デュラララチャット(仮)BL掲示板

言語化し難い、出来ないようなイメージを投下して誰かの頭を引っ掻き回したいスレ。
所謂創作の括りに入りそうな気もするけど、たまーにちょっとアレな妄想も含まれていたりいなかったりするのでこっち。
利用はご自由に。

暖房の効き過ぎた部屋ってどうにも苦手で、頭の芯まで温もるから思考が曖昧になりがち。そしたら体の輪郭が無くなってくみたいな気分になる。皮膚の表面から気化していく感じ。何かが。何がかはよくわからん。

暖か過ぎて欠伸が止まらない。滲んだ涙も相まって目ん玉蕩け落ちそう。フライパンで受け止めたらぺしゃんこに潰れて目玉焼きになるんだ。

諦めが溶けていく水蒸気に電車はベルを鳴らします
見たことはありますか？
枯れ尾花を見に赴くのが性分で
妖怪に相対して挨拶する阿呆もなかなかいない
見て見ぬ振りは疲れるでしょう
何にもどこにもなければいいでしょう
4つめの次元を羽毛布団に

木琴音を運ぶチェスは楽しいでしょう
互いに了解しているなら悪くない
雲もない
蜃気楼には何もない
明朗たる空に浮かんでは消えたって電子も残る
猿を殺せば何もない

人形劇に食い疲れて足も無くした虚ろ眼では
最果ても見えようまい、途方に暮れていようか
貴方は何処で見ているのか
硝子の瓶を穴へと放り投げて鉄パイプで殴った時の
あの感覚は快感だったのだろう

冷えた夜
平方の窓、曇り硝子のその向こう
刈り入れた芝の不均等
畸形を育む
分解される蛋白質
宇宙のその果て

粘膜 体液 摩擦
体温の上昇
発汗
心臓の鼓動
シナプスの通電
快楽物質の分泌
夜と朝
コーヒーの味

煙を辿る
もういい
太陽は中天に立つ
繰り返し
擦り切れたスニーカー
使い古した感情の滓
夕焼けの化石

海はいつも心の中にある
四つ目の音と濡れたアスファルト
波の音がするラジオ
煙草の燃える音
大嫌い
魚が膨れて死ぬ声
海はいつもお前だけを殺している

被疑者は魚を食べましたか？
いいえ
被疑者は映画館の後方に座りますか？
はい
被疑者は窓の鍵を掛けますか？
いいえ
被疑者はそこにいますか？
はい

臓器の色
気圧に揺られる
大気の組成
可視光線の傾き
行かない部屋

音楽と呼ぶすべての"曲"がひとつひとつの音が集まって出来るように 感情もひとつひとつの要素が集まってできるもので ひとつとして"同じもの"は無いから だから ｢ワルツ｣｢タンゴ｣なんていうものと同じように｢嬉しい｣｢楽しい｣もあって それは単に区分や種類であって、曲名でも あなたの感情そのものでもないということ 死ぬことの意味にも同じことが言えるということ、それを受け入れるというちいさな覚悟

花崗石は湿った土の中
型番違いの設計図
楽しい夢だけ見てほしい
俺の手で殺したい

寝ずの暁を、深夜に入れた冷めてしまったホットコーヒーを片手に、錆びた螺旋階段の途中にしゃがみこんで、流れる雲をみて、たまに手を繋いで戯れあって、ああだのこうだのと話をして、人一人居ないこの街を、無機物に流れていく視界の中の映像を、吹きもしない煙草の煙越しに眺めて、ああ、そこにお前が入ればどんなによかったかと目を伏せる午前四時。

煙草の匂いが染みついた部屋
何も言わずに見送る背中
髪の毛先の揺れ方に色が散れば落ちる星
蝶番い
麦茶は零したままで構わない

死んだ雛鳥の喪主は毛虫
蛹の中から声がする
腐敗した虫の息から染み出す粘液
彼も死んだ
蛆の湧いた死体に掛かる弔辞は太陽光
どうかお元気で
ポップコーンと見る映画