デュラララチャット(仮)BL掲示板

1月24日 金曜日
初めは見ているだけで十分だった。
でももう見ているだけじゃこの気持ちは収まりそうもない、今すぐに彼を自分のものにしたくて仕方がない。
…然し焦りは禁物だ、焦って今までの我慢を無駄にするなんてことは決してあってはならない。

1月25日 土曜日
俺は偶然を装って彼の部屋の隣に引っ越すことに決めた。俺たちを隔てるのは壁一枚、考えただけで勃起してしまう。この壁の向こうで彼が、…
この壁のどこに穴を開ければ、彼の生活を画面越しではなく、この目で見ることができるんだろう。まあ、穴については録音した彼のご機嫌な鼻歌でも聞きながらじっくり考えよう。
まずは引越しの挨拶に向かおう、今までで1番近い距離まで近付く事なる。冷静に対応しなくては

1月26日 日曜日 🐸🍪
彼と接触することに成功した。粗品は俺の髪の毛を繊維として一緒に編み込んで貰った特注品のタオルと、俺の使っているものと同じ洗剤。これで暫く彼と俺は同じ匂いがするだろう。
間近でみる彼は凄く綺麗だった。俺と違い不純な動機等一切ない眼差しには特に興奮を煽られた。それと…喋る度に動く喉仏、ああ…噛みちぎってしまいたい。どんな声で啼くんだろう。
茶菓子を用意し、俺を心からもてなす彼に「自分がお前の恋人を殺した」と告げたらどうなるんだろう、泣く、怒る、悲しむ、笑う、絶望する……いずれにせよきっと綺麗に違いない。
いつか全て吐き出したい、彼を滅茶苦茶に汚したい。

彼は僕の (ここで鉛筆の芯が折れている)

1月27日 月曜日 🍪 🗝
募る好意をはじめて彼に打ち明けた。
………反応はあまり芳しいものではなかった。
然し彼を手元に置いておくことには成功した、後は社会から切り離してしまえば良いだけだ
どうやら彼の愛の概念は「時間」が大きく関わっているらしい。密度ではない、
腹立たしいことに唯一時間だけはあれに負けている。つくづくあれを始末して正解だったと思う
苛立ちから植木鉢をめちゃくちゃにしてしまった。片付けは明日に回そう。
明日はあれの肉で大好きなハンバーグを作ろう。きっと挽いてしまえば分からない。

1月28日 火曜日
己の欲深さに気付かされる瞬間が堪らなく苦しい。
確かに昨日までは彼を手元に置けただけで十分だと思っていた。本当に、心から満足していた
今日になって突然、あれの名前を出さなければ「愛している」の一言すら彼から貰えない事に焦りやら苛立ちやら哀しみやら、何だかよく分からない感情に支配されてとてつもなく虚しくなった。疲れた
彼の心が欲しい、心が欲しい心が欲しい心が欲しい心が欲しい心が欲しい心が欲しい
今はそれだけだ。
心を手に入れたら次は何が欲しくなるだろう
ハンバーグは作れずじまいだ

1月31日 金曜日
綺麗に咲きました