲しい。そんな陳腐で自分勝手な理由で、いつもか弱い人と触れ合ってきた。エゴという名の小さな花を、俺も咲かせようと頑張ってた。でも毎回、俺の言葉なんか届きやしない。俺から顔をそむけ、甘ったるいだけの沼に皆沈んでいく。分かってるよ、エゴだって。だとしてもほんの真心くらい、受け取ってくれたって良いじゃないか。

    どうか、この咲くことを知らないエゴを、俺の愛を。この庭にて、咲かせてやってくれませんか。俺の庭に、春はやって来た試しがありませんから。

  • 終末論者
    No.450933
    [編集/削除]

    あの庭師は女性ではなかったかと記憶しているが、間違いかな。何分そのゲームについてはあまり明るくなくてね。
    心配なら庭師と共に区別のできる名を名乗ると良い、まぁ、その名前のままでも十分だと俺は思ってしまうけれど。

  • 種を植える人
    No.451013
    [編集/削除]

    終末論者さん
    素敵な柘榴を植えてくれてありがとうね。そこらの柘榴より色濃く紅が映えそうな素敵な花な気がするのは僕の気の所為じゃない筈。
    こんなにも華麗に咲く柘榴の花の実は、花とは对になる程とても愚かで醜くその実の中に果実を隠すのだろうね。貴方の大罪を押し込めた酷く苦い柘榴の果肉を今度僕も1つ齧ってそれを啜らせてくれたらいいんだけど…。

    終末論者さんは既に常連さんだね?
    確かにあれは女性だったね、このままでは余りにも僕の美的センスに欠けるのだけど…また何か良いものがあればそれにしたい所だね。

  • 種を植える人
    No.451058
    [編集/削除]

    はるさん
    いらっしゃい、貴方の身勝手なエゴはとても素敵だ。余りにも横暴で無茶を振りかざし見返りを求める人間らしさ、僕はとても好きですよ。それだけ貴方は悩み、途方に暮れ分からなくて、只愛されたいだけなのでしょう?
    春が来ない、誰が春の花が全てだと言いましたか?僕は秋の枯れ草の中で咲く花も、冬の寒さを耐え抜く花もとても好きですよ。
    貴方の想いの種を私にください。それと、その手持ち無沙汰のじょうろも僕にください。花に水をあげすぎても花は枯れてしまうのですよ?だから貴方は次に咲かせたい花を見つけた時は素敵な言葉と気持ちを素直に届けてあげてくださいね。

    雪中花を知っていますか?きっと素敵なスイセンをこの庭で咲かせてみせましょう

  • はる
    No.451096
    [編集/削除]

    ありがとう。救われました、傷つくことを恐れていては、進めませんから、傷ついてでも差し出してこようと思います。
    もし傷まみれになっても、ここで花が、うつくしいスイセンが咲いていれば、傷も癒えましょう。
    願わくば、その毒に殺されたい、なんて。思わなくもありませんが。

  • 種を植える人
    No.451111
    [編集/削除]

    はるさん
    救われましたとは大層な…僕は教徒では無くただの庭師です。傷つき苦しければお話の種をまた持ってきてくだされば僕はいつでも貴方を歓迎しますよ。こんなまだ淋しい庭に脚を踏み入れた貴方であれば、ね?
    …ただ、スイセンの毒をご存知でしたか。ダメですよ、僕の隣で見るだけに留めて下さいね。

  • 種を植える人
    No.451119
    [編集/削除]

    今は訪れる方も少ないので、お話し相手をしてくれる方に対して少し嬉しくなりながらお返事をしているけど、返信は強制じゃないから返さなくてもいいからね。

  • 終末論者
    No.451165
    [編集/削除]

    常連か、今日出会ったばかりだというのに。まぁ、ここを今後も訪れるようになるのは間違いないだろうから否定はしないよ。

    あぁ、そうだろうとも、そうでなければ数年経った今もなお身を焦がす様な情と責を背負ってはいないのだから。
    けれど、これは俺の罪だから残念ながら君にはこの実を分けてはあげられないよ。
    その代わりといってはなんだが、またここに種を持ってくるとするよ、探すのに少し時間がかかるだろうけれど。

  • 通りすがりの匿名
    No.451273
    [編集/削除]

    俺もひとつ種を植えていくとするよ。咲くか咲かないかも分からない、せやけど咲くまで俺の中で育てておくには時間もスペースも足りんと思うから。

    俺にとってはかけがえがなくて、すっごい大切な人。同時に、失ってまうのが怖くて、手を伸ばせないでいる人に。
    本当はこの種も撒かずにおこうとおもててんけど。1度育てることを諦めた人間に育てる資格があるのかと、ずっと迷っとって、種のままの方が枯らしてまうより幸せなんやないかと思って、……やけど、ひとつ後押しもらって、今はもう1度育ててみよかなって気になってきたところ。咲かなくても、埋めることに意味があるんやないかな、と。
    きっとお前に似合う、相応しい花の種を。花言葉は、「謙遜」「真実」「誘惑」「陶酔」
    例え咲いてその香りを誇らせたとしても、この国では実ることは叶わない。そんな花を。

    ここの人達みたいに綺麗な言葉は紡げんけど、俺なりの言の葉を。

  • アネモネ
    No.451319
    [編集/削除]

    ここの庭を管理するお人へ
    貴方に種を託してアネモネの花を咲かせて頂けることとなった名無しです。ここでは、アネモネの名を使わせて頂きます。
    行き場のなかった種が花を咲かせられた挙句、素敵な花言葉を貰っていた事に感謝しかありません。俺の心を掬い上げて貰ったような気がして、また泣きたくなりました。
    ありがとうございます、ここが長く栄えますようにとひっそり祈っています

  • 迷い人
    No.451897
    [編集/削除]

    僕の言の葉の種も、引き取ってもらえるのだろうか。

    ずっと側にいた貴方。僕を捕まえた貴方。
    その命の在り処が、どうかこの世界でありますように…。
    貴方が旅立ってしまったのではないかなんて、考えたくはない。苦しくて苦しくて、どうしたらいいか分からない。
    もしも旅立ってしまったのなら、僕を連れていってほしい…。

    こんな咲いたほうが良いのか、そのまま朽ちてしまったほうが良いのか分からないような種だけれど、置いていきます。
    不要であれば、一言そのように。
    処分致します。

  • 渡鳥
    No.451906
    [編集/削除]

    盛夏を目指した渡鳥がこの緑しげる庭で憩うことをどうか許してやって下さい。
    私は長く春や夏を求め飛び回っておりますが、一度だけ、凍てつくような冬を過ごしました。
    華やかな其の方は、私にとびきりの愛を注ぎ尽くして、椿が花を落すように、パタリと姿を見せてくれなくなったのです。
    あのお方のこさえた温室で渡鳥は常春の幸せを感じていた日々から一転、厳しい冬の寒さを知ったのです。
    あのお方のこんにちの安寧を願い、二度とない再会の日に思いを馳せながら、ひとつ、頑なな殻に包まれた椿の種を落として飛び立ちます。
    いつか、花開き実を結んでくれたのならば、黄金の油であのお方を、この麗しい園を瑞々しく潤してくれるでしょう。
    束の間の冬の想い出をここへ置いて行きます。
    この庭の花々が咲く季節に、また憩いに来ます。

  • 種を植える人
    No.452340
    [編集/削除]

    終末論者さん
    1番にこの庭を見つけてくれて、しかも気に入ってくれたんだね?未来の常連さん、僕も脚を運んでくれる人が居るのは嬉しいよ。
    僕の庭の種は他人のものが殆どだけど、それでも僕の庭に巣作るならばちょっとぐらい僕だって素敵な柘榴を味見したいのに。
    種は探すものじゃなくて気付いたら宿すものだ、またいつでも来てね。

    通りすがりの匿名さん
    …これは、素敵な金木犀をありがとう。明るい花言葉だけじゃない金木犀の本来をちゃんと知って尚その香りに遊ばれ悩む匿名さん。失うのが怖くて手を伸ばせない、そんな貴方の心情の交じる香りを僕にも楽しませて欲しい。きっと何処か胸の痛む素敵な誘惑の香りに心ゆくまで陶酔しよう。悪いことじゃない、それだけ魅力的で可憐な花なのだろう?
    貴方の綴る言葉は綺麗に紡がれていて僕は好きだよ、またいつでもこの庭の金木犀に酔い痴れに来てくださいね。

    アネモネの彼へ
    貴方の心の種を芽吹かせた庭師の前に花の姿で現れるのは些かずるいですよ、大事にしてしまいたくなります。恩返しされてる様で面白いですね。泣きそうな時はその涙の理由とその涙に種の名前を付けてしまって、また咲く花を一緒に探してあげますからね。

  • 種を植える人
    No.452383
    [編集/削除]

    迷い人さん
    朽ち果てるべき種なんてこの世には無い…と僕は思う。少なくとも僕はどんな種も大事に芽吹かせたい。お相手を想い心悩ませる貴方の気持ち、きっと私を忘れないでと告げる叫びが聞こえる気がします。何処に居るか分からない彼を探しもがき苦しむ貴方はきっと蝶の様に落ち行く花を見つける事も、また飛躍する事も出来るはず。時間がかかるかもしれません、ただ待つだけでは事は進みませんので私と一緒にスイートピーの花を嗜むのはどうですか?

    渡鳥さん
    鳥の貴方がこの庭へ来る、その事実で僕は心躍る嬉しさを抑えきれそうにないよ。庭師がその庭の一角で鳥と言葉を交えるのは憧れそのものではないですか?…おっと、僕が幼い思考を所持しているのがバレるところだったね、ごめんよ。
    椿と言えば口を揃えて不吉と言われるけどあんな花の落ちる間際だけ見て花の全貌を語らないで欲しいよね、どれだけ綺麗に咲いてると思っているんだか…おっと、僕の愚痴に付き合わせてしまって申し訳ない。
    椿は厳しい冬を越え、耐え抜いてそして凛々しく咲き誇る。また、貴方の形容する冬を乗り越えた時、庭を優雅に飾る白い椿を見に来てくださいね。

  • 種を植える人
    No.452391
    [編集/削除]

    幸せな記憶、幸せな時間、甘ったるく溺れるほど幸せに飲まれる。
    そんな触れるだけでどろどろと溶けてしまうような甘美な甘ったるい花も好きだけれど…
    僕は、どうしようもなく苦しくて、胸をズキズキと内側から痛ませてしまう様に心臓に根を這わせるような種にもこれ程とない魅力を感じてしまう。
    届かなくて切なくて、報われなくて、
    絶望的であり悲観的であり途方に暮れる寂しさの具現化された心の種が好きなんだ…
    そういう人間味あるのが僕はとっても心惹かれる

  • 種を植える人
    No.452856
    [編集/削除]

    夕暮れが近くなる微睡みのこの時間がとても好き、誰か共に言葉を交わせる人が居れ話の種の花を咲かせたいものだけれど、一人の時間も悪くはないね…

  • 種を植える人
    No.453778
    [編集/削除]

    苦しいこの気持ちに早く名前を付けて吐き出したい
    胸を締め付けるこの痛みに早く行き場を見つけて投げ捨てたい
    僕の頭を占領するあの人を早く僕の中から追い出してしまいたい
    こんな僕のちっぽけな身体のそこらじゅうに苦しい種が根付いて気持ち悪い
    僕は弱いから、種を宿しやすい
    早く解放されたい
    早く何もかもに無関心になれる様に強くありたい

  • アネモネ
    No.453900
    [編集/削除]

    最早種を持たず、花を咲かせた俺がここを訪れる事が正しい事なのか分かりません。ただ、俺を含めた沢山の人に救いの手を差し伸べてくれた貴方が苦しんでいるのを見てつい話し掛けてしまいました。
    貴方の言葉はとても優しくて柔らかくて、苦しさに寄り添ってくれるものでした。それが貴方の生き様から齎されたものだとするならば、アネモネは貴方の言う弱ささえも愛おしく思います。多くの花を慈しむ貴方の種がどうか芽吹きますことを、貴方のくれた暖かな花言葉と共に祈らせて下さい。根腐れしてしまうようならば、誰に助けを求めてもいいんです。貴方の咲かせた花達は、貴方の庭と共にありましょう。

  • No.454058
    [編集/削除]

    皆さんの言葉選びがとても好きなので私の喉につっかえた種も吐き出していいですか?そろそろ楽になりたいです
    まぁ私みたいな育てていない者が書き残すのも烏滸がましいですけどね。
    あと私は言葉選びが下手なので優しい目で見ていただきたいです
    それと半分は自己満足なので返事は無理にしなくても大丈夫です。

    私は皆さんより若い双葉です。まだ双葉なのに私を産み出した人は離ればなれになり、他の双葉からは忌み嫌われ、挙げ句には私の想い人に1度芽を摘まれてしまいました。そのせいで私は愛を求め哀に明け暮れる日々です。そんな色んな感情が絡み合う複雑な時期に私はとある美しく咲き誇る花に一目惚れをしてしまいました。何が問題か、それはその花が自分と同じ種類であることです。
    その花は執着されることを嫌い、纏わり付くつるは早急に摘んでしまうような花。その花に嫌われないためには私がその花につるを巻くことを諦めないといけない。それにその花、仮にバラとしましょう。バラに近づく汚らわしい花を摘まないといけない。我慢する日々を続けていた。でもそのバラは私のことが嫌いらしいのです。今までにその花に何回謝罪し、子葉を散らせたことか。それでもそのバラに心を奪われ取り返そうとしないこと、バラに執着することは駄目なのでしょうか?離れないとバラは不幸で私は成長できないのでしょうか?
    そして、全ての感情に耐えれなくなり、自分の葉に刃を入れることは駄目なのでしょうか?

    文がめちゃくちゃですね、語彙力もないし。ここに書き込みをしてごめんなさい。

  • 🌻
    No.454204
    [編集/削除]

    種をばら蒔きました。ひとつひとつ、丁寧に。しかし其れは数えるには億劫になるほどの数を費やして。
    それらに僕は、欲望という肥料をたんまりと与えました。どんな花でも、同じ肥料をみんなに、いっぱいいっぱい与えました。
    常識という水を与えられなかった彼女らは、奇抜で歪な美しい蕾をつけました。花を望まなかった醜い僕は、知らないふりをして肥料を尚も与え続け、そしてその蕾を潰してゆきました。
    それでも健気に花を咲かせた彼女らに、僕は望み通り情愛という鉢植えに入れ、可愛がりながら水ばかりを与え続けます。次第に痩せ細ってきた彼女らに、僕は―――――と言いました。
    僕の花は、肌身離さず持った恋という鉢植えの中であの人だけを想って、今日も種を作り続けてゆきます。
    花言葉、あなただけを見詰める。偽りの愛

    どうか、花を咲かせないように。僕の種たちを、かりっと塩焼きにして食べてしまってください。

  • 種を植える人
    No.454347
    [編集/削除]

    沢山の人が種を宿し名前を付け置いていってくれる僕の庭。
    僕は言葉を紡ぐのも上手くなければ、伝える事も上手くない。
    自分の感情にすらひたすらに鈍感で何もかもいつだって臆病で手遅れで後戻りすら出来ない。
    何度も失敗を繰り返し、何度も傷付き、何度も枯れ果てる。
    僕は何者でも無いし、何者にも成れやしないのに、何かを育てようと必死になって、それさえ失えば僕は何になってしまうんだろう

  • 種を植える人
    No.454351
    [編集/削除]

    一人一人丁寧に言葉を返したい。素敵な種と素敵な花、僕は心苦しいものでさえより魅力的に感じてしまうから、その一つ一つを大切に受け止めて育てたいとさえ思う。
    ただ、ここは吐き出す場であるから、僕からの返答が欲しい人はその主を最後に付け加えて欲しい

  • 種を植える人
    No.454384
    [編集/削除]

    アネモネの彼へ
    ここへ来るのに正しい理由も事情も何も要らないよ。来たい時に足を運べばいい。
    アネモネは優しい言葉を僕にくれるんだね?ありがとう。弱い僕の傍でどうか美しく咲いて居て欲しい。その花が朽ちそうな時はまた僕も君に寄り添わせて欲しいと願うよ。

    遥さん
    此処には本当に素敵な言葉を綴る人が多いね、僕もびっくりしているよ。
    僕は貴方の紡ぐ言葉でも胸を締め付けられるように心惹かれたけどね。
    貴方は複雑な茨の茂みを歩んで来たんですね、其の険しく貴方を傷付ける棘だらけの茨道を歩み続けるのですね。美しいものには棘が有ります。貴方がその棘が自身に刺さる事を恐れず手を伸ばしたとしても手にした時には貴方は傷だらけでしょう。手に出来ないからこそ美しく素敵に見えるのです。届かぬ花だからこそ高貴に思えるのですよ。
    貴方が苦しさに耐えきれず自身に刃を向けることを留めはしません。その時は根を断ち切られその先を生き抜けない貴方と言う花を、ほかの花々と共に生け花として飾らせてください。その後また種を宿せば良いのです。

  • 種を植える人
    No.454388
    [編集/削除]

    🌻さん
    君は夕暮れ時に僕と話した向日葵では無い別人の向日葵なのかな…?
    面白い種の育て方をするんだね、酷く歪んでいる主かもしれないが、僕は嫌いじゃないよ。愛で方は人それぞれだからね。貴方の種を一つだけ僕に欲しい。この庭で一輪だけ咲かせよう。向日葵は多くになると良い事は無いからね、僕から貴方へお節介を告げるのであれば、どうか一輪だけの貴方の心で太陽となる向日葵を育ててみて欲しい

  • No.454712
    [編集/削除]

    昨日の勿忘草を渡したのを覚えてるかな?僕からもう一つ貴方に渡したい種があるんだ。
    トルコキキョウの種だ。花言葉は良い語らい、だったかな。ぜひ受け取ってもらえると嬉しいな。
    悩んでたことも、少しづつ解決していこうと思うよ。
    良い語らいをありがとう。

  • 種を植える人
    No.454880
    [編集/削除]

    上手く吐き出せないから
    言葉をもう一度呑み込む
    吐き出したかった吐瀉物を
    もう一度喉の奥へ、腹の中へ、
    煮えくり返る程に苦しくて、気持ち悪い胃酸臭が僕を掻き乱す
    正常な判断を見失うほどに苦しめる
    だけれどこの選択は何よりも正しくて
    辛いのは僕だけだから
    被害が出なくて世界は幸せだね
    死合わせでしょう

  • 終末論者
    No.455062
    [編集/削除]

    まぁ、何処からを常連と定義するかにもよるだろうね。俺は利用こそすれまちまちになるだろうから。
    おやおや、種だけでは満足してもらえないのかな?なら、巣作るのはよして放浪の旅にでも出るとするかな。
    俺は宿して吐き出すときはその種をよく観察してから吐露するようにしているんだ。
    その種、感情の名を探して原因を見付けて飲み込んでから...そうでなければ産み落とされた種が可哀想じゃないか。
    ならいっそのことこの身に巣食わせた方がよっぽど良い。

  • 種を植える人
    No.459611
    [編集/削除]

    僕の庭に留めて他の場所に渡したくない
    お前が花を咲かせた後に、その後継の種を僕の庭以外にばら蒔くのも許し難い
    ずっと永久に僕の誘惑に呑まれて溺れて居ればいい
    …否、嘘。ずっとお前の誘惑に溺れ酔いしれて居たい

  • 終末論者
    No.460290
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    すまない、前述の『返答が欲しい人はその主を最後に付け加えて』というのを見逃していた。
    俺の一つ前の投稿は前回の君のものに返答したものだから、それに反応があるようであればお手数おかけしてしまうけれど返答をお願いしたいかな。なければそれで構わない。
    これからはこうやって宛名を書いて言葉を返させてもらうよ。

    ここからは話が変わるけれど。種を身に宿したままなら、それが育って花が咲いたなら。吐き出したら口から零れ出るのは花なんだろうか。
    ふと、そう思って正に『花吐き病』じゃないかと笑ってしまったんだ。
    実は、やっぱり譲れないけれど、花も手土産に...は駄目かな。さて、種か花か、今俺が吐き出しているのは何方だろうね。

  • No.460363
    [編集/削除]

    咲きかけのこの種を、この庭に。
    いつか俺の恋心が冷めてしまっても、花は毎年咲きますから、再び俺があの子のことを愛するためのきっかけに、ここにおいては貰えませんか。

    まだ咲かぬ花です。ただ、きっと咲かせる花です。他の人と一緒じゃ嫌だとあの子は言ってくれました。つまらない俺の話に、頷いてそばにいてくれます。俺に、好きにさせて欲しいと囁いては恥ずかしげに笑うあの子を、狡いと恨みながら好きでいることを止められません。浮気性が一途になってしまうほどの、濃すぎる愛と下心が詰まりに詰まって、もう咲かずにはいられないこの種は、きっとこの庭にぴったりだと思います。なんて。
    どうか、お手をかけてやってくださいね。

  • 種を植える人
    No.461568
    [編集/削除]

    終末論者さん
    返したくてうずうずしていたんだ、わざわざ来訪させてしまってごめんね。
    種をちゃんと見詰め向き合うのは良いことだ、僕は早く吐き出したくて早く感情ごと捨てたくて、それで植えて花咲いて初めてその感情に名前が付き片付けられると、そう思っていたよ。
    花吐き病、あれも幻想的な奇病だね。
    実際にもがき苦しみながら花を吐く患者を是非ともこの目で見てみたい、なんて言ったら気持ち悪がられてしまうだろうか。
    胎内で吐き出す筈の種を敢えて宿して花を咲かせてから吐くのだから、そりゃあ余っ程苦しいだろうね。
    手土産にどんな花と種と、はたまた素敵な語らいを僕にくれるんだい?楽しみにし過ぎて思わず頬が緩みそうだ

  • 迷い人
    No.461725
    [編集/削除]

    種を植える人へ
    あの種は引き取ってもらえたようですね。ありがとうございます。
    門出や別離の意味合いが強いスイートピーを嗜むのは、どうしても心が軋んで痛むけれど、永遠の喜びという側面もあるのなら、僕は最愛の人を思いながらその花を眺めてみようと思います。
    僕はどうしても、最愛の人を諦めたくないから。
    けれども心は常に強くはあれないから…。
    また不安と悲しみに苛まれ、言の葉の種を宿してしまった時は、ここに置いていかせてください。今日のように。

    最愛の貴方に何があったのか。脳裏をよぎっては、そんな事はないと頭を振る。
    貴方の命の輝きをもう一度、僕に見せてほしい…。
    涙が枯れて尽きようと、心がひび割れ砕けようと、僕は最愛の貴方を待ち続けるから。
    この寂しさと苦しさは、貴方という光がなければ取り払えない…。

    最後に。もしよければ返信をお願い出来ないでしょうか?僕は迷い人故、こうしてまた迷い込む事もあるでしょう。庭に植えられた種達の世話の片手間にでも、言葉を交わしていただければ幸いです。

  • 終末論者
    No.462119
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    いやいや、君が謝ることじゃないさ。ここへは俺が来たくて来ているしね。
    …ちょっと前まで俺もそう思っていたよ。ただ、いつだったかな、吐いても吐いても一向に減らなくて、逆に芽生えた彼らの根や蔓に首を絞められるような夢を見てね。
    あぁ、彼らも苦しかった、というより苦しませてきたのは俺自身なんだと…あはは、上手く言葉がまとめられないな。まぁ、人によるのだろうけれど俺にはこれがしっくりくる気がしたからそうしてるだけって話さ。
    気持ち悪いとは思わないさ、俺も是非お目にかかりたい人間だからね。それが叶うならその患者の恋の結末まで見届けたいと思うよ。
    そんなに楽しみにされると緊張する反面、調子に乗ってしまいそうだな。また良いのがあったら見繕ってくるとしようかな。

  • 終末論者
    No.464753
    [編集/削除]

    連投になってしまうけれど、ちょっぴり吐き出したくて堪らない種ができてしまったから吐き出させてもらうよ。

    のんびりと過ごせる時間というのは尊いものだけれど、変なことまでちらちらと頭の隅に浮かんできて酷く胸が苦しくなる。
    キラキラとしたものからどろどろとした鉛のようなものまで、貴方は今、元気だろうか。価値観の合う大切な人は出来たのだろうか。
    それを、それを嬉しいと思う自分と悲しみでもう、どうにかなってしまう自分がいる。
    原因の目星はついている、期待と自身への無力感だ。酷く臆病な自分が嫌になる、それでも踏み出さなければいけないことがわかっていることがまだ救いなのかもしれない。
    今はまだその時じゃない。まだ足りない。焦りを感じているからこそ、ここにネリネの種を。
    花言葉は『また会う日を楽しみに』『忍耐』。
    その名に由来する妖精のように、この尊い時間を楽しめるように。

  • 種を植える人
    No.465853
    [編集/削除]

    迷い人さん
    少し庭を空けていてお返しの言葉が遅れてしまって申し訳ない。
    貴方みたい何度も訪れてくれる人が居るのは素直に嬉しい。僕の庭なんかで良ければ何時でも来て欲しい。
    僕が迷い人である貴方を導けるとは思わない、けれど最愛の人を想い続ける貴方に寄り添いたいとは思えるよ。貴方が素敵な人だからね。
    迷うのは悪い事じゃ無い、幾らでも迷えばいい、その分考え方やものの見方、新しい知識が得られる事だってあるし、貴方の暇潰しで僕は愉しい話を交わせるからね、また何時でも迷いにおいで。
    僕で良ければ何時でも話し相手になるよ

  • 種を植える人
    No.465870
    [編集/削除]

    終末論者さん
    君の名前はもう言いにくくて仕方が無いよ。もっと、名前らしい名前は他にないのかい?

    僕の留守にも種を置いていってくれてありがとうね。君の辛さとどうしようもないやるせない気持ちの現れの種が僕は好きだからまたこの庭がまた花の種で賑わってしまうのに胸が弾んでしまうな、あ、勿論君の話に耳を傾けて話を聞く事も好きだよ。
    僕は最近は虚無な時間に明け暮れる事が多くて…あまり、心情を揺さぶられる事が無いから、君の話を聞かせて欲しい。
    何時でも好きに訪問して、種を吐き出すでも、僕との談話を楽しむでもしていって欲しい。大歓迎だよ、終末論者さん

  • 種を植える人
    No.465877
    [編集/削除]

    虚無な時間と形容したけれど、詰まるところあまり心を揺さぶられる事が無い
    これが平穏で平凡ないい事なのか…難しいね

  • 教授
    No.465921
    [編集/削除]

    少し、いえ、隅でもいいんです。植えてください。
    私は、好意を持った人が大体お相手がいるのです。その度に何度も、何度も好きであった恋愛感情をころしてつぶしていってます。でも、溜まっていく度に胸が苦しくて、潰す度に悲しくて、いっそそういった考えを捨てるべきやと考えましたが、寂しい思いは変わりませんでした。
    愛されたい、でもころさないとといった葛藤と矛盾が混じった種を、誰も見つからんとこにでも植えてってください

  • 終末論者
    No.466980
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    名乗るほどの名前はないよ。
    言ってしまえば『終末論』や『論者』という単語はあれど『終末論者』なんて言葉は存在しないから、言いにくいなら君の好きに呼んでくれて構わない。

    君が『虚無』と形容している時点で少なからず君はその時間を良いとは思えていないように感じるよ。
    平穏であることも、平凡であることも、勿論平和であることも、素晴らしく幸福なことであるとは思うけれど、けれど『何もない』というのは時に人の心を殺しかねないからね。
    そう思うからこそ俺の話で君の虚無感が少しでも埋まるのであれば光栄でもあり、同時に嬉しくもある。
    俺としても君とこうして言葉を交わす時間はとても有意義で楽しいよ。ありがとう。

  • 種を植える人
    No.468692
    [編集/削除]

    終末論者さん
    好きに呼べと言われると困るものがあるな…、僕には残念ながらネーミングセンスが無いからね、名付け親になるのは少し荷が重い。言い難いし堅苦しい名前だけれど、我慢するとしよう。

    虚無なる時間も好きではあるんだけどね。虚無感に苛まれるよりは君と言葉を交える方が幾分も楽しい。
    それに君の物事の捉え方が好きだ、話を聞いていて、成程と納得してしまう。僕は人の話に耳を傾けるのが好きだから比較的この傾向は誰に対してもある事なんだけれど…あぁ、君の言葉の紡ぎ方が好きだと言う方が正しいのかな?
    最後にお礼を言うのは僕の方なんだけどな、なんて。また暇の間にここに来て欲しい。

  • 終末論者
    No.468936
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    センスどうこうは関係ないさ。君が考え、名前をつけた、その一連の行為自体に意味があるのだから。ただ、我慢までさせたいわけではないからね、頭を取って『終』とでも呼べばいい、読み方は任せるよ。

    言葉選びが好みなのはこちらも同じ、なのだけれど、その本人からそんな言葉を頂いてしまうと照れ臭いを通り越して恥ずかしくなってきてしまうね。
    なら、そうだな…突然だけれどミレイの描いた『オフィーリア』という絵画を知っているかな。
    有名な絵画だから名前でピンと来なくても調べればすぐに出てくると思うのだけれど、シェイクスピアの作品『ハムレット』、そのヒロインの絵さ。
    ここには様々な季節も異なる草花が描かれていて、その花言葉はまさに彼女に贈るにふさわしい。そのメッセージの込め方がここと似ていると思って思い出したんだ。
    最愛の人に捨てられ、家族を殺され、狂い川へ身を投げたオフィーリア…原作を読んだことがなかったとしても、この草花を見て君なら彼女にどんな思いを抱き言葉を贈るのかな?
    すまない、長々と話してしまった。良ければ君の話を聞かせてほしい。

  • 種を植える人
    No.468956
    [編集/削除]

    終末論者へ
    終、その文字を仮にしゅうと単純に読むならばその漢字ではなく柊を君に名乗って欲しい。しゅうとも勿論読めるが…ひいらぎだ、素敵だろう?特に音と語感だけで決めたものだからその柊の司る花言葉には感化されないで欲しい。

    ハムレットにオフィーリア、よく知っているね。シェイクスピアは僕が大好きな劇作家だ。え、どうしよう、テンションが上がってしまいそうだたったそれだけの事なのに。
    ミレーのオフィーリアか、あれは素敵な絵画作品だ。オフィーリアの一生の辛さと苦悩をあの絵の中にぎゅっと込めて描きあげるミレーの傑作だと僕は思う。あの絵にはどんな花が添えれていたっけか…、ミレーの最高傑作に僕があれ以上の花を送ってしまうのはとても野暮な話だ。どれも悲しくて悲痛な花言葉を持ち合わせる花が描かれていたはず。
    敢えて僕が選ぶなら多くを語らず、ミレーの描く中の一つでもあるパンジーに目を向けてしまうけれど、君は逆に何を贈るんだい?
    にしても、この話はとても深く、ここに駄文を綴り語らうには些か勿体無い話題だね。

  • No.469023
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    こんなに早く返答が来るとは思ってなかったな、驚いてしまったよ。
    漢字の成り立ちとしても面白い発展の仕方だね、ありがとう。これからは『終末論者』改め『柊』と名乗らせてもらうよ。

    それは良かった。俺はシェイクスピアの作品より先に絵画の方を知ってしまったものだから、後で彼独特の詩的表現に読み取り辛さを感じてしまった人間だけれど。
    それでもその作品の舞台、人物の背景、悲哀や葛藤をあれほどまでに美しく表現できる人はいないのだろうと感動したのを覚えているよ。
    あそこに描かれていたのは『薔薇』『菫』『ケシ』『パンジー』『柳』『勿忘草』…書き出すには少し多すぎるな。
    すまない、少し意地の悪いことをしてしまったね。俺は贈れる花も言葉もなにも持ち合わせてはいなかったんだ。
    ただ、そうだな、君の考えを借りるなら『キンホウゲ科の花』を。花言葉は『子供らしさ』。
    はっきりとどの花と明言されてはいないから微妙なところではあるが、あの時代は今俺たちが定義している大人よりはるかに若い年から成人であることを求められていたはずだ。もし自分だったら、などと身の程知らずな発言をするつもりはないけれど…それでも、彼女の生い立ちや運命を考えると言葉に表し切れないほど酷く苦しい。
    オフィーリアの死の瞬間を彼の作家は描写することはなかった、けれどだからこそ、その最後はあまりにも…とそう、思ってしまったよ。

  • 種を植える人
    No.469056
    [編集/削除]

    柊へ
    気に入ってくれたかい?ネーミングセンスが無いなりに熟考したんだ、気に入ってくれないと…困る。嘘でもそう告げてくれれば僕が空喜びして見せよう、なんてね。
    今日は時間があるんだ…手持ち無沙汰でね
    まぁ、何時もそこそこに暇を持て余して居るんだけど。

    シェイクスピアの作品を是非とも読んで欲しい、押し付けるつもりは無いが名作のロミオとジュリエットも中々だけれど四大悲劇はどれも良い…僕の1番のお気に入りはハムレットだけど、オセローも捨て難いよ。
    柊はものの見方、捉え方、価値観や感じ方がとても感性豊かだね。子供らしさを持つ花が描かれていたね…、確かに彼女の恋は余りにも儚く決して報われるものではなかった、その中にどこか子供らしさを感じさせるのは事実だ。実際子供なのだから当たり前だけれど。
    最後を描写しないからこそ、彼女の死の捉え方は人それぞれ異なるし、どんな風にも考えられる。人の想像力を刺激する。シェイクスピアのそういう所が僕は好きだな。ミレーの描くオフィーリア以外も、どれも素敵だしね。調べてみて色々見て考えさせられたよ。

  • No.469109
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    これでも俺は好みにはうるさいんだ、気に入らないものを自ら選び取ることはしないと決めている。嘘ではなく本心でも空喜びされてしまうのならば少し悲しくはあるけれど。
    俺も今日は時間があってね、こうして君とお話しできるのは嬉しい限りだよ。

    『ハムレット』と『ロミオとジュリエット』は読破したんだ、『オセロー』や他の作品にはまだ手が付けられていないな。また時間を見つけてじっくり読むことにするよ。
    そうだろうか、その豊かさは自分ではあまりよく分からないな。パンジーの『物思い』『叶わぬ恋』が正にそれなのだろうね。こうして新しく発見するものがあるとわくわくするが、同時に色々と考えすぎてしまいそうになるから危ないな。
    読者の想像力に委ねられたからこそ、多くの画家にモチーフとして選ばれ数多の作品が生まれたんだろうね。

  • 種を植える人
    No.469239
    [編集/削除]

    柊へ
    好みに煩い君が選んで受け取ってくれている事実に僕はまた頬が緩みそうだ。僕を喜ばせるのが上手だね?策士だなぁ、なんて。
    柊とは時間が合えば部屋でも話してみたりしたいものだ…と思ったりもするけど、なに、今に不満があるわけじゃない。今のは聞き流してくれて構わないよ。

    じゃあ、次はオセロー、リア王、マクベスだね。どれも良いよ、なんて言ったって四大悲劇と掲げられる作品だ。悲劇がお好みならばより一層心に響くだろう。僕も、好きだから君もどれかはすきになれるんじゃないかな…。
    僕個人パンジーの花が好きだというのもある。パンジーの花を見たことはあるだろうけど、あの花弁にグラデーションを彩るのが凄く好きだ。どうしてあんな美しく咲く事が出来るのだろう…何色もその花弁に色付かせる様が僕は好きだな、後は…パンジーと言えばあまり香りを楽しめないと言うのも1つ、諸説あるが詰まれない為に匂いが無くなったとかなんとか…、僕こういうのに弱いんだよね。自らの価値を下げ謙虚だと思わないかい?

  • No.469291
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    それを言うならこちらもだろう、出会った当初、敬語交じりだった君がこうやって話をしてくれているんだ。意識的にか無意識かは知らないけれど、親しみを感じてくれているのはとても嬉しい。
    そうだな、今晩は空いているけれど…君の都合が良ければどうだろうか?

    それは楽しみだな。俺は悲劇も喜劇も有名な方に限らず人の文章を読むのは好きだよ。その中でもまるで自分のことのように感じてしまう、そんな引き込まれる心理描写が一段と好みだ。
    そうかい?君の話で今初めてパンジーの香りについて知ったけれど、彼らは他に追随の許すことのない別の価値を自らに見出したのだと感じたよ。
    香りがないということは他に比べ誘われる虫が少ないということだろう?そうなると受粉の確立が下がり、子孫を残しにくくなってしまう。
    そのデメリットがあったとしても、芽吹き育ったその土の上で、色彩豊かなその花弁の美しさを枯れ落ちるその時まで誇らせ、今もなお多くの子を残しまた咲き誇り魅了する。
    俺個人の見解でしかないけれど、そんな美しさと強かさを兼ね備えた花のように思えたかな。

  • 種を植える人
    No.469564
    [編集/削除]

    柊へ
    敬語抜けちゃってるよね、最初は貴方なんて呼んでいた気がする。流石に最初から馴れ馴れしくは出来ないよ、大客相手だしね。
    今夜、良いね。僕の返事が遅くなってしまったせいでもう宵の刻になってしまったけれど、会えるなら是非ともお会いしたい。

    シェイクスピアの劇作はあくまでも劇の台本に過ぎない、小説ではないから心理描写より、自分なりに読み解き様々な捉え方の方に考えを持っていかれるかもしれないね。けれど、世界観に呑み込まれる程綴られる台本は読者を、観客を魅了するだろうね、と僕は思う。
    やっぱり僕は柊の考え方が好きだなぁ、なんて。僕もパンジーは美しく強さを兼ね揃えていると思う。あれは冬の花だから、余計にね。雪中でも綺麗に咲くパンジーを見れたらいいんだけれど、どこかで今年も目にしたい。

  • No.469644
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    大客とは随分と大袈裟だな。俺は眠るのが早いから少ししかお相手できないかもしれないが、ここの名前で部屋を立てておこうか。気が付いたら来てくれたらいい。

    確かに、それこそ舞台上で人物の立ち回りを想像しながら読むのも楽しいのだろうね。
    それは光栄だよ。君が見たいと願うならきっと今年も見られるさ。

  • No.474638
    [編集/削除]

    こんばんは。今日は珍しい花が見えたからここへお裾分けに来たよ。
    吐き出しに近いから宛名は書かないけれど、まぁ、どちらでも良いかな。どちらでも良いよ。

    今日は酷く喉が痛くて苦しくってね、けろっと吐いたら『ゴボウ』の花が出てきたんだ。
    あんなに刺々しているんだ、そりゃあ苦しくて当たり前だ。
    これは夏の花だから季節的にはあっているけれど、少し遅すぎるかもしれないね。
    花言葉は...今回はやめておこうかな、気になるようならしらべておくれ。
    今は、何にもないな。何にもないよ。
    真っ白と言える白もなければ空間と言える空間すら存在しているかもわからないのに、この子を吐き出してからはぽっかりと...何もないんだ。
    疲れているのかもしれないね。
    さて、庭師さんが受け取ってくれるかはわからないけれど、庭の片隅に包んで置いておくとするよ。
    こう言ってはなんだけれど、枯らしてしまった方が良いような気もしてしまうしね。

  • 種を植える人
    No.475740
    [編集/削除]

    柊、僕はこんなに庭を空けて居たんだね。
    ごぼう、僕の花だけの知識の範疇に無かったものだ。ホウセンカと似ているね。
    そもそも、ごぼうの花を初めて見たよ。

    柊は吐き出して、楽になれたのかい?それとも、まだ、引き摺るのかい?何も無いなんてそんな怖い言葉を吐き出すのは辞めなよ。
    言葉にしてしまうと、それは言霊になってしまう。僕で良ければ君の話を聞くよ、ううん、むしろ君の紡ぐ言葉の音を聞かせて欲しい。こう言えば、君は僕に話しやすいんじゃないかな?なんて、言いたくない言葉を無理には吐かせたくないけれど

  • 種を植える人
    No.475743
    [編集/削除]

    あまりにも、あんなに引き摺って辛かったのに、僕自身はあまりにも吹っ切れてしまっていてむしろ、びっくりした

  • 種を植える人
    No.475783
    [編集/削除]

    待ち焦がれる瞬間は割と好きで…なんて文句で書き出そうとしたけれど、待つのが好きなんじゃなくて、僕は君を待つのが好きなんだろうなって。

    君は寝かし付けたりしなくても眠くなれば睡魔にその身を委ねる。
    僕が居るのに目を瞑るなんて勿体ない、なんてらしくもない言葉で引き留めたりもしない。
    寝ている君を起こす手段だって無いわけじゃないけれど、無理に起こしたりもしない。
    僕にとりあえず寝るなんて言って、心のどこかでは朝まで寝るんだろうなって分かっていた。でも、もし目を覚まして真夜中の世界に君が居るなら僕はその横に居たいと、もう一度眠れるまで傍に居たいと思ってしまう。
    そんな夜を結局1人で過ごした訳だけれど、これっぽっちも、嫌な気はしない。

    なんて、君がここを見ませんように。
    僕の心の安寧のきみ、ペチュニアの花を
    なんて言えば…らしくないね。
    花に興味の一切なさそうな君は僕が贈りたいこの花をいっそ枯らしてしまっても良いよ。

  • No.476798
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    あぁ、お帰りと言うべきなのかな。
    野菜で知られる植物の花も中々に綺麗なものが多いよ。花が咲くと食べられなくなってしまうから見たことはないかもしれないけれど、ブロッコリーの花のもっさり感とか、俺は結構好きなんだ。
    花言葉も可愛らしくてね、それを蕾のまま刈り取ってしまうのは勿体無く思ってしまうよ。

    はは、俺の弱音なんて聞いてどうするんだい。
    確かに楽にはなってはいないね、引き摺っていると言われればそうなのかもしれない。
    言っただろう俺は『同化』しやすいんだ。それこそ役を演じ始めてしまえばどちらが本当の自分のものかわからなくなってしまうくらいにはね。
    何もないのが俺ならば、何者にもなれるのが俺だろう?
    まぁ、確かに何者かにはなりたいし、このままじゃ駄目だと思っているからまた難儀なのだけれど。
    今まで生きてきた人生の半分以上を演じることに費やしてしまったものだから、慣れてないだけさ。周りも俺自身も。
    だから大丈夫さ。変な心配をかけてしまったようですまないね。

  • No.477518
    [編集/削除]

    肝心な言葉を言い忘れていたから、追記させてもらうよ。
    庭師さんの優しさにはとても感謝しているんだ。ありがとう。
    言霊か、そうだね。成るべく吐かないようにするよ。

  • 迷い人
    No.477855
    [編集/削除]

    種を植える人へ
    返しの言葉が遅れるなんて気に病まないでください。僕自身、ここへはふらりと迷い込んでくるのですから。こうして言葉が返されるだけで嬉しいです。
    もちろん僕を導く必要などありません。僕の導は最愛のあの人ですから。それから、僕は素敵ではありませんよ。そう見えるのであれば、それはきっと僕の愛しい人のおかげでしょう。
    僕との会話が愉しいかは分かりませんが、幾らでも迷っていいのならば、その言葉に甘えてまた迷いに来ましょう。この庭はふらりと迷い込みたくなる魅力がありますから。

  • 種を植える人
    No.478570
    [編集/削除]

    見なくていいはずのものを視界に入れて勝手に傷付くのお得意芸にしてしまおうかな。流石に自分が阿呆過ぎてびっくりした…
    勝手に期待して、勝手に傷ついて、勝手に泣きそうになって、悔しくて涙を止めたくて。
    止まらないからもういっそこの眼球を抉り出してお説教して庭に埋めたい。
    そうすれば僕は何も見なくて良いし、僕は誰の嫌な所も見えなくて、きっと全ての人をちゃんと好きになれるはず。

  • 種を植える人
    No.478582
    [編集/削除]

    柊へ
    ブロッコリー、その名を聞くだけで眉を顰めてしまった僕を許して欲しい。生憎僕は、緑色の野菜とは相容れないんだ。あ、でも僕は決して食す事は無いだろうから花として咲く野菜を見届けられる。

    ふふ、柊に話す気がないなら良いんだ。ここには好きに吐き出して行ってもらって構わないし、柊なら庭を好きにしたって僕は怒らないよ。庭という名の吐き出し場で、僕はそこに居る人。用がある時だけ話し掛けてもらえれば君の話に喜んで耳を傾けるさ。
    周りの影響を受けやすい君は、何者にでも成れるが故に結局何者にもなれやしない。それは受け売りで一時的に形を得る、所詮仮初であり、二番煎じだから。君自身のものじゃないからね。そんな君が君自身で見つけた何者かに成れるのであればそれが素敵だと僕は感じるし、何者にも成り得ない君だとしても、僕は傍に居るよ、君がここに来る限りはね。

  • 種を植える人
    No.478596
    [編集/削除]

    迷い人の君へ
    ふらりと迷い込む君を拙い言葉で引き留めて種を吐かせようとする僕に、そんな喜ばせるような事を言う君には感心しませんね。
    僕がどのように人を素敵と判断するかもまた僕の思考を読み取ることはきっと難しいでしょうから、どうか咎めないで頂きたい。
    一人の僕が、他者と…庭を訪れてくれる者との会話に興じ無い訳がありません。
    こんな庭に魅力を感じて下さる君が、何時でも迷い込めますように、

  • 種を植える人
    No.478765
    [編集/削除]

    吐き出そうとすると、次々言葉が出そうになるから必死に抑え込む。口を塞いで縫い付けてしまいたい。もう何も僕の口から言葉を吐けなくして欲しい。苦しくても、ボロを零してしまうよりはうんとマシだ

  • No.479168
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    野菜は嫌いかい?けれど、そうか、そんな君は『小さな幸せ』の花を愛でることができるんだね。

    そこなんだ、問題はそこなんだよ。
    『二番煎じ』であり『何者でもない』はずの俺が『何者にでもなれる』はずの俺が、周りを苦しく思うのは何故だ?
    このままでは駄目だと思うのは、何者かになりたいと願うのは、否定されても脅されても蔑まされても諦めきれないこの想いを抱き続けるのはいったい何故だ。
    元々何かしら頑固な芯を持つ基質の人間だと言うのは何となく分かったが、それを自覚しうまく扱えるようになるまで骨が折れる。
    その為には当たり前の様に捨ててきた種と花達に向き合わなきゃならない。都合の悪いものとして蓋をしてきたものに全部。
    それは他人に任すことは出来ないからね。

    これは提案になってしまうのだけれど、俺が好きに吐き出しても良いのに君が好きに吐き出せないのは如何なものかと思ってね。
    もし時間が合うのであれば部屋で君の吐き出しを俺が聞くことはできないだろうか。アンフェアだと思うのならば、俺の柘榴の実についてでも、その他の事でも話そう。
    次々出てくる言葉達を抑えなくても良い、ボロが他に零れることも晒されることも無い。
    ...いや、ただの思い付きのようなものさ。スルーしてくれても構わないよ。

  • 種を植える人
    No.483673
    [編集/削除]

    柊へ
    落ち着いて、何も焦る事じゃないよ。ゆっくり時間をかけて何者に成るかを考えればいいんだ。向き合い見つめ直す時間が必要ならゆっくりそれをすればいい、立ち止まり振り返り過去の過ちを思い返す事の何が悪いんだい?2度、3度と間違いを重ねてしまったとしてもそれは別に悪いことでは無い、と僕は思う。
    変わりたいのであればゆっくり少しづつ変わればいい。急激なる変化はその身を滅ぼしかねないからね。

    …と、柊からのまさかのお誘いに思わず呆気からんとしてしまったよ。ふふ、僕の吐き出しを聞いてくれるのかい?既に花園と化して来ているこの庭に吐き出すには些か穢らしい僕の醜い種の話。君の柘榴も魅力的だ、都合が合えばこの庭で花を横目に些細なお茶会でも、良ければ如何かな?

  • No.484193
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    いや、大丈夫。こういう自問自答が俺にとっての通常で正常なんだ。
    思考を変えるためには、まず意識から、というわけで好みにうるさいというよりうるさく『している』の方が正しいのかもしれないね。
    と、同じ要領で他にも色々と試してはいるけれど、君の言う通り、急激に変えようとしたら脳がストレスでパンクしてしまって...着手から6ヶ月がゆうに経とうとしているよ。
    それでもその間違いを二度と繰り返したくはないと思うんだよ、思ってしまうのさ。
    相手が自分自身にとって大切な存在ならばなおさらね。

    何故だろうね、距離を保ちたいといったのは俺の方だと言うのに...穢らわしいだろうか?醜いだろうか?だとしても、俺は見届けたい。
    美しかろうが醜悪だろうが、種が腐ろうが花が咲こうが、俺はそれが孕んだ感情の最後を見るためにここを訪れたのだから。
    間近で時間が空いているのは、今晩と明日丸1日かな。
    明後日からはちまちまと予定が入ってしまっているから君と都合が合わなければ要相談となるのだろうね。
    真っ赤なローズヒップの茶葉でも手土産に持っていくとするよ。

  • 迷い人
    No.487692
    [編集/削除]

    種を植える人へ
    感心しないと言われるとは。僕は種を吐いていい場所がある事に感謝しているんです。特に僕の種は、行き場のない悲しみや不安が詰まってしまっていますから。
    咎めるなんて、そんなつもりはなかったんです。気に障ってしまったのなら申し訳ありません。ただ最愛の人の存在あってこその、今の僕なので。素敵と称された事が、僕の光である彼への言葉に思えて、それを少し惚気たかっただけなんです。
    きっとここへ訪れる人達はみんな、とても個性あふれる魅力的な言葉を持っているのだと思います。もちろん種も含めて。
    僕は種も言葉も歪さが目立つけれど、迷い込む事で救われている部分もあります。植物に明るくはないので、種に名前を付けるのが不得手なのが何とも言えませんが…。今日も名もない種を置いていきます。

    縋るように流れる涙が、また愛しい貴方の手で拭われるのを信じてる。
    あの温もりが消えてしまった可能性など、そんなものは要らない。
    痛みも苦しさも抱えて、ただひたすらに貴方を待とう。

  • 風狼
    No.487906
    [編集/削除]

    庭の、誰も世話のしないような片隅に。

    俺とお前の関係を表現するならば、なにが一番合うだろうか。
    犬猿の仲、と呼ぶには些か互いを求め過ぎるし、単に友情と形容してもお前は鼻で笑うだろう。
    故に、お前に送る花をとても迷った。
    ニリンソウ、ローダンセ、オドントグロッサム。
    どれも、俺達にとっては綺麗すぎると思った。

    少しだけお前への気持ちを話そう。
    強引で、不安定で、嫌いと言い放っておきながら俺の腕を引っ張る姿は、不思議で仕方がない。
    他人と仲良くする姿を見て満たされると言いつつ、その実独占欲もそれなりにあるお前は器用なんだか不器用なんだか、生きる事に他人よりも苦労をしていることだろう。
    お前の気持ちを理解するには、材料が足りないし、だからといって材料が揃ってもお前を理解するには骨が折れる。
    放っておこうにも、放っておくことができない。
    放っておきたくない、傍に置いておきたい。
    それが、お前への気持ち。

    俺が消えてしまうことに酷く怯える姿は、見る度に可哀想に、と感じる。俺でなければ、身体を震わせることも不安に滲むこともないだろう。
    俺は何故か、お前とのこれからを約束できない。
    無責任に約束をして、それを破った時、お前は今度こそ俺を嫌悪して、軽蔑の眼差しを送り、そしてやがて記憶から俺を消していくだろう。
    だから、この関係が切れることは無い、と言いきれない。最悪の選択肢であっても痕を残したいと考えてしまう。
    この関係が終わることを怖がっているのは、果たしてどちらだろうか。

    選んだ花はアンモビウム。
    俺はまだ選択できない。
    願わくば、その時まで咲きませんように。

  • 種を植える人
    No.489617
    [編集/削除]

    ‪柊へ‬
    ‪やっぱり柊はよく考えているね、自分の事もよく理解している風で凄いと思うよ。たとえそれが言い聞かせている事だとしても、だ。過ちを犯したくない気持ちは痛い程分かる。けれどもしその時は僕と傷の舐め合いでもしようか、なんてね。‬

    ‪柊のお誘いに直ぐに返答出来ずに待たせてしまってごめんよ。僕が忙しくて…、返事も出来ずに申し訳ない。‬
    ‪具体的な日付を挙げるならば4日以降が僕は空いているかな。夜か夕方なら時間を取れると思うよ。どうかな?‬
    ‪素敵な茶葉に見合う菓子を手配しておこう。‬

  • 種を植える人
    No.489698
    [編集/削除]

    迷い人の君へ
    君を責めるつもりは一切なかった。少し言い過ぎてしまったね。ごめんよ、気にしないで好きなだけ好きなように吐き出して言って欲しい。ここはそう言う場、そういう迷える人の庭だからね。
    君の吐く言葉の羅列だって僕からすれば充分魅力的さ。種を置いていってくれてありがとう。素敵なハナミズキの花を庭に植えさせて欲しい。とても、君ように白く綺麗で純粋無垢なこの花をまた見に来て欲しい。

  • 種を植える人
    No.490562
    [編集/削除]

    大地を揺らす風狼のお前へ
    地を揺らし、人々を脅かし、草木を踏み躙る狼であるお前が僕への種を吐くなんて、酷く笑える話だ。
    来てそうそうお前への悪態を付いて良いのならば、お前の物言いに文句を言いたい。
    可笑しい、僕は涙脆くは無いはずなのに、お前の言葉は優しく拙い想いを綴っているだけなのに、どうして胸を締め付けてくるんだ?ほんと、厚かましい獣だ

    そんな事はいいとして、少しだけ僕への気持ちへの言葉を返そう。
    掴み所なんて無くて、お前が不思議がる僕への僅かばかりであろう興味は永遠に尽きる事が無いままで居て欲しい。
    何も取り繕う事なんてしていないこんな僕を足りない頭で必死に理解しようと無限に努めて欲しい。
    変わり者だと言う僕を飽くまでずっと見ていて欲しい、なんて我儘を言えばお前が抱く僕への興味が更にすり減るんじゃないかと不安になる。
    そして文句があるとすれば傍に置いておきたい…なんて素直な気持ちと呈した嘘を平然と吐き捨てて、俺とのこれからを約束しないところ。
    お前の馬鹿みたいな杞憂話に耳を傾けた僕の時間泥棒のお前へと返す言葉は、お前が何をどう思っていたとしても僕はお前を手放すつもりは無い。空白の期間でさえ耐えられなかった苦痛を2度も僕に味合わせるならばその喉元を掻っ切って殺してやる。
    この関係に名前は無いが、期限もない。そう言ったのはお前だろ。お前が終止符を打つというのならば僕はDa Capoを記そう。

    その大きな狼の身体で終わりの恐怖に慄き怯えるお前を、永遠の悲しみに囚われるお前を、横目に僕はほくそ笑むとしよう。

    お前へと手向ける花は竜胆の花。
    僕が一番好きなこの花をお前に、この意味をその足りない頭でよく考えるといい。

  • No.491451
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    まだ理解している『風』であることが残念でなら無いけれどね。
    言い聞かせでも、嘘でも良いのさ。自分が納得して、そうしたいなりたいと思ったなら。それを『本当』のことにして『本物』になれば良いだけだ。
    過ちを繰り返しても、まず最初にすべきはきっと舐め合いではないと思うから。必要ならばそれを終らせた後にお願いしようかな。

    大丈夫さ。謝るようなことじゃないから気にしないでくれ。忙しいのは仕方がない、体調には気を付けてね。
    4日は、そうだな、20時過ぎ辺りからなら行けそうかな、5日から7日にかけては都合がつかない。
    他に候補が必要ならばその日程以外でな
    るべく君に合わせるよ。
    菓子か、それは良い。楽しみにしているよ。

  • 種を植える人
    No.492620
    [編集/削除]

    柊へ
    おはよう、柊。
    君がそう決めれば何だって君の中での本物であり本当になるのは当たり前の事だよ。良いね、そう言う強引な捉え方。嫌いじゃないよ。ふふ、君なら傷の舐め合いを躊躇うと思ったんだけれど…吐き出すだけ吐き出して空っぽになった場所にまた偽りの感情を詰めて、そしたら傷を舐め合おうか。

    柊は気遣いが出来る良い人だ、なんて言えばそんな事ないと言われる未来が見えるから仕方なく口噤むもうかな?
    僕の身体は大丈夫だよ、ありがとう。柊こそ僕の為なんかに無理はしなくていいからね。
    えっと、4日のその時間なら僕も大丈夫だ。20時を少し回ったら会おうか、空けておくよ。
    そうだなぁ…エディブルフラワーって知ってるかい?其れだけを食すのは些か品が欠けるが、花を喰らうのは僕の目に良い光景が広がる気がするなぁ、ふふ
    楽しみにしているね、柊。

  • 種を植える人
    No.492627
    [編集/削除]

    他人の口に、花を押し込めて、押し詰めて、そんな苦しそうに花を喰らい噎せ返る人を見たい…さぞ美しく僕の視界に映える筈だけれど、自覚できる程には悪趣味で、きっと引かれるかもしれないから、そっと、押し留めて…好奇心を抑制しようかな…

  • No.495645
    [編集/削除]

    庭師さんへ。
    こんばんは、庭師さん。
    当たり前なのに、この考えは強引なのかい?可笑しなことを言うんだね。それとも俺の言い方に問題があったのかな?
    偽りの感情なんて埋め込まないさ、寧ろもっとすべきことがあるだろう。そんなことしてまた同じことの繰り返しなのが目に見えている。
    偽りと称した時点で無意味なのさ。埋め込むべきは本物で、その前にすべきは起こった事実の確認とそれに対する反省と対策だ。
    それに必要ならといっただろう?不要にすれば良いだけの話だ。

    すまない、ちょっぴりばたばたしてしまって返信が遅くなってしまったよ。
    エディブルフラワー...へぇ、そんな名前だったのか。和食の装飾とかでたまに使われる食用菊が真っ先に出てきてしまうけれど。押し込められるのは勘弁願いたいな、今日のお茶会は君と話がしたくて誘ったのだから。

  • 種を植える人
    No.495684
    [編集/削除]

    柊、音沙汰が無かったから今日は厳しいのかと思っていたよ。良かった…大丈夫かい?
    き僕との話に君が興じる事が出来れば良いんだけど、とりあえずお部屋でも立てて君をのんびり待っているね。

  • 迷い人
    No.514117
    [編集/削除]

    種を植える人へ
    優しい言葉をありがとうございます。お言葉に甘えて、こうしてまた足を運ばさせていただきました。
    ハナミズキの花をちゃんと見た事が無かったので、この庭にその花が咲いた時はきちんと眺めてみたいですね。叶うならばその景色を、その花の姿を、最愛の人に伝えられる日が来ますように。
    今日は何だかとても胸が苦しくて喉に種が引っ掛かってしまって…。
    零れ落ちた種の欠片だけを置いていきます。

    痛みも苦しさも、愛しい貴方だからこそ。
    今はただ寂しい…。

  • 匿名希望
    No.524164
    [編集/削除]

    ここの方の呟きが好きだったので、どうか上げさせてください。
    素敵な言葉の種と花を、どうかもう少しだけ

  • 種を植える人
    No.528454
    [編集/削除]

    困ったなぁ、この庭をどうするか、悩み果てる。終わらせてしまいたいところなんだけどね…僕の気まぐれで始めた庭だ、気まぐれで終わるもまた、良いだろう

  • 種を植える人
    No.528455
    [編集/削除]

    沢山の種と花と、語らえる人と繋げてくれた庭を僕の手で終わらせてしまいたい。

  • 種を植える人
    No.528460
    [編集/削除]

    少しだけ、少しだけ古き人への種を吐き捨てて自己満足で此処を閉めよう。もう、僕にはあまり赴く理由も無い庭だからね…。
    暇潰しと苦しさで種を植え始めたが、僕は日々退屈しない獣の相手で暇も、胸苦しさも幾分か僅かにほんの少しマシになっているからね。いや、なっていると信じたい、言い聞かせの言葉だけれど。

  • 種を植える人
    No.528466
    [編集/削除]

    始まりの彼らへ、
    僕がここで最初に踏み込んだ2人へ
    眠れない夜にふらりと立ち寄ったのが最初の始まりだった。たまたま部屋に居た緑と橙の彼らは僕を魅力するには充分すぎる人だった。何気ない会話を交わすのが楽しかった僕は、宵っ張りな彼らに会いたくて、わざわざ夜中の3時にアラームをかけて、起きて部屋を訪れてそれでも1番に寝ては毎夜2人に見送られていた気がする。夜起きてられないのが当時の僕はちょっぴり寂しくて、2人の後を追うのに必死だった気がする。優しい緑は包容力があって、素っ気ない橙は僕を不器用に愛でてくれた。
    彼らとの夜の時間は楽しかったけれど、いつから何がきっかけで会わなくなったんだっけ…もう思い出せない。橙が居なくなって、緑とは昼間も暫く別所で連絡を送りあっていたけれど、それもなんで途絶えたかもう思い出せない。何も詳しく思い出せない。思い出せないのか、思い出したくないのか、覚えていないのか、それすらも分からない。

    ここでの僕を作り上げた2人へ、どうか夜はしっかり寝ていて欲しい。
    エーデルワイスよ、密やかに永遠に…

    流石に健気過ぎて、恥ずかしくなるのが辛い所だ。

  • 迷い人
    No.528467
    [編集/削除]

    種を植える人へ
    貴方が始めた庭なのですから、貴方に不必要になったのならば閉じるのはきっと自然の流れでしょう。
    ここへ迷い込んだ僕からは、せめて感謝の言葉を…。
    ほんの一時ですが、種を吐き出す事で気が楽になっていたと思います。ただの他人が種を吐き出す事を受け入れていただき、本当にありがとうございました。貴方の未来に希望が咲きますように。

  • 種を植える人
    No.528469
    [編集/削除]

    シュウメイギクの彼へ
    君と出会ったのは春だったと言う事だけを覚えている。君と出会った春から、約束した2度目の春を一緒に迎える事が出来なかったこと、約束を守れなかったこと、君はどうかこの約束を約束ごと忘れていて欲しい。…なんて、無理話かもしれないね。
    君は取り柄なんて何一つない僕をやけに気に入ってくれて、良くしてくれていたから、僕は君を気にかける様に、君の前に姿をよく現していた気がする。
    君が僕へと向ける想いと、僕が君へ向ける思いには明確な違いがあったが、ある時酷く傷付いていた君に僕は、情けをかけるようにその違いを有耶無耶に誤魔化して君の望むように思いを書換えて、一緒に居る、と告げた気がする。
    暫くして僕は誤魔化した偽りの感情を誤魔化しきれなくなって、でも、最初から僕らに本物は無かったんだよって今なら告げられる。
    僕の人間性が君を傷つけてしまったかもしれない、どうか僕を許して欲しい。許されなくても僕はこの罪を背負いはしない程のものだから気にしないのだけれど、君はそんな僕を笑顔で殺しそうだから、1度ぐらいなら殺されてもいいかな、なんて。

    紅い花弁を纏う菊を渡してくれた君に、白い菊だと嘘を付いて秋冥菊を突き返す、

    白く咲き誇るシュウメイギクは白く気高いキクに憧れてはいけないもの。なんていったって、名ばかりのシュウメイギクはキクでは無いのだから。

  • 種を植える人
    No.528471
    [編集/削除]

    迷い人のきみへ
    随分と夜更かしだね。驚いたよ。
    ここに赴いて、足を運んでくれてありがとう。
    感謝の意を述べたいのは僕の方だ。また、機会があれば僕は種を植えるかもしれないし、花を眺めるかもしれないし、その香りを嗜むかもしれない。
    ありがとう、僕の庭を少しでも気に入ってくれて、その事実だけで僕は嬉しいよ

  • 種を植える人
    No.528476
    [編集/削除]

    花を送りたい古き人は多いけれど、ちょっと、あれだ、僕は、言葉を紡ぐのも綴るのも苦手な上に、何せ時間も時間だから頭も回らない。けれど今でないと、僕は何も言えない気がする。からもう少し無理をしよう、

    シロタエギクの種
    出会いは僕からだったかのを覚えている。
    何となくその気なしに近付いて、優しい言葉をぽつぽつと吐いてみせて、そっと寄り添ってみたりした。
    不安定で不確かで何時でも危うく、崩れ落ちそうで、壊れそうで、脆くて儚い君をただひたすらに支えていた。
    手を差し伸べ、言葉を沢山贈って、時には嫌々ながらも貴方が望むならと戯れた。

    いつまでこれが続くのか僕は、僕の中で1人ずっと考えていた。不明確なよく分からない関係と、名前を付け難い難しい僕と貴方の間柄。
    飽くまで居ようと思った。それまでは支えようと、今思えば僕は必要とされる事実に酔いしれていたいだけだったのかもしれない。

    気まぐれに手を伸ばし、そして唐突に突き放してしまった。理由も意味も無かった、ただ飽きた。それだけだった。こんな僕を許さなくていいから、僕との幻想の時間は一時のものだと思って忘れてください。

    けれど、あの時の僕は貴方だけに必死でした。

  • 種を植える人
    No.528479
    [編集/削除]

    思い出の種を記憶の奥底の地中から掘り起こす時、どうしてこぞって悲しいものばかりが出てくるのだろう。
    僕は、辛い思いばかりしてきた訳では無いのに、この機会に上手く乗って種にしようと思うのはそんなものばかりだ。
    そんな後悔を懺悔を、わざわざ掻き集めて寄せ集めて植えている僕は、自ら墓穴を掘って居る様にしか見えないが…ここで吐き出してこの思い出達とはきっぱり別れてこれきりにしてしまいたい。
    ここはそういう庭だった、いや、そういうことにしよう。
    捨てたいものだけを吐き捨てて、辛くても残しておきたいものは胸の内に秘めておこう。

    だから、最後にどうしても吐き捨ててもう僕の中には残したくない花の種を吐くことにしよう

  • 迷い人
    No.528487
    [編集/削除]

    種を植える人へ
    愛しい人へ思いを馳せていたら、こんな時間になっていたのです。
    さて、先程の言葉を最後のつもりで綴ったのですが…。貴方の言葉をうけて少しばかりの付け足しを。
    いつかまた機会があれば、その時は僕もまたふらりと迷い込むかもしれません。そのいつかが訪れるまで、僕はこの庭をあとにして愛しい光を思う旅に戻ります。
    それではまたいつか。

  • 種を植える人
    No.528488
    [編集/削除]

    夾竹桃

    僕の見る世界を変えた変革君
    僕に居場所をくれた創造の君
    僕を永遠に捕え続ける強欲の君

    ふらふらと揺蕩う蝶をこの手にしたくて
    そっと手を伸ばし踵を地から離す
    両手で包み込むその蝶を手の隙間から覗き込む
    酷く綺麗で嫌隷な蝶を
    逃したく無いからその手を強く握る
    残るのは美しかった蝶の捥げた羽根
    けれど僕は満足だった
    もう美しい君は誰の視界の中でも綺麗で居ないならそれで良いと思った

    君は僕を上手く誘惑し、僕は君にどこまでも陶酔していた。僕に吐く愛は本物だと、1番だと何度も告げられた。僕は素直に受け取り、そしてその倍を返した。そして今も僕を大切だと告げ、僕は同じ言葉を返し続ける

    あれから何年が過ぎただろうか…
    僕はいつまで、どこまで君に囚われるのだろう、僕はあとどれぐらいの年月が経てば君の呪縛から離れられるのだろう、君の面影を探さなくて済むのだろう、君が居なくても生きていけるのだろう、

    あの時、僕の手からするりと抜け出す蝶は、羽根など捥げては居らず、今も綺麗に他人の視界の中で舞い続ける

    今も、明日も、明後日も…
    僕の視界の端で永遠にその姿をちらつかせ呪いの様な毒性の強い言葉と態度で僕をつかまえるんだろう。

    幾許も君を見詰めてしまう僕
    羽根を捥がれた羽蟲は一体どっちなんだろうな
    僕ばかり君に溺れていて、僕馬鹿り君の毒に犯される
    いっそのこと その毒で 早く楽にして欲しい

※記事を編集・削除するためのパスワード