この物語は、とある国のとある二人のドロリとした恋の物語…
森深くの大きな館に住む一人の貴族はとても優しい心を持った人でした、誰に対しても優しく平等に接していました。でも、貴族である彼は昔から『スラム街出身の方々は汚らしいため近寄るな』と教えられていたので心のどこかでこの者たちを見下していました。
治安の悪い街に住む一人の平民は貴族が大嫌いでした、沢山の貴族たちの家に行っては高価なものを盗んだり暴行をしたりと貴族らを嫌悪していました。
そんな二人がある日ばったり出会ってしまう、ここから先の物語はその二人によって構成されていく………