蘭へ
ごめん。鈴蘭の花を見る度に思う。一時の感情に流されて吐き捨てた暴言の数々、そして、騙し続けた己の罪に押し潰されそうになる自分を見て哀れに思う。何がしたかったのか分からない。でも、失って気づく寂しさと本気の想いに笑いが止まらない。自分は一体何をしているのか、自分でも分からない。アホらしい。ただ、君の人生を切り崩してしまったことを後悔する。自分なんかにさえ、会わなければ傷つくことなんてなかっただろうに…本当にすまない。緋はもう一つの端末を駆使して作り上げた自分で、役場になんか就職していないただの高校生に君はボロクソに否定されたんだよ。滑稽だろ?バカバカしいだろ?言葉にどれだけの力があるのかも知らずに自己中心的に自分の価値観を押し付けた言葉をぶつけてスッキリなんてほんとにガキだよなw…どうかそんな言葉に左右されずに強く生きてください。一つも貴方には当てはまらない言葉でしかない。自分みたいなくだらない人間なんかの言葉に一喜一憂せずに自信を持ってください。自分を表現することに恐怖を感じないでください。貴方はとても素敵で、優しく、美しい人です。今更だけどもやっぱり貴方への愛は本物だったよ。失って嘘だと思っていた愛が本物だと気づく愚かな自分を嘲笑う反面本当に幸せだったと強く思ってる。楽しかったのも事実だから。貴方と共有できた時間は心の底から幸せでした。ふと、まだ続けられていたらどうだったのかなとか考えたりとかする自分に嫌気がさしたけれども、それも引っ括めて本気で好きだったんだなぁって…ありがとう。まぁ、単なる戯言にしかならないけどなw
どうか、幸せに生きていることを心より願っています。