雑談用に建ててみた。
鍵はどうしようかと思ったんだが、今はまだ付けないって事で。
鍵については、また時間のある時に話し合いたいと思ってる。
気軽に遊びに来てくれたら嬉しい、かな。
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雑談用に建ててみた。
鍵はどうしようかと思ったんだが、今はまだ付けないって事で。
鍵については、また時間のある時に話し合いたいと思ってる。
気軽に遊びに来てくれたら嬉しい、かな。
鍛錬終わりに寄ってみた。
毒されてちゃ悪いかよ。俺は元々この世界に生まれてきたんでね。
ん、やっぱ駄目かな。若気の至りって一言で済ませられるなら楽なんだけど……うーん、そういうことにしてくれた方がいいのかな。
あんたはそういう奴だって俺も知ってるけどさあ……。まあ、いい雰囲気にっていうのは撤回するよ。あんまり期待してない。
白状すれば、労わりたいっていうのはちょっと違うかも知れない。
うん、とりあえずあんたの許容範囲が知りたい。膝枕はしてもいいか?勿論、俺の膝にアーチャーの頭を乗せる事になる訳だけど。
心配してくれてるのか?うん、いつもはもう少し早くに寝てるんだけど、なんでか寝付けなくてさ。鍛錬してたらいつのまにかあんな時間になってた。
別に、若気の至りだよ。ほかになんもねえから、気にすんなばか。
それに、期待なんてしてないんだからな、全然、これっぽっちもしてないんだからな。
膝枕はしていいんだな!よし、じゃあそのまま来てくれていいぞ。
(背を向けた相手に向き直り正座し、肩を掴み己の方へ倒そうと引き寄せ
…誰が貴様の心配などするか。いいか、貴様が倒れれば他者に与える影響を考えて動け。自己管理位は出来るようになっておけ未熟者。
何故馬鹿などと言われねばならん。若気の至りを理由に動く貴様の方が余程だろう。
私でも理解出来る程の言だな。期待していない人間はそうは言わんだろうよ。
…膝枕の何がそれ程いいというんだ(こちらの身を相手に預けんとする力に抗わず、そのまま頭を相手の膝に委ねてみる)…肉が足らん。もっと鍛えぬいて太くしてみせろ(最初に飛び出るはやはり嫌味たっぷりの小言だった)
はいはい未熟者ですよ、俺は。自己管理ぐらいはできてるから大丈夫だ、迷惑なんてかけない。
俺がばかならお前だってばかだろ、エミヤシロウの癖に、気にすんなって言ってるんだから気にすんなよな。
なんだよ、最初から期待してるなんて言っちまっていいのかよ。本当に期待なんてしてないし。もししてたとしても、そんなこと言える訳ないだろ。(ぶすっと頰を膨らませ、顔を背け拗ねたように返し
俺これでも鍛えてる方なんだけど。あんたが筋肉付きすぎなんだよ。それに、俺だってこれから太くなるんだからな。……もっと筋肉ついた足なら喜ぶのか、あんた。(腹いせに、膝に乗った相手の髪をぐしゃぐしゃに撫で回し小さく呟く
返事は一度だ。自己管理は出来ていると言っておきながら起きた時間を考えるに出来ているとは言い難いのではないか?
その言い方だと自分の馬鹿は認めている事になるがね。反撃の言葉としてはあまりに幼い。その期待についての反応も含めてな(頬まで膨らませて背いたその反応は子供そのものに映り、苦笑を零せば肩を竦めた)
同年代に比べればそうかもしれんな。…ああ、逞しくなってみせろ。私を越える勢いでな…。…ふむ、どうだろうな。ただ一言に筋肉といっても上質なものでなければ柔らかさを保てずに固くなってしまう。やみくもに鍛えた所で…(小言を並べていくが、撫で回されていった頭髪が乱れるような接触と呟きに言葉を一旦止めた)…何がしたいんだ貴様は
はーい。全く、お前は俺のお母さんかよ。いやお母さんってよくわからないけどさ……。1日ぐらいいいだろ、今までは問題なかったし、今日偶然起きるのが遅くなっただけなんだから。
う、幼くて悪かったな!俺はあんたと違って捻くれてないんだから、仕方ないだろ、年齢だってまだ子供なんだから!
(眉間にしわを寄せ、膝に乗った相手の頰を軽くぺちぺちと叩き
ああ、いつかお前よりでっかくなってやるから、首洗って待ってろよな。
(自信ありげにそう言い放ち、乱した相手の髪を整え
何がしたい……か。なんだろう、俺は何がしたいんだ?アーチャーはなんだと思う?
(悩むように唸った後、相手に問いを持ちかけ
返事を伸ばすな。この位で母が語れたものか。それが積み重ならないように注意する事だ。気の緩みに繋がりかねん。
…分かったから少し落ち着け。幼さに拍車がかかっているように見えるぞ(接触もあって顔をしかめ、その手をどかしてやる)
私よりも?…っふ、なれるものならなってみせろ(整えを大人しく任せて両目を伏せた)
自分がしたい事を他者に尋ねるな…。どういったものかも分からない上で判断が下せるわけがないだろう。貴様も膝枕をされてみるか?(冗談混じりに告げては自身の腿を眺め)
はい!……これでいいか?まあ確かに、口うるさく注意するだけが母親ではないわな。アーチャーには愛がないから。
大丈夫だって、今日はいつもの時間に起きたから。
その余裕ぶってるとこがむかつく!俺だって、相手があんたでさえなけりゃもっと年上の威厳ってものをだな、ああいや、やめておく。叩いて悪かったよ
(相手の嫌そうな顔を見て、心底不機嫌そうに一言謝る
身長だってすぐに追い越してやるんだからな。……喜べアーチャー、遠坂とお揃いだぞ。くっ……
(ふふんと得意げに笑い、相手が目を閉じたのをいいことに前髪に勝手に分け目を作れば笑いを堪え
正直本当によくわからないんだよなあ、なんとなく何かしたいって思ったんだよ。お前相手に隠したって無駄なのわかってるから言うけど、最初に言った甘やかしたい、ついでにいい雰囲気にーとかなんとかってのは割と本心だから、そう言うことなのかもしれないけど。
っいいのかアーチャー⁉︎ああ、本気で嫌ならいいんだけど、嫌だろうけど、あんたの膝枕には興味があるっていうか、本当、嫌ならいいんだけどな!
(驚いたような表情を見せるが嬉しそうな目をし、言い訳をするように早口にそう言い
ああ、それでいい。む?愛情を待って接して欲しいとでも言うつもりか?
ならばいいが、生活の乱れは心身のバランスを崩す。油断はするなよ。
威厳とやらは微塵も感じないがな。…謝罪するつもりなら表情にも気を遣え(ため息零しながら相手の額を指で突き)
…やはり子供か貴様(笑みまで零して悪戯紛いの事をした男に呆れた様子見せ)
甘えさせたい、いい雰囲気か…だが一方的というのは性に合わん。
貴様の言う雰囲気とはまた異なるかましれんが…この場でくらいいいだろう(驚きと嬉しさに満ちた相手に表情若干和らげては上体起こしていき、頭髪整えていった)
そんなこと言わないし、思わない。ばか言うな。
油断なんてしない。いつまでも寝てたら、どっかの赤い服着たお兄さんに寝首をかかれかねないしな。
ほら、桜とかイリヤとか、後輩や妹の前ではちゃんとしてるんだからな。それに年上の前で年上ぶるなんて無理だろ?……ごめんってば。
(指で突かれたことに少し眉を顰め
遠坂とお揃いならちょっとは喜ぶと思ったんだけど、やっぱだめか。
(子供と言われたことはあまり気にしていないように返し
……ぅえ、あ、えっと?いいのか、その、膝枕とか、甘やかすのとか……
(相手の表情の変化に呆け、おどおどと訊ね
だろうな。言われたらどう対処すべきか困り果てた所だ。
そうだな、日頃の油断とたるみ、そんな姿を晒し続ければどうなるか分かるまいよ?
ちゃんと、か。その分の油断につながってい日頃の振る舞いの反動という事か?…何に対しての謝罪かきちんと理解しているのか怪しいものだな。…凛と揃いと言われて貴様は嬉しいのか(呆れた視線は絶えず相手に注がれ)
多少は許容量を大きくせねばこの場には足を運べん。…物好きだとは思うがな(正座となれば身体の筋肉と硬さを解きほぐしていくように力を抜けば自分の腿へと手を添えた)
言われて困るようなこと言うなよなあ。
(可笑しそうに肩を揺らして笑い
うん、大丈夫だよ。俺たるんでなんかないからな。
反動……そんな感じだな。
叩いてごめんなさいって言ってるんだよ、痛くはないと思うけどさ。
(眉を下げ少しうつむき、目を逸らしながら
んー、俺は別に……。けどアーチャーなら本当に喜ぶと思ったんだよ。
……なんか、すごく、ちょっとだけ、嬉しい気がしないことも、ない。んと、膝を、お借りしてもよろしいでしょうか
(嬉しそうに顔を綻ばせるが、緊張で言葉遣いがおかしくなり
困るだけで出来んとは言っていない(ふんと鼻を鳴らし)
ではしっかりした所を見せていってもらおうか。
そう思うならこちらを見たらどうだ(相手の顎に手を添えこちらに視線を向かせんと)
喜べるわけがないだろう…貴様の感性はどうなっているんだ。
…ふぅ、膝枕一つで何を言っているのか。構わんからそう言っている(相手の言葉使い、浮かべた反応に苦笑した)
ほら困るんだから……って、えっと?何言ってるんだよ、お前?
(鼻を鳴らした相手に訝しむような目線を送り
おう、頑張る。
……っな、ばっ!い、意地でも見ないからな!
(驚き顔を赤くして、ぎゅうと目を瞑る
うん、俺も今気づいた。前髪ぐらいで喜ぶ訳ないよな。というかお前は服の色が遠坂とお揃いだもんな、今更お揃いではしゃぎはしないか。
(考えるような仕草で
そう、だな。じゃあ、お言葉に甘えます
(相手に背を向け、膝に頭を預けようと傾いていく
事実を語ったまでだが?(小馬鹿にしたような鼻を鳴らした表情は変わらず)
何故そこまで意固地になるのか…(顔まで赤くした相手に疑問を抱きながら触れた手を下ろしてやった)
…そもそもその認識がおかしいのだと何故気付かん。礼装が赤い事と凛の色はそれ程大きく関わっているわけでは、…ない(要因の一つになっている事は否めないが、それが全てではない事もあって否定しがちに)
ああ、苦情は受け付けんからな(男の膝枕に良さを語れたものではないだろうが、せめて少しでも多く力を抜いて筋肉の弾力意識していかねばまともに休めたものではないだろうと解す事への意識は怠らず)
事実ったって、いや無理だろ、流石に。その顔すごくムカつく。
(むうと睨みあげて
……お前がばかだからだ、このばか
(拗ねた子供のような口調で言い、ふいと顔を背け
その言い方だと少しは関わってるんだろ?別に否定することでもないと思うんだけど。
(疑問を覚えこてんと首を傾げ
今思ったんだけどさ、そもそも膝枕を経験したことないからアーチャーの膝がいい膝なのかよくない膝なのかわかんないんだよな。
(そうは言いながらも頭に敷いている相手の膝に少々表情を緩ませ
無理な発言をするつもりはないがね。こんな事でそのような膨れ面になるとはな…(やれやれだと肩を竦め)
…典型的な子供の返しか
(大きなため息をこぼして顔を片手で覆った)
別に構わんだろう。赤はオレにとって縁がある色というだけの事(首を傾げる相手に顔を背け)
いい膝かどうかの判断ではなく、自分が良いと思うかだけで判断すればいいだろう。その様子だと悪くはないんだろうがな(相手の頭髪を気紛れにといてみようか)
いやまあ、出来る出来ないは問題ではないか。(軽くため息を吐いて
……なんだよ子供じゃ悪いかよ。
(眉間にきつく皺を寄せながら呟き
お前な、俺に見たらどうだとか言うならお前だってちゃんと見たらどうなんだよ。
(身を乗り出し相手の頰を両手で掴み無理にでもこちらを向かせようと
ならこれはすごくいい膝だな。……お前な、そういうのがばかだって言ってるんだぞ
(気持ち良さげに目を閉じ、己の髪を梳かす相手の手に気づき
何がそこまで気にかかっているんだ?
悪いとは言わんが、あまりに幼いとこちらも対応を考えねばな、という話だ(眉間に刻まれたその皺を一度指で突いた)
…驚いたな。まさか貴様がここまで動けるとは(完全に予想外だったと言わんばかりに目を丸くした)
そうか、伊達に鍛えてはいないからな私も(得意げに目を伏せてはみたが)…何故ここで馬鹿にされねばならん(全くもって不本意だと言った不満が乗った表情で見下ろしながら動きを止めた)
別に何も。
さっきもおでこ突かれたぞ、今度は眉間か!
……俺が幼児だとどういう対応取るんだよ
(眉の間を手で押さえながらも、やはり気になり
俺見縊られてたのか?なんでさ。
(よくわからないままで掴んだ頰を軽くひっぱり
あんたの努力は見習わないとなあ。……ここでなんでかわかんないならやっぱりばかだぞ
(不満げに見下ろしてくる視線に目を開けては
貴様があまりに顔を顰めるものでな。
そうだな、幼児相手ならば幼児らしく対応するまでだ(男としてではなく子供として見るというだけの事と射抜くような視線で)
貴様のこれまでの反応や言動を思えばな…(引っ張られていけば流石に遮るようにその手をどかしてやる)
見習うのではなく貴様は模索を続ける事だな。…貴様にバカ呼ばわりされてしまうとはやはり私もまだまだ未熟か…(遠回しに相手をバカにしながら皮肉たっぷりに)
到底事実とは思えなかっただけだよ。
う……ぐぅ……
(既に子供だと発言しているため子供じゃないと否定できず頭を抱え
……が、ガキ扱いは嫌だ。
(相手と視線を交え一言だけ返し
ガキだって言いたいのかよ。成人してないし確かに子供だけど、俺ちゃんと高校生だぞ。
(ぱっと手を離し引き退る
模索か。それなら大丈夫だな、俺お前ばっかり見てるもん。あんたの道だってすぐに追い越してやるんだから待ってろよな。
む、いや、…………っ!そ、そうだぞ、お前だって俺と同じ未熟者なんだから……
(睨みつけようにも、幼児扱いされる訳にいかないため相手を見ないようしっかりと目を閉じ
わざわざ嘘は言わんよ。
そうか。だがそういう事じゃないのは分かっているだろう?立ち振る舞いがどう出るかで変わってくるという話だ。例え10代に満たない者でも精神や振る舞い次第では少女ではなくレディとして扱う、そういった類だ(皮肉込められた言葉を片目を伏せて告げた)
その勢いで私とは道を違え、立派になってほしいものではあるがね。
自分が未熟者だと自覚できるのはまだいいのかもな(目を閉じた相手の頬を一度宥めるように撫でた)
そっか。まあ無駄だしな。
わかる、けどさあ。だったら俺何やっても駄目じゃん、何言っても何やっても幼いって言いそうだしお前。
(嫌味っぽくキザったらしい仕草に目を細め
ああ、頑張るよ。
ん、う……お前な、そういうこと軽率にするから、ばか呼ばわりされるんだぞ、ばか
(撫でてきた相手の手に頰を擦り寄せようとし、思い留まり
そんな事はないがね。評価すべき点は評価する。貴様が見せる態度次第で異なってくるさ(軽く微笑を零すも一瞬で両目伏せ)
…貴様は周りを見る事を忘れん事だ。
分からん男だな。馬鹿にされるような行動をとった覚えはないが?(頬に緩く数度接触させ、その手を下せば首を傾げ)
そうか?じゃあ頑張る。うん。
(一瞬見えた微笑につられて己も少々口角を上げ
なんだかんだ言って忠告とかしてくれるし、ちょっとは優しいとこあるよな、あんた。
わ、分からん男はどっちだよ、もう
(数回頰に触れた感触に顔を赤らめ、薄く目を開けて相手を見上げる
ああ、貴様の見せる姿次第で対応は考えよう(口角を上げて頑張らんとする様は多少なりとも強さを増したように感じた)
ふん、優しさなど貴様相手に見せるものか。ただ見ていられんという…それだけだ。
それは貴様だろう(顔まで赤くし、こちらを見上げる男が不可解なのか目を丸くしながら)
色々頑張んなきゃならないな。大変だ。
(表情は明るく、しっかりと前を見据えて
見てられないって言うけどさ、ちゃんと見てもないのに忠告なんてできないと思うんだけど。嫌味ばっかだけどまあ正しいし、優しさじゃなくても俺は嬉しいよ。
お前、本当……俺も鈍いとは言われるけど、お前も相当だな、思ってたより鈍い……英霊になっても変わんないんだな、エミヤシロウって。
(呆れたように言ってから、見上げた相手に手を伸ばしその頰を撫で
頑張る、というのはそういう事だろうからな(相手の表情見ればそう大きな心配はなく)
見ていなくとも貴様の事位手に取るように分かる事を、理由を知っているだろう。…物好きな奴だな。
何?貴様に馬鹿にされるような鈍さなど持ち合わせてはいない。そもそも私は…(長い説教でもぶつけてやろうとしたが、頬へと伸びたその手つきに一旦止めてやれば)…何のつもりだ衛宮士郎?
そうだな。あ、じゃあアーチャーも昔は俺みたいだったのか?可笑しいなあ
(相手が己の様に右往左往する姿を思い浮かべくふくふと笑い
いや鈍いって。下手したら俺より鈍いかもしんないぞ。……何って、仕返しだよ。お前がやっていいなら俺もやっていいと思ったんだけど
(相手の目は気にせず撫で続け
そんなにおかしい事か?
(笑っていく男を不思議そうに眺めていく)
先程から鈍い鈍いと…馬鹿にしたいのか?…仕返し、か。気は済んだのか(ひたすらに撫でていく男に気が抜けたように両目伏せた)
だってさ、経験の差があるから当然だけど、あんたには料理でも投影でも敵わないんだ。それが昔は俺みたいにダメ出しされる立ち位置だったなんて、なんか変な感じだと思ってさ。
(笑いは収まり、少し落ち着いた様子で
馬鹿にはしてないぞ。本当のことじゃないか、あんたが鈍いってことは。
いや、まだ全然済んでない。
(相手が目を閉じたのをいいことに、片手だけでなく両手で相手の頰を包み撫でるようにして
誰とて幼い頃が、届かぬ未熟さに足掻く時があるだろう。とはいえ、想像がし難く考えようとしないものではあるが…(それでもおかしさに繋がるのはやはり自分には分からず)
貴様がそれを言うな唐変木。
…どうすれば気が済むと?(両手が自身の頬に触れて撫でていく事に薄っすらと瞳開き)
俺からしたら、アーチャーはなんでもできる奴だからさ、昔は俺みたいだったとか簡単には考えられなくて、なんだか妙な気分になるなって少し面白くなってさ。
(奇妙な顔をする相手に微笑み
とっ……ならお前は朴念仁だろ。
ん、もう少しじっとしててくれたら。
(身を起こし、両手は変わらず相手の頰を包むようにして
やはり分からんな。だがどうあれ気は緩んだようだな。悪い事ではなさそうだ(微笑み見れば自身も目を伏せながら穏やかに笑った)
そのように言われるほどではないが?じっとしていれば満足すると?(両頬へ触れた感覚続き、抗う事はせずも不思議でしょうがなかった)
おう、悪いことでは、な……
(相手の穏やかな表情に見惚れ、言葉を詰まらせ
自分で思ってるだけで実は相当鈍かったりするぞ。特にエミヤシロウは。
……そのままじっとしてろ。で、何があっても黙ってろ。
(言ってから頰に触れた手はそのままに、ためらいがちに相手の閉じられた瞼へ口付けを落としてはすぐに離し
…どうした。なぜそこで言い切らん(妙な所で固まりを見せた男に疑問を抱き)
私はそれ程ではないと思うがね。少なくとも鈍いと言われるほどではない
…なんだというんだ(言われた通り大人しくしていれば瞼にとまるその感覚は間違いなく、だが口にしようとすれば先程の言葉がチラつく)…どういうつもりだ?
……っごめん。悪いことではない。うん、なんでもないんだ、気にするな。
(相手に疑問を抱かせたことに慌てて言い直し
そうか?遠坂に言われたこととか……まあいいや。
どう、なんだろうな。俺もよくわからないんだ、けど……なあ、もう一回していい?
(本当にわからないかのような声色で、しかし相手にちゃんと聞こえるような声量で訊ねる
その割には動揺が見られるがな(何をそんなに慌てふためいているのか疑問は募るばかり)
彼女にそう思わせるような行動を見せはせんよ。
よく分からずに貴様はこのような行動に出るのか?そうする事で答えが出るというのなら…?(このまま曖昧なままではお互いにスッキリせぬだろうと妥協案)
……お前があんな顔するからだろ。…もうなんでもないから、本当に!
(小声で呟いた後に慌てて言い直し
まあ、そうだよな。お前好きな子の前では見栄張るタイプだろ。
は……いや、じゃあ、もう一回…
(相手が承諾したことに驚きを隠せず、しかし承諾されたならともう一度相手の瞼に唇を落とし
おかしな奴だな。…そこまで言うなら気にしないようにはするがな
(どう考えても挙動不審にしか見えないが、相手がそこまで言うならと目を瞑る事にした)
…どうあれ好んだ相手の前では弱さは見せたくないものだろう。貴様も言えた口じゃないはずだ。
何か、答えは見えたのか…(瞼に灯る不思議な感覚と魔力の通り、やはり疑問は尽きずにゆっくりとその目を開いていきながら近い距離で相手を見つめた)
お、おう、そうしてくれ。
(安心したようにほうと息を吐き
ん……うん、まあそうだと思うけど……。
……アーチャーはやっぱり遠坂が好きなんだな。
(相手には聞こえないだろうと小さな声でふてくされたように呟く
ぁ……っ、と……まだわからない、から……こっちにしても、いいか……?
(至近距離で見つめられたことに照れつつ、相手の口元に指先で触れ
(引っかかりを覚えるも、安心した様子まで見せられてしまっては踏み込めず、肩を落とすだけに留めた)
…?何かいらん勘違いをしているのならば訂正しておくが、オレにとっての遠坂は手のかかる妹のようなものだ(何やら機嫌を損ねた様子を見せる彼に、憧れの対象が好意を抱かれていると思ったままでは気分が悪いのだろうと判断したのか本人を前には口に出来ぬ訂正を入れ)
本当にそれで答えが出るのか?(現状で照れた男がこれ以上大胆な事をしでせば取り返しがつかないように思えれば、相手の口元に指を添え)
答えが見えない状態で進み後悔はさせたくないからな。大事な者の為に…残しておけ(添えた指を自身の唇に添えてニヒルに笑みを浮かべた)
そ、そっか、妹……うん、俺にとってのイリヤみたいな、そんな感じなんだな。妹…そっかあ……
(安堵に胸を撫で下ろし、へにゃりと破顔しながら
んっ、だめか?……後悔とか、しないだろうし……それに、大事な人、は……。
(指を添えられた箇所に軽く触れながら、相手の意味深そうな笑みと告げられた言葉を反芻し考える
……けど、わかった。ちゃんと残しておく。だから代わりにさ、その…抱きしめてもいいか?わからないことが、少しでもわかるようになる気がするんだ。
(思考から戻り相手に訊ねる、己の少しの期待を含ませた表情に気付かず、しかしまっすぐに相手を見つめ
守るべき対象というわけだ。…しかし何故貴様がそんな顔をするんだ(安心しきった様を見せられてしまえば感情を読み取りきれず)
焦って答えを出す必要はないだろう(戸惑いがちに、何か思う所があり考え込むような様子を見せる相手を射抜くように見つめながら)
おかしな事ばかり言うな今の貴様は…それで答えが見えるというのなら付き合ってやらん事も、ない(宿したその感情が何処に向いているのか答え見えないまま、その視線と感情に押され両手を広げてみた)
うんうん。……え、いや…あー、別に……
(守るべき対象という言葉に頷き、後に続く言葉に煮え切らない返事を返し
焦ってなんか……。なあ、俺、アーチャーも……
(ぽそりと小さな声で否定するものの、結局やめ、相手に語りかけるように言いかけたが、「なんでもない」と言い直し有耶無耶にしてしまおうと
俺も自分で変だと思ってる。でもわからないままなのも嫌だからさ……。ああ、ありがとう。
(嬉しそうに笑い、腕を広げた相手の背に腕を回し、心音を聞くかのように相手の胸の辺りに耳を傾けて
…妙にハッキリしない素振りだな(煮え切らない様子に怪しさが増せば視線が相手に集中する)
何だというんだ。言いたい事があるなら言え(妙に先程から中途半端な姿を見せる男が焦れったく感じた)
満足したか、衛宮士郎…(自分との抱擁一つで何故そんなにも嬉しそうに笑い、その身を預けてくるのかが分からずにただ呆然としていた)
う……。
(相手の視線から逃げるように目を逸らして
……あ、アーチャーも、大事だと思ってるぞ、俺は
(俯きがちにそう答えるが、声は段々と小さくなっていく
英霊でも心臓は動いてるんだな。うん、満足した、でももうちょっとだけ……
(きゅうと抱きしめながら、相手の胸に甘えるように頭をぐりぐりと擦り付けるようにして
先程から一体何だというんだ?(妙に大胆かと思えば逃げ腰な言動とさっぱり要領を得なかった)
私を大事だと思う余裕があるのなら、貴様はまず周りに目を向ける事だな(声まで小さくして言葉にする男に苦笑し)
仮初めとはいえ、人の身ではあるからな。…?ああ…(甘く抱きしめていく様、胸元へと寄せられた感覚と視界情報は不思議と胸を僅かに高鳴れば彼の言葉通り、もう少し位はいいかと甘えが見えた)
な、なんでもない、気にすんな…って、さっきからこればっかりだな……えっと……。
(どう答えれば良いか分からず頭を抱えて
大丈夫だよ。あんたのこと好きってことはみんな大好きってことなんだから。ちゃんと見てるし。
(顔を上げ、苦笑した相手を見つめながらそう宣言し
夢みたいだ。あんたとこんなことできるなんてさ。
(心の底から嬉しそうに微笑み、感じ入るように目を閉じながら相手の体にぴったりとくっつき
……あれ、音が…
(聴いていた相手の心音が微かに速まったように感じ首を捻る
挙動不審極まりないな。少し落ち着いたらどうだ(頭を抱える手をどかすように手を添えればその手は撫でるように僅かな接触を)
…そう言い切ってしまうのであればいいが、本命は絞っておくのが身の為だ(好きと堂々と言い切れるこの馬鹿正直さは自分が失ったものだろうなと遠い目)
随分とお粗末な夢だな…そろそろいいんじゃないのか(自身の身に寄り添い、鼓動さえその身で感じられているというのは思った以上に感情を乱してくれる)
っ!落ち着けるか、ばか!……同じことしか言ってないけど、本当になんでもないんだよ……
(僅かに触れられた手をパッと頭から離し、声量には覇気が無くなっていく
なんだよその目、爺さんみたい。本命ならいるぞ!
(馴染みのある男の顔を思い出しながら笑い、その後見縊るなよ、とでも言うように胸を張り
粗末じゃない……本当に、だってお前に斬り合い以外で触れられるなんて、思っても見なかったんだから……。ん、まだ、だめ。
(身体から力を抜き、ふわふわと覚束ない口調で相手に伝え、しかし相手の背に回した腕が落ちないようにと少しだけ力を込めて
…そうか。では深くは聞かん(罵倒され、理由も語らず、というのは気になるものの反応から語られないであろう事思えば追求出来ず)
知らん。…ではあまり他に期待させるかのような素振りは控えるんだな?(複雑さを噛み締め、肩を竦めつつ呆れの色を含ませ)
そうだな…私もそう思う。だが、そんなにも触れていたいものなのか…?(込められた力と接触に自身は少しでも力と肉体の固さを解していった)
おう、ありがとうな。
(納得はしていないようだが追求して来ないでいる相手に礼を返し
期待?俺そんなことしてないと思うんだけど……。
(相手の表情と仕草に身を乗り出し眉を顰め
だろ?
うん、触りたかった。今触ってるから、俺は嬉しい。
(益々相手に腕を巻き付けきゅうきゅうと締め付けようとしながら、相手の胸に頬擦りするように甘え
礼を言われる理由が分からないが(一体何を考えているのかますます分からなくなってく)
無自覚が一番性質が悪いとはよく言ったものだな(肩を揺らせば自身もよく言われる言葉を相手にも投げてみた)
…恥ずかしい男だな(溢れる言葉が自分に向けられているかと思うと羞恥さえ呼びそうな言葉に小さく息零し落ち着かせ、相手の力強い抱擁と胸への甘えに僅かに身体が揺らいでく)
わからなくていいぞ、俺が勝手に色々考えてただけ、だし。
(理解していない様子の相手を見て安心したように小さく息を吐き
いやいや、俺本当にしてないぞ、そんなこと。つか、無自覚って言うならお前もだろ、さっきから……
(本当に解らない、という風に否定し、先程の事を思い返し頰を赤らめ俯く
恥ずかしいのかな。あんたが言うんなら、そうなのかもな……。何でか知らないけどさ、こうしてるとすごく気持ちいいんだ。ふわふわする……好きだな……
(相手の僅かな変化に気付く素振りもなく、変わらず目を閉じたまま相手に甘えぽつぽつと言葉を紡ぐが、最後の一言だけは思わず口から零れ落ちたように、しかしそれにも気付かず
その考えていた色々とは?(一体何を考えた結果あのような素振りと反応になったのか、気がかりであり答えられるものであれば答えを知りたかった)
だといいがな。…先程からなんだと?それ程自覚すべき行動があったとは思えんがな(否定した男の赤らんで俯く様に肩を竦めた)
…それでも止めずにこうして触れて、好きだとまで抜かすとはな…(正直すぎる男の言動と甘える仕草にいらぬ母性めいた感情が湧きたってしまいそうになるが、目の前の男はあくまで自分にとってはと思い至った所で彼はもう自分とは異なる存在なのだと自覚し、思わずといった具合で頭を撫でてみた)
……………………あんたが、遠坂のこと好きなんだって思った。
(相手の様子を伺えばどうもこのまま隠し通せる自信も少なく、言ってしまっても構わないだろうかと逡巡した末口を開き
お前の手!なんでわかんないかな、その手がばかなのか、お前とお前の手は全く別の存在なのか!…撫でるみたいに、妙に優しく触るからばかだって言うんだ
(自覚していない相手の手を指差しながら一息に言ってのけ、罵倒の理由を静かに述べた後これでもわからないか、と
好きって言った?ああ言ったか……あのさ、別に変な意味じゃ無いから、単純に理想ってことで好きなだけだか……ら…
(失言に慌てて顔を上げ有りもしない言い訳を並べ立てるが、接触に撫でられたと理解すると言葉は詰まり忽ち顔を赤く染め
…ふむ。貴様が思う好意ではないから安心しておけ小僧(思春期めいた感情に保護者のような気持ち抱かされる)
…接触の仕方が馬鹿だと?では触れ方さえ変えれば問題ないというのか(遠回しに触れるなとでも言っているのだとしたら回りくどいなと肩を揺らし)
分かっている。そうまで赤くなって弁解せずとも問題はない。そのような様では女性に恥をかかせかねんぞ、衛宮士郎?(赤く染まった頬に手を添えては初々しい様に目を細め)
うん、……安心した。
(相手の言葉に目を閉じ安堵し
問題ないって言ったら触ってくれるのか、お前?
(肩を揺らした相手の意図には気付かず、首を傾げ訊ねて
ああ、分かっててくれてよかったよ。…別に、たぶんこの先女の子とどうこう、なんて無いだろうし。……つか、なんで撫でた?
(添えられた手に指を触れ、赤みの引かない頰でその手に擦り寄り、ふと先程の相手の行動が気になり
そんなにも私に触られたいのか?(安堵した様子を見せ、触れられる事を望むような姿に疑問が募っていく)
一生独り身でいるわけじゃないだろう。あまりにも初心な姿だったんでな。少しは慣れてもらおうと思っただけだ(擦り寄ってきた様を見ればより幼い印象を受け、数度撫でた後に手を離してった)
……う、…………っああ、そうだよ!お前に触られると嬉しい。お前に触られるのは好きだ、わかったらとっとと触りやがればか。……けどさ、なんでそんな優しく触るのかわからないんだよ。だから教えて欲しい。
(ヤケになったように吐露しながら相手に手を伸ばし頰を軽く抓り、目元を撫でて
そうかもしれないけどさ……。あんたが相手じゃきっと何やったって慣れない……ぁ、まって
(離れていった手を追いかけ握り、自分の方へ近づけ愛しそうに眺め
俺、この手も好きだ。
私に触れられる事が?…とことん物好きだな。理解は出来んが、何故バカと告げた。ん?深い理由はないが。幼子相手ならこれで十分だろう。っむ(突然頬を抓ったかと思えば目元撫でてきた相手にますます持って分からなくなっていったのか目を丸くし)
慣れないか…そうか、分かった。…慣れないという割には言動は積極的だな(その振る舞いと言葉の届きはこちらを落ち着かせる事はなく肩を落として力を抜く)
物好きで悪かったな。なんでも何もない、お前がばかだからその通り言っただけだ。……幼子じゃない。…………幼児はこんなことしないだろ
(拗ねたように言葉を返し目を丸くした相手の首に腕を巻き付け顔を近づけ、残り1ミリ程の至近距離で見つめ
自分から触るのはいいんだよ、心の準備ができてるから。お前は訳分からないとこでいきなり触るから、驚くんだ。嫌じゃないからやめて欲しいとは思わないけどな。
(力を抜いた相手の手に指を絡めて遊びながら微笑み
確かにおかしな趣味はしているがな。少なくとも貴様よりは馬鹿じゃない。…何を言っているのやらだな。幼子でも急接近はするものだぞ(拗ねた様子で意地になった様を見せて顔を近づけて来た相手の頭を宥めて離すように頭を小さな力で掴み)
では精々予想を立てて動くんだな。…私にはやはり分からんよお前が(指絡めて嬉しげな様子は呆気に取られていくばかり)
自分でもおかしいとは思うよ。 言っておくけど、知識の問題じゃないからな。経験に差があっても鈍いのは変わらなかったんだもんな、筋金入りとはこういう……。
むう……だったら、……ん
(小さく止められたが振り払い相手の下唇に軽く歯を立て
はいはい、これから頑張りますよ……予想できてたら今こんなになってないっての。分からなくていいよ、知られたら俺が困る。多分
(一通り手に触れて満足したのか、再び相手の胸に身体を預けて
自覚しているのなら矯正していく事だ。…貴様よりはマシだと思うが?言えた口じゃないだろうが衛宮士郎という男は。
…っ!?(払われたかと思えば下唇に走った感覚に目を見開けば勢いよく顔を横は背けさせた)
…頑張り所が違う、だろう。組み立てられる経験を積んでいけと言っているんだ。困るかもしれない事が多分なのか…(触れられていたかと思えば再び胸元に沈むように添えられた顔に目を向ければ)…胸部への憧れが強いのか?
できるかは分からないけど努力はしてみる。否定はしない。でもお前も大概だからな?
あ、あー……ごめん、流石にやり過ぎたよな、嫌だったよな。……もう、しない。
(相手から数歩分離れ申し訳なさそうに頭を下げて正座し
経験か……もう少し時間がかかりそうだな。一朝一夕で身につくものじゃないだろ?まあ、まだ確信はしてないけどな。多分困るものだと思う。
ん?んー、どうだろう。こうしてるのが一番安心するというか、好きというか?胸筋もすごいけど、脚とか背中もすごいから憧れって言ったら全部だな。かっこいいと思う。
(またも甘えるように凭れ掛かり、小さく好きだと零し
努力が実るといいがな。…大概と言われるほど酷くはないつもりだが?
…ふん(否定も肯定もせずに顔を背けたまま鼻を鳴らせば相手の頭に手をひと置き)
地道な積み重ねにはなるだろうからな。励んでいくといい。確信はないが困る…不思議なものだなそれは。
安心と憧れ…格好良さか(もたれかかってきた相手の背に手を添えながら感慨深そうに小さく呟かれた)
そうだな。……いやお前……まあいいか、堂々巡りになっちまう。
……本当にごめん。そこまで嫌がるとは思ってなかったというか、考えてなかった、です
(否定も肯定もなく頭に手を置かれますます頭を深く下げていき
うん。お前も見てろよ、俺がお前相手に緊張なんてしなくなるまで。そう、不思議なんだ。今は検証中って感じかな。
……落ち着くんだ、心が休まる。暖かくて気持ちがいい……うん、好き、なんだろうな。
(背中に添えられた手の温度に頬を僅かに紅潮させ、何かに納得したように微笑み相手の背に腕を回して
…それ程までになってまで謝るような事をしたと思ったのか貴様は。であれば軽率に動く事を止める事だな(強い謝罪と伏せように複雑さを噛み締めたように表情苦く)
今の調子では想像もつかんがな。答えは早目に導き出しておけ。
…本当に物好き極まりないな…(良さを語った満ち足りた様子に悪態を吐く事でしか自身の感情を逃せなくなった)
……自分でも考え無しだったと思うし、嫌がる事をしてしまったら謝るのが普通だろ。今は別に敵同士でもないんだから尚更。……はい、気を付けます。
(少し顔を上げて相手を見るがその表情に居住まいを正し俯き
頑張るから、大丈夫だ。答えならそう時間はかからないと思う。解っても言わないけど。
あんたはそう言うと思ってたよ。……本当に別人なんだもんな、問題ないよな。
(相手の返答に軽く笑いながら、自分に言い聞かせるように小さく呟き
そうか。貴様がそうまで思い、謝罪としたのならば何も言うまい(俯きがちなその様を複雑そうに眺めるだけ)
告げろとは言わんが焦ってロクな答えにならなかったなどとならんようにな。
予想は出来ていたか…ああ、そうだ。貴様と私はもう道を違えた。だからこそ殺さずにいるのだから(呟きを拾えば感情を整理するよう口にしてく)
ありがとう、ごめんな。……よく考えたら俺だけが悪い訳でも無い気がしてきたけど、まあ良いや
(複雑な表情をする相手を見上げて
ロクな答えね……努力はするけどさ……
(明後日の方向へ視線を向けながら曖昧に笑い
うん、全くの別人なんだ。……俺はそれが少し嬉しい。お前が座に還ってしまうまで、ほんの少しでも幸せになることを、願っても良いんだって。
(相手を見つめ、ぎこちなく微笑みながら
礼もいらんし謝罪がそれ程必要か?悪いとは誰も言ってはいないだろう(見上げた視線に苦虫踏み潰したかのよう表情歪め)
努力の方向性を見誤らん事だ。
いつ消滅するかも分からん死者の心配をする前に貴様は自分と周りの幸せについて考えて行く事だな(ぎこちなさを生んだ相手の頬を軽くつねり)
え、いやだって……駄目な事だったろ?なら、悪い事じゃないか……
(相手の苦い表情に眉を下げて
はぁ、わかったよ……期待しないで待っててくれ。たぶん大丈夫だとは思うけどな。
俺はあんたが幸せになってくれたらそれで十分幸せだぞ。それに、あんたが幸せなら皆も嬉しいだろうから、何も気にすんな。
(頰をつねった相手の手を離し、人差し指を突き付けて
…鈍感め(相手の眉間触れれば何度か押してやる)駄目と言った覚えはない
多分をつける時点で不安になるがな
人の幸せを願いたければまず自分の幸せを考える事だ。そんな結論で気にするなと言われて貴様は納得出来るのか(突きつけられた指を掴みとってやれば)自分の想いと周りを大事にしろ。まず貴様はそこからだ
鈍感ってお前、人のこと言えな…………え、駄目じゃないのか?言ってないだけとか……
(ぽかんと口を開け呆けて
じゃあ、たぶんはなし、絶対大丈夫。うん。
だから、俺が幸せになる為にはお前に幸せになってもらう必要があるんだって!……俺は、無理だよ。でもさ、お前と皆が楽しく過ごせたらそれは納得のいくものにはならないのかな。俺は、お前が幸せになってくれたらそれだけでいいんだよ。
(指を掴んだ手を握り相手を見つめて
俺は大事にしてるつもりだ。そう言うお前はどうなんだよ。
…そうかもしれんが、貴様も大概だろう。ふん、間抜け面だな(ハンと鼻で笑い飛ばし)
絶対とは大きく出たな。確証あってという事か?
何故貴様の幸せに私が関係するんだ。…随分とお花畑な考えだな。それだけでいいと言っている時点で駄目だと気づけ未熟者(見つめ返していけば視線を相手に集中させ)
だけと言った男が大事にしているなど言えるはずがないだろう。私は自分が可愛いが?
そうだけど……本当に駄目じゃなかったのか?なんでさ……
(笑われた事も気にせず顎に手を当て理由を考えながら
俺にとって悪い答えにはならないと思うからさ、大丈夫だよ。
俺やお前が幸せにならなきゃ悲しむ人がいるって知ってる。お前の幸せが俺の幸せなら叶えるしかないだろ。お花畑で悪かったな、こういう考えしか出来ないんだよ。……なんで駄目なのさ。大事だよ、俺も皆もお前も。その上でお前に幸せになって欲しいんだよ。
(睨むように眉を寄せて
くどい。わざわざ説明する気はない。そうも深く考える必要がある事か?(あまり考え込まれても困るのか眉間を一度突いてやった)
…そう言い切れるのであればいいがな。
悲しむ者が居る事を自覚し、配慮出来ているのはいいが…私の幸せが?…随分と欲張りだな。どうやって幸せになどなる気だ貴様(睨みを向けた男を真顔で見おろし)
う……なら聞かないけどさ。だって納得できない……絶対、駄目って言うと思ったし最悪殴られるかも知れないってしてから思った。
(突かれた眉間を手のひらで押さえ
おう、問題はないから安心しろよな。
欲張り上等。あんた一人が幸せになったって納得できないだろ、お前。俺を道連れにしてでも幸せになって欲しいんだよ。どうするかはまだ分からないけど、絶対お前を幸せにするんだ、文句は言わせないからな
(表情を無くした相手の頰を叩くように勢いをつけ両手で包み
殴られるか…そこまで思っていながらなぜ実行したんだ貴様。被虐体質というわけでもないだろう(相手の想いがますます見えなくなれば呆れた様子で)
随分と威勢のいい事だな。
当然だな。…欲張りな男はこれだから困る。私を幸せにするなどと抜かすなら貴様には人並みの幸せを掴んでもらわなくてはならない事を理解しているのか?…っ(頬へと走るつよい接触に意表を突かれたように目を丸くするが、すぐに皮肉たっぷりな表情へと変えていけば)それにそれは、まるで求婚のようだぞ衛宮士郎?(からかいめいた言葉と共に鼻を鳴らす)
被虐って、なわけ無いだろ。子供じゃないって伝えようとしたら、体が勝手に動いてたっていうか……
(呆れ果てた相手に背を縮こまらせ
俺が幸せになったらお前も幸せになってくれるのか?
……なら結婚しよう。一緒になっちまえば、あんたを幸せにするのは当然のことになるんだから。一人で幸せになるのが嫌なら俺も一緒になるから。
(頰を包んだまま顔を近づけ相手の唇のすぐ横に軽く吸い付き、至近距離のまま呟いて
勝手に動いた?その主張の為に?女性が相手ならば平手打ちじゃ済まんぞ…(本能じみた行動に驚きが強く)
…どうだろうな。だが貴様の幸せは必要だろうよ。
…は?…?…なんでさ(からかいをぶつけたというのに返って来た言葉は真っ向からの真っ直ぐなもの。思わず思考が停止し呆けていれば口横に吸い付かれて距離近く幸せを語る愚直な男に勢いよく背を向けた)貴様っ、自分が何を言っているのか自覚しているのか!?
女の人にそんなばかなことする訳ないだろ、お前だけだ。
(む、と口を尖らせて顔を背けて
ふむ。ならやっぱり俺とお前、二人で一緒に幸せになれば問題ないな。
言っとくけど、からかってなんか無いんだぞ、俺は本気だ。
(背を向けた相手の前に回り込み居住まいを正し
ちゃんと分かってる。俺はあんたと居たい、あんたを幸せにしたい。あんたが幸せになる為なら、俺は何だって出来る。
だから俺と結婚してくれ。
その位は理解していなければ困るが…私にだけ?(拗ねたように見える幼い仕草に写るというのに向けられる感情に心がざわつく)
簡単に言ってくれる…そうはいかんだろうよ。
…本気?だったら尚更タチが悪い。意識を改めたらどう…っ(正面で堂々たる振る舞いでこちらを見据える少年に男を感じ)
…オレには今はない愚直なまでの力強い素直さか。だがそういった台詞は結婚できる年齢になった後に異性に向けて言うんだな…士郎
当たり前だろ。あんなことお前にだってする気は無かった。けど、あんたといると調子狂う……
(自分に行動に納得がいっていないように首を傾げながら
簡単じゃなくたって俺はやるよ。
……っ!……改めない。決めたんだ、絶対諦めない。あんたを幸せにしたい……そう出来るなら、結婚という形じゃなくたって良い。正義の味方になるのと並行であんたの幸せを探す。あんたじゃなきゃ嫌だ。俺の傍に居てくれ、アーチャー。
(名前を呼ばれ息を詰まらせながらも懇願するように相手に伝え、その左手を取り両手で握り締め
調子が狂った結果手が出たと…?中々それはケダモノのようだな小僧(肩を震わせながらからかい混じりに笑みを堪えさせ)
…やれるといいがな。
何故そうまで意固地になっているんだ。…まだ正義の味方になるどという夢を語るか。…未熟者が、随分と言うようになったな…(その馬鹿正直な姿に充てられ、感情の乱れを落ち着かせんと顔を片手で覆って横へと背いてく)
なっ、ケダモノじゃない、違う!絶対違う、そんなんじゃなくて、えっと……
(相手が納得するような言い訳が思い付かず気まずそうに目を逸らし
意固地にもなるさ。一度決めたんだから曲げない。あんたとは違う正義の味方になるから、それを見届けて欲しい。俺が道を踏み外さないように、監視してて欲しい。あんたを幸せにするのも正義の味方も、俺の夢なんだ。だから一緒にいて欲しい、俺をずっと見ていて欲しい。
(顔を背けた相手をじっと見つめながら握った手に指を絡めるようにして更に強く握り
そうではなく?何か言わなければケダモノのままだが構わないのか?(視線まで逸らして言葉に詰まった男に不敵な笑みを乗せてやった)
…頑固者め。だったら手の届く範囲であがき続けていけ。道を踏み外すようならオレがこの手で今度こそ消す。何処までも遠い理想だなそれは。…情熱的な想いを伝う男になっていると自覚しているのか?(手まで絡めた懸命な訴えにこちらの感情の乱れが表立っていきそうになれば払うように軽く手を揺らし、相手挑発してく)
構わなくない!その、調子が狂ったから手が出たんじゃなくて、お前だからって感じで、だからケダモノじゃない、絶対!
(赤くなり喉がつっかえたように言葉を区切りながら弁解し
俺はそういう男だよ。……一緒にいてくれるってことか?なら安心だな。遠くても夢は逃げないんだから、いつか追いつくさ。
自覚ぐらいある。……口説いてるんだって……分かるならさ、少しぐらい折れてくれてもいいじゃないか……このばか。
(反発するように、揺れた手を両手で握るとそのまま体勢を崩させようと腕を強く引き
相手が私になればケダモノになると?それは悪趣味極まりないな…大丈夫か衛宮士郎?(赤くなった相手にからかいに興を乗せて優位性を確保せんとする)
豪語したものだな…。妙な場面で前向きに考え走るな貴様は…夢は逃げないか…ああ、掴み取ってみせろ。ただし大事なものは取り零さん範囲でな。
自覚しながらそれとはな…私が折れる必要があるというのか?(馬鹿扱いに対して不服申し立てようとしたが握り強い力の引きように身体を傾け、相手の背に手を添え抱くようにして距離縮めてやった)
…折れてやったぞ。これでいいのか…(そのまま後頭部を抱いて自身の肩口に顔を埋めさせてやればこちらに視線が向かないようにさせた)
ちがっ……確かにあんたと居ると変になる、けど別に、ケダモノなんかじゃ無いんだぞ、絶対違うからな!
(大した理由にもなっていないと分かりながらも他に何を言えばいいか分からず
おう、必ずな。……何も失くさない。俺一人で難しいならあんたの手も借りたら二人分だ、不安はない。
必要があるかどうか、は…………
(何をされているか一瞬理解が及ばず固まるが後頭部に触れられ肩に顔を埋めたことで抱きしめられているのかと気付き
…………うん、あ、ありがとう?
(呆けたように返事を返し、相手の背に触れぴたりと密着しようと力強く抱きしめ返し
…(本気でそのようにはこちらも思っていないが、こうも否定しきれないとは大丈夫かと不安にさえなる)
通りで凛に手玉に取られてしまうわけだ…
言ったからには守ってみせろ。…ふん、精々励め。欲張りな正義の味方が守れる世界を、大切なものを失わんように。
…礼の必要など、ない
(理解が送れた相手に小言でもぶつけてやりたかったが、今はこの抱擁と意識の乱れを宥める事に神経を割いておく。強い力の触れようから通じる相手の魔力はやはり根元は変わらないのだなと感じていく)
…少しは気が晴れたか、衛宮士郎
な、なんだよ、何黙ってるんだよお前。
なんでここで遠坂の名前が出てくるんだ?
(訳がわからないといった風に首を傾げて
お前が隣りに居て、見ててくれるなら絶対大丈夫だな。安心して、大船に乗ったつもりで待ってろ。お前が見られなかった景色を見せてやるから。
そう、か……?
うん、少しだけ。……もう暫くこのままでいて欲しい、良いか?
(またも甘えるように擦り寄り、相手を見上げようと少しばかり体を離し
……今、キスしたいとか言ったら怒るか?
からかわれる事になっても仕方がないと言っている。
凛の恰好の的だというのも納得だなと思ったまでだが?
(理解出来ていない男に思ったままを皮肉めいた物言いで)
そう過信してもらっても困る。…貴様がそのように言うとうっかり何かが待ち受けていそうな気がしてならん。…期待はせんが、…見せてみろ。
そうだ。
…疑問ばかりぶつけてくいくんだな貴様は(擦り寄り甘え、疑問を口にしてこちらを見上げた男の距離と強請りに肩を竦め)
怒られる可能性がある事をわざわざ訪ねるとはやはり被虐体質なのか?
からかうって、本当にケダモノなんかじゃないんだって。俺で遊んであんたが楽しいなら良いかもしれないけど、好き放題言われるのは嫌だ。
遠坂は……まあ、そうだな……。
(後者についてはなんとなく理解したように煮え切らない返事を返して
何かって何さ?……お前は俺の理想を叶えた男だぞ、信じられない訳ない。
聞かないと言ってくれないじゃないか、あんた。したい事とかして欲しい事とか、俺が言わなきゃあんたは何も言わないから。
(肩を竦めた相手を見、胸に顔を埋め静かに答える
違う、そんなんじゃない。勝手にしちゃ駄目だと思ったから、聞いた。
本気でそのように思っているはずがないだろう。貴様にそのような一面があるなどとは思えん。遊んでいるつもりもないがな?
見せる隙を少しでも少なくする事だ
(あくまでからかいのタネとして利用したに過ぎず淡々と)
さてな…何か良からぬきっかけ、だろうか。理想か…叶ったとは言い難いがな。
…否定出来んな。まさか貴様にそのように言われてしまうとは…(事実性を突いた言葉に肩が落ち、埋めた相手の頭部に手を添えた)
既に勝手にしておいて何を言っている。
ならいいんだけど、それはそれで複雑な気分だな……。
それは、うん……頑張らないとな。
(微妙な表情を浮かべて
良からぬって、失礼じゃないか?……そうかもな。でも、望まない結果に至ったとしても、あんたが辿った過程は、あんたが抱いていた願いは本物だろ。それじゃ駄目なのかな
本当、心の準備とかまだなのに、急に触るから驚く……
(予期していなかった動きに肩を震わせ
失敗から学んだんだよ、もう勝手にしない。で、していいのか駄目なのか、どっちなんだ
事実だろう?それとも男として見て欲しかった、とでも言うのか。
頑張って変えられればいいがな
(遠目がちになりながら悪魔の微笑みが脳裏をよぎり)
それならばそう思わせん姿を見せる事だな。…オレから言わせれば所詮夢物語に縋ったに過ぎん。現実を見るんだな。
不意を突かれることに弱いのは変わらずか…
(自身も言えたものではない姿実感させられると複雑さを帯び)
していいなどと私が口にするとでも思うのか
確かにそうだけどさ、んー、なんだろうな……あんたの言う通り、男として見られてないから悔しいのかな
……遠坂は手強い、からな……きっと大変だろうな
(先は遠いだろうと眉間を指で押さえて
お前、ちょっと卑屈すぎないか?この理想は必ず現実にしてみせるさ。だからうだうだ言ってないでちゃんと見てろ。
ああ、全然慣れない。なんでだろう……
(小さく唸りながら腹いせに頭をぐりぐりと押し付け
いや、思わないよ。別にただの許容範囲の確認だしな。期待はしてなかった。……じゃあおでこにするのは駄目か?
男としてか。それこそ行動次第だろう
私に対しても赤い悪魔は健在だからな…
(ため息と共に肩をゆっくりと落とし)
そんな事はない。…随分な物言いだな。その言い分に相応しい行動になればいいが。
分かればとっくに対処している。…何がしたいんだ(寄せられる頭部に小さく顔を顰め)
…仕方のない男だな貴様と言う奴は…(顔を軽く屈ませ、相手の額に唇を重ねてやった)
…これでいいんだろう。
んー、やっぱり頑張るしかないかな。
あはは、嘘だろ、お前に?何かの冗談じゃ……
(嘘であって欲しいと呟き
そうか?絶対卑屈だと思うんだけどな。……そうやって見縊ってるの、いつか絶対謝らせてやるんだからな。
……嫌がらせ。他意はない。
……な、うぇ!?ば、ばか、何するんだばか、俺がしようと思ってたのに!
(額に両手を当て顔中赤く染め、驚きに相手から距離を取り
どう頑張る気なんだ?
冗談でこんな事を口にするとでも思っているのか
(その呟きを無慈悲に迷いなく一蹴)
卑屈と言われる程ではない。貴様に?私が?ありえんな。
貴様の嫌がらせは頭を擦り寄せる事なのか…
何度もそう言ってのける貴様の方が余程だろう。ふん、この位で真っ赤になるような未熟者に優位に立たれ続けるわけにはいかん(距離を取った相手の反応に愉快さ滲んでいくように肩が震えた)
それは、まあ……これから考えるよ。
遠坂、怖いもの無しっていうかアーチャーでもあいつには強く出られないんだな……
(最早そういう運命なのだろうかと溜息を吐き
確かに多少は丸くなってるのかもしれないけど……どうとでも言えよ。いつか絶対、頭下げて謝らせてやる。
ん、あんたは嫌がるかなって思って。
ばかって言った方がばかなのはわかるけど、お互い様だろ!俺さっきまで優位だったのか?むう……もういい、お前がするなら俺だってしてもいいだろ、文句言うなよな!
(膝立ちになり勢いをつけ相手の額に唇を押しつけるように
考えが及べばいいが。
令呪による縛りもあるんでな私は
(ため息こぼす姿は諦め抱いており)
丸くなったか…この場で位は意識するさ。大きく出たが、叶わん事を口にするのはどうなんだろうな?
子供が甘えるような仕草にしか見えん。
私が一体何をしたと?馬鹿丸出しなのは貴様一人で十分だ。っち、余計な事には頭が回る。…子供が意地を貫かんとするかのようだな
(ムキになったその言葉と勢い溢れる行動に微笑ましくさえなりそうで肩が震え)
令呪……強く出られる筈ないな、それは……
(自分が彼の立場だったらと考え背筋を震わせ
じゃあ、ここを出たら優しく無くなるんだな。少し残念だ。……俺は叶わないようなことを夢に掲げる程ばかじゃない。
嫌は嫌だろ?どう思われてもお前が嫌がってたらいい。
……俺がばかならお前だってばかだし、心の準備ってのが俺には必要なんだよ。それをお前は、急に、するから……余計なってなんだよ。……さっきから子供子供うるさい、笑うなばか。
(やり直すように次は優しく、額に唇を触れて
……俺だって、やればできるんだからな。
そういう事だ。恐ろしい魔術師だな彼女は
(色々な意味合いを含んだ上で、ではあるのだが)
どうだろうな…それは保障しかねる。…正義の味方などという子供の夢物語を掲げる貴様がそれを言うのか?
ではもしも嫌じゃなければどうするつもりだ。
貴様よりはずっとマシだろう。心の準備位口にした時から備えていくんだな。急にという程急か?貴様が口にした事が発端だというのに…余計は余計だ。それ程繰り返していたとは思わん。…っむ
(額に改めてその唇にしばし呆然としていた)
…そうだな、多少は背伸びが出来るようだ。
遠坂は本当に凄い。恐ろしくもあるけどやっぱり憧れる。
(師でもある彼女を思い浮かべ微笑み
どういう意味だよそれ。その子供の夢物語を掲げ続けた一つの結果がお前じゃないのかよ。
もし仮にそうだとしたら、甘えてるだけになっちまうな。
そう言ってる時点でお前、自分がばかだって認めてるようなもんだぞ。それができないから今こんなになってるんだろ。確かにそうだけど、お前にされたいなんて一言も言ってない!……別に思ってない訳じゃないけどさ
(してやったりと言ったように笑い相手の皮肉に抗議するように応え、最後に小さく呟き
多少ってなんだ。頑張ったんだぞ、褒めろ
憧れの少女か…その言葉をそのまま伝えてやればいいさ
(責任を取るつもりはないと遠目がちに)
…そうだ。だからこそ夢は夢なのだと今から自覚する必要があると言っている。
甘えたい心持ちなのか衛宮士郎?
知っているが?だったら進歩を見せてみろ。それならただただ受け身でいろとでも?そう思うなら構わんだろうよ(呟きを拾えば平然と語り、続く言葉に肩をすくめる)
そういった所が子供だというのに。頭でも撫でて頑張ったなとでも言えばいいのか?
……本人に面と向かって言うのは、無理だな
(どんな反応をされたものかと考え一人頷き
……お前が進んだ道は辿らない。お前とは違う形で叶える。子供の夢でも構わない。俺は正義の味方になるし、あんたを幸せにするし、頭下げて謝らせる。全部叶えるから黙って見てろって言ってるんだ。
……たまにはいいだろ、甘えたくなっても。
構わなくない!自分でも、ちゃんと思ってるんだよ、進歩しないとなって。お前相手にこんな動揺しなくていいようにって思うけど、やっぱり駄目だ、できない。
(黙って聞いていれば俯き、眉を下げ膝を抱え
……うん、褒めたら伸びるから、早くしろ。
ただでは済まないだろうな。
(どういった意味合いでかはあえて濁し)
大層な物言いだな。その大口に見合う姿になればいいが、黙って見てはいられんだろう。小言がいくらでも飛んでくる事は側に置きたいなら覚悟する事だ。
悪い事とは言ってないだろう?
強気になったり弱気になったりと忙しないものだ
(見せた反応と溢れる感情に肩を竦めてやれば相手の頭に手を添え、緩やかに撫でてみた)
お前は頑張っているさ、士郎。よくやったな。
何されるかわかんねえからな……
(ガンドでも打たれるのではないかと予想し
なるよ、絶対に。……その覚悟なら出来てるさ。生半可な気持ちであんたと居たいなんて考えてないからな。
え、嫌じゃないのか?
……言ったろ、あんた相手だと調子狂うって。駄目か?
(顔を上げるが相手からは目を逸らし、頭を撫でた手に猫のように擦りついて
こういう時に名前呼ぶのずるいぞ、アーチャー。……ん、でも、ありがとう。
(目を伏せ頰をほんの少しだけ染めつつ、小さな声で礼を言い
無事を保証しかねるな
(感情を乱した結果優雅とは程遠い姿になる危険性も大きいであろう事への想像走り)
…手の届く範囲に留めておけよ貴様は。オレと居たいというのであれば、尚更欲張ってくれるな。貴様が、一人の人間がやれる事などたかが知れている。
さあな。好きに考えておけ。
調子が狂った結果が不安定さを呼んでいるわけか。いや?まだまだ成長途中なのだと実感させられるな。
(擦り寄り甘えるような仕草を見せる相手を動物でも愛でるように手を添えたまま)
褒めるというのであればこれ位は必要だろうと判断したまでだ。礼を言われる事でもない
(まだまだ青臭い幼さを匂わせる相手に口角そっと上げた)
だよな……うん、絶対言わない。
(穴だらけの自宅や煙まみれの台所を想像して顔を青くし
どうしたって駄目なら、俺はあんたと居る為に他の夢を全部諦めるぐらいの覚悟は……あるけど。でも、お前がいてくれたら俺にできることも増えるだろ。
じゃあそうする。
そう言うことだよ。ああ、まだ成長途中だ。これから伸びるんだから、ちゃんと見てろ。
(大きく息を吸い、添えられた手はそのままに目線を相手に寄越し挑戦的な笑みを浮かべ
このタイミングで笑うの、お前本当、良い性格してるよな。……そういうとこも好きだ。
(緩く微笑みながら小さく呟き、きっと聞こえないだろうと高を括り告白する
発言し、冒険してみるのも一つの手かもしれんがな
(無事に何かを得る可能性も0じゃないであろうと責任は持たずに)
そんな覚悟をしてくれるな。叶えたい夢とやらが誤った方向にいかないように見張る位はしてやる。出来る事をさせん可能性もあるがな。
精々その言葉がハッタリにならん事を願いたい所だな。見ててやるから成長してみせろ
(浮かんだ表情と大きく出た態度に僅かに表情綻ばせた)
そのように言われる程だったとは思わんが。…趣味が悪いな貴様は。
(呟きを拾うなど英霊であればそう難しくないわけで、指摘を嫌味ったらしくため息紛いに呟き返した)
無責任な発言はよせ。ただでさえ予想を裏切ってくる師匠なんだから。
(何気ない発言に突然怒られた事を思い出しながら
見ていてくれるならよかった、安心だな。なんでさ、出来る事はやるべきだろ?
お前が度肝抜くぐらい成長してやるから、目は離すなよ。
(綻んだ相手の表情に声色が明るくなり
……アーチャーなんだな、って実感できる。俺が幸せにしたいアーチャーなんだって。だから嬉しい。
(聞こえていたのか、と相手を見て少し俯くが悲観している訳ではなく、感心するように息を吐き
責任はどうあっても持てんよ彼女の事に関してはな
(自分でさえ振り回す赤い悪魔を御しきる事はエミヤシロウには不可能だろう)
安心出来るかどうかは保証出来んぞ。出来ると判断して手をつけていけば、貴様が辿る末路はオレと変わらん。歪な方向に成長しないといいがな。
(だからこそ自分が彼の道を矯正するのだと、明るくなった相手に目を伏せながら)
…やはり私には分からんな。そのように発言していく事に羞恥はないのか
(初心かと思えば大胆な行動と発言も見せる男に心をかき乱されていく事を避けるように相手への皮肉で反応を上書きする)
まさかとは思っていたけど、やっぱりエミヤシロウは遠坂凛に振り回される運命ってことなんだろうな……
(悪魔どころか魔王ではないのかと思い始め
もし俺が間違えそうになっても、お前が引っ張ってくれるんだろ、だから安心だ。それも大丈夫だ、あんたがいるんだから。
(行き着くところまで側にいろと言葉に含めながら
恥ずかしいとは思わないぞ、だって全部本心なんだからな。……何回でも言うけど、俺はお前を幸せにしたいんだ。お前に理解して貰いたいはそれだけだ。他の事は分からなくていいんじゃないか
(恥ずかし気も無くそう言ってのけ、全く、お前は皮肉しか言えないのかと頰を膨らませ
運命、というよりは彼女の強さがそうさせるのかもしれんな
(あの歳でうっかりと甘ささえ無ければ魔術師として恐ろしいものを英霊にさえ感じさせるのだから)
…そのように甘くいいものではないがな。貴様の想いも行動も制限されるという事だぞ
(本当に理解しているのかと呆れ気味ながらに彼の行き着く先を変えようとしているのは明らかで)
…っ本当に、馬鹿だな。貴様は
(幼い自分はこんなにも真っ直ぐで眩しいものだったか。今はもう分からないけれど、そんな姿見せる相手を見続けられず抱いた感情誤魔化すように顔を横向け、笑いを押し殺すような姿見せながら頬を指差す)
もう少し大人になってから出直せ小僧
そうだな……偶に、俺なんかが直接教えてもらってもいいのかって思う程、遠坂はやっぱり本物の魔術師だよ。
(時計塔に行った彼女は今以上の実力を見せるのだろうかと想像しては微笑んで
あんたが制しなきゃいけない程未熟ってことだろ。ならあんたが満足するぐらい成長すればいい、時間ならまだまだあるんだから。
(呆れた相手に、それでも彼は共にいてくれるのだろうと信頼しきったような表情を見せ
あーもう、すぐ顔逸らす。お前、そんなんじゃ俺のこと言えないぞ。ちゃんと見ろ、俺のこと
(顔を背けた相手にぐい、と己に目を向けさせるよう頬を掴み向きを変え掴んだ手て頰を軽く抓り
なんか、俺が大人になるまで待っててくれるみたいな言い方だな。
(頰に指された指を握って目元を緩ませ
だと言うのならその本物に恥じない極みを見せていかなくてはならないだろうな。悲しませるような事にはするなよ未熟者
(微笑みに水を差すようで悪いが刺々しい忠告は抜けず)
満足いく成長を遂げた所で止めるべき部分では止めるぞ。貴様もオレも歪なのだから
(信頼されようとも自分と異なる道を行くというのなら彼には不自由を強いるだろう)
…見ていられなかっただけだ。…分かったからやめんか
(強引に向けさせられて子供咎めるような与えようでは恥が助長されかねずその手を払って見据えた)
貴様が言ったんだろう。私とは異なる未来を作り上げると。平穏に長生きする事だな
(握られた指を揺らせば相手の指撫でるように触れて離れさせた)
そんな思いさせる訳ないだろ。第一、そんな事になったら俺の命が危ういしな。
(忠告を受け深妙な顔で頷き
……そこは助かる。たぶん、俺一人じゃきっと止まれない。だからお前がストッパーになってくれるのは嬉しい。
(歪だと言った相手の頭に気付けば手が伸びており、そのまま優しく撫でながら
見てられないって……俺そんな変な顔してるかなぁ
(払われた手は気にせず相手がこちらを見た事に満足したように目を細め、自分の頰を軽く引っ張り
当たり前だ。お前の倍は長生きするから、そうだな……うん、待っててくれ、が良いかな。
(優しく触れてきた相手の指に目をやると嬉しそうに微笑み
だといいがな…
(運命別れるその選択に苦難示し)
ああ、抑止力になってやるさ。そう喜べたものではないだろうが…何故撫でる貴様…
(頭を撫でていく手つきをどかすように払っていった)
子供面であるのは確かだろう。
(満足げな男が見せる仕草を生暖かい視線で見つめ)
倍以上生きてもらわねば困るな。自然に白髪を生やしてヨボヨボになる様を見届けてやれるくらいにな
(両目を伏せて思い浸るように)
誰かが悲しい思いをするのは嫌だ。それが身近な人なら尚更。
(彼女達が笑顔でいられたらと心に思い浮かべ
あんたが止めるってことは間違っている事なんだろう。俺は出来ないことまで手を付けてしまう。あんたはそれを止めてくれるんだから安心できない筈がないんだ。
(撫でていた手を素直に下ろしなんとなくと答える
これでも童顔なの気にしてるんだぞ、俺。つかお前も、声とか髪型とかに惑わされるけど割と幼い顔してるからな。
(子供面と言われ眉を顰め相手の顔を指差し
嬉しいけど……それこそ、プロポーズみたいじゃないか。
(嬉しさと悔しさの混じる表情で小さく唸り
…そうだな。その認識と世界で生きればいい。
(自分のように手を広げ過ぎて身近な者が涙する羽目になるのはもう嫌で思わず拳握る)
随分な信頼だな。その期待に応えてやれるかは分からんがな…
(複雑さを噛み締めては肩が落ちた)
それこそ気のせいだろう。貴様に言われるような容姿なはずがない。ないんだ。
(指差された指払い、断固として否定)
…勘違いするな。貴様が成そうとしている事が成就するかを見張るだけであって深い意図など決してありはせん…!
(唸っていく様を咳払いで一蹴)
お前も一緒に、だからな。
(強く握られた相手の拳を手で包むように触れ
シャンとしろよ。俺の理想がそんなんじゃ俺は間違った方に進んじまうぞ。
(肩をばしんと一度だけ叩き喝を入れようと
いや、絶対お前も童顔だぞ。今度遠坂に聞いてみろよ、絶対そう言われる。
(彼女に尋ねれば彼は相当からかわれるだろうと他人事のように笑いながら
でも一緒にいてくれるんだろ?結婚するかしないかはまあどうでも良いけど……うん、嬉しいよ、ありがとうな。
(目を伏せ表情を綻ばせ
…英霊に生を語るのか?
(相手の物言い、仕草に目を丸くした)
貴様が掲げる理想が歪なだけだろうよ。わざわざそのようにされずとも分かっているさ…
(叩かれた肩を抱けばため息を)
凛に聞くなど愚の骨頂。からかえるというのならどうあれからかうだけだろうよ
(まともな意見返ってくるものかと突っぱね)
…貴様がそれを望んだんだろう。いつ殺されるか分からん男を側に置こうとは被虐的にも程があるがな
(素直な喜びと自然な緩みに充てられれば呆れがちに目を伏せていく)
一度は死んでたとしても今はここにいて生きてるんだ。今とその先のこと考えろ。
(触れた手をぎゅうと握り持ち上げて
わかってるなら良い。お前は肩落として背中曲げてないでピシっとしてるほうが似合ってる。偶にはだらっとするのも良いと思うけど
(ため息を吐いた口に人差し指を押し当て
んー、じゃあセイバーか桜かな。セイバーは真面目に答えそうだし、きっと桜もそうだな。今度会ったら聞いてみろよ。
(相手に童顔をどうしても認めさせようと
結婚したいって言ったのはお前を幸せにする権利が欲しかったからで、本気では……なかったと思う。でも傍に居てくれるなら嬉しい。信用できないと思ったら手を下してくれても良いと思うぐらいには……お前のこと信頼してるつもりだ。
(照れ臭そうに頰を掻きながら
生きているとはまた異なる事を理解していないのか。全く…甘いにも程があるな
(与えられる言葉も仕草も困惑さえ呼びそうで困ったように控えめ目に笑み)
ご忠告痛み入るな。だが
(押し当てられた指を甘噛みしてやれば舐め上げた後離してやる)
貴様に言われるまでもない。
わざわざそのような事に付き合わされる身にもなれ。それに女性の感性は可愛い方へと向かいがちだ
(女性が童顔といった所で真に童顔かどうかなど分かったものではないと抜け道を用意し)
幸せにする権利とは随分と傲慢になったな。本気ではない事に付き合っていられるか。私に対しての信頼など持ち合わせるべきではないようには思うが…照れてまで告げるとは貴様も変わり者の極みだ…
(複雑さ馴染ませながら腕を組んだ)
お前がごたごた考えすぎなんだよ。今、ここにいるんだから難しい事なんか考えるなよな
(己を見ろと言いたげに掴んだ手を軽く揺らし
なっ、なん……!?何、ばかお前何やってんだよ訳分かんねえばか野郎っ!ひ、人の指は噛むものでも舐めるものでも無いんだぞ、何考えてるんだばか!言われるまでもないって素直にそれだけ言えば良いだろこのばか!
(弄ばれた指を戻し熱が出たかのように全身を赤く染め
んー、うーん。うん、まあ良いや。
(誰から聞けば童顔を認めるだろうと考えるが諦め
結婚したいのは本気じゃ無くたって、一緒にいたいって思ってるのは本気だ。何が何でも幸せにしたいし、信じて欲しいとも思う。……や、ほら、面と向かってお前の事信じてるって言うのはなんかちょっと、照れる?というか。
(未だ照れが引かない顔を相手から逸らし
貴様が考えなしなんじゃないのか。それにこれはそう難しい事か?
(動いていく手に釣られ、改めて相手を見据えれば仕方のないやつだとばかりに目を細めてく)
…それ程までになって馬鹿呼ばわり続けられるとはな。すまんな、どうやら刺激が強かったらしい
(全身を赤く染め上げた男に生暖かい視線を送った)
別の者を連れてでも来るか?
(オープンな場所なのだから人が来る可能性も考慮し)
…そうか、そうだな。貴様はそういう男だった。その想いだけでもう十分だがな。自分の事を考えておけばいい
(向けられた視線に複雑そうに控え目に笑った)
心臓の音もするし、あったかいのに生きてるとは違うなんて考えるのは、難しいし、面倒だ。生きてる、じゃなんで駄目なのさ。……こんなにあったかいのに。
(掴んでいた手を開かせ頰に当て目を伏せながら
強いに決まってるだろ!そ、それにしても、お前嫌がらせのためならなんでもする奴だったのか?もっと節操持てよな、ばか。
(指に残る感触に益々顔を赤く染めて
来ない。……これから先幾らでも機会はあるんだから焦ることないよな。
(知人に言われるより他人からの方が効果はあるだろうと踏み
十分ってなんだ。お前が良くても俺は満足してないぞ。自分の事は考えてる。お前を幸せにしたい、一緒に居たいって、全部自分の為なんだから。
(言い分と表情が気に食わず眉を寄せ、相手の頰を抓り
今を生きる者とは異なるのは間違いないだろう。…だから貴様は甘いというんだ未熟者め
(大きなため息と共にその当てられた頬を軽くつねってやる)
人は選んでいるつもりだがな。いきなり口付けしてきた男に節操を説かれるとは…
(片目伏せて皮肉たっぷりに)
そうか、興味を持っている者はいるだろうにそれは流石に受け入れ難いか
(肩を竦めれば力を解していき)
どうやったら貴様は満足出来ると?幸せに共に…随分と入れ込んだわがままだな
(抓る手をゆっくりと払いのけていき)
甘くて結構。お前本当面倒なこと考えるよな……息もしてて触ることだってできるのに生きてるって言ってもいいだろ。違うったってそんなの少しだけだ。お前は今生きてるんだよ、異論は認めないからな。
(仕返しにと相手の頰をつねり
なっ、うう……俺はちゃんとしてるぞ!お前にしかしないんだから。選んでるって言うけど、普通嫌いな奴にあんなことするか?嫌がらせに精神捧げ過ぎだばか
(反論しつつ先程の感覚を忘れようと指を振り
どうってそんなの、お前が幸せになる以外無いぞ。わがままって自覚はあるさ。でも思ってしまった事は仕方ないだろ。俺もうお前の事幸せにしなきゃ気が済まないんだから
(だから受け入れろと言いながら払われた手で相手の頰を突き
事実だろう。…横暴だな。そのような言い分を認められるはずがないだろう。仮初めの生だというのに。やめんか…
(抓る手乱雑に払いのけ)
ちゃんとかどうかは怪しい所だがな。…そういう事じゃないだろう。そんな事に精神を捧げた覚えはない。貴様がおかしな方へ考え過ぎだ
(見せる仕草を呆れた様で眺め)
それを受け入れられるわけがない…では聞くが衛宮士郎。オレ達にとっての幸せとは…なんだ?
(突いてきた指を掴み取り、そのまま握りしめたまま真顔で訪ね)
なんだってそう頑ななのさ。お前のその考え方は嫌だ……仮初めでも、生きてるのと同じじゃないか。なんで駄目なんだよ、ほんの少し違うだけだろ。
(払われた手を強く握りしめて俯き
むう……ちゃんとしてるんだぞ、これでも。おかしなって、そりゃ、仕方ないだろ……
(立てた膝に顔を埋めながら
それ、は……わかんない、けど……これから探す。何年、何十年かかっても、見つける、必ず。
(掴まれた指はそのまま、相手の目を見つめ
…貴様も譲らんな。世界が違い、今を生きる者とは違う存在だと理解しておけ。別に死人とは言わんがその違いの認識が貴様は甘いんだ
(俯いた男に眉が下がり複雑さ噛み締め)
信用ならん。一体どう仕方がないのか説明して欲しい所だが?子供には厳しいか
(蹲るような拗ねて見える様に笑ってやり)
そうか…では頑張って掴み、見つけ出すんだな…期待せずに見ていよう
(掴んだ指をひと撫でしては僅かに口元に笑み乗せ)
それぐらいわかってるよ。わかってるけど、ここに居るのに、触れられるのにただそれだけで普通に生きてるのとは違うなんてさ……そんなの、嫌だ。寂しい
(俯いたまま相手の胸に体を預けスンと鼻を鳴らし
べつに、お前に信用されなくたって困る事なんか無いし。……言わない。言えるかばか
(ふいと顔を背け
うん。いつか必ず。だからそれまで待っててくれよ、勝手に居なくなったりしたら絶対許さないんだからな。
(口角の上がった相手を見て嬉しそうに笑いながら
だから甘いというんだ。それで分かっているなどとよく言えたな。割り切る事も覚えた方がいいだろうな貴様は。
(胸に身を預ける男を困った様子で眺めながら頭に手を添えるだけ)
困る事はないか。そうか、であれば信用はしなくとも構わんという事だな。一体何故言えないというのか。その理由さえ語れないか?
(背けた顔を小馬鹿にした態度で眺め)
英霊に無理を言うな。出来る限り尽力、位はしてやろう
(嬉しげに表情緩めた男の頬に手を滑らせ)
分かってるから尚更嫌なんだよ。認めたくない、絶対嫌だ。……そんな簡単に割り切れたらこんなになってない、無理だよ、きっと
(しがみつくように相手の背に腕を回して力強く抱きしめ
む、う……やっぱり、駄目だ。ちょっとだけ、困る。……言ったら何て返されるかわからないから、まだいい。
(再び膝に顔を埋めながら目線だけ上げて
あんたならできるって。まあ、精々頑張ってくれよ。
(生意気に言うが、頰に触れた手にふにゃりと破顔して
…理解していながらそれか。大人になれ、衛宮士郎。無理だと言った所で現実は変わらん
(眉が若干下がりながらしがみつかれは小さなため息が溢れ、力強さに力が抜けた)
少しであれば構わんだろうよ。反撃を恐れ動く事が出来んか。ある意味で賢明だな
(見せる仕草に肩を落とし)
何処から目線だそれは。忙しない男だな
(気の抜けた表情を見せながら様々な変化を見せて生意気を言う小僧の頬を一度抓ってから離してやろうか)
わかってる、わかってるんだよ。でも駄目なんだ、心がそこに追いつけない。理解したくない、寂しい。今はまだそこまで大人にはなれそうにない
(相手の胸に耳を寄せ、体温に安堵しながらも悲痛な声で返し
……本当か?よかった。反撃っていうか、まあ……うん。いつかは言わなきゃいけないと思ってるけど、それが今ではないって事は確かだ。
(目を閉じて彼がどう反応するだろうかと考えながら
いひゃい、何すんだよ!そうやってすぐ手が出る癖、俺なら良いけど他の人にはしてないだろうな。何処から、と言われると俺としか言いようがないけど……
(頰を押さえながらジト目で相手を見やり、的外れな返答をして
分かった。ならば大人になっていけ。背く事の出来ない現実にこれからいくらでも直面するだろうからな。
(今はまだ未成熟な子供にこれ以上は言えず苦味を帯びた)
…?わからん事を言う男だな。何か良からぬ事でも企んでいるのなら今の内に吐いたらどうだ
(何やら考えを持った男を訝しげに見つめ)
これ位なら手を出したには入らんだろう。もっとも貴様や戦うべき相手以外でそう簡単に触れようなどとは思わんがな。そういう事を言っているんじゃない、たわけ
(返って来た答えに呆れた様子でため息をつき)
……うん、ごめんな。やっぱりアーチャーはすごいな。俺はまだまだだな、本当……頑張るよ。ちゃんと大人になれるように
(更に強く力を込めて抱きつきながら小さな声で、しかしはっきりとそう言って
変な事ではない、俺にとっては、だけど。だからお前がどう思うのかはわかんない。いつかちゃんと言うから。今は、その、うん。無理かな。
(怪訝に見つめてくる相手に曖昧な表情を見せ
むむう……入らなくてもさ、お前が他の野郎と一緒に居るとことかあんま見たことないからわからないけど、お前よく抓るじゃんか。一般人に手出してないならなんでも良いけどさ。? じゃあどういう事なのさ。
(腕を組みながらぶうぶうと軽く文句を言い
謝るな。貴様はまだ未成熟な子供だ。これから先いくらでも変われるだろうよ
(抱き着いてきた子供の可能性を信じるからこそ甘んじて現状を受け入れているのだから)
不明瞭だな…先程から煮え切らない返事ばかりしおって、このたわけ
(表現も表情も曖昧な様に鼻を鳴らし)
一般人に対してこの様な訴えをするはずがないだろう。戦う力の無い者にこの様な方法を使う気はない。その位は自分で考えろ
(そんな様にただ呆れた視線を送るだけ)
ごめ……あ、ありがとう。うん、頑張るから、俺のことちゃんと見張っててくれ
(相手の背から手を離し身を起こすと真っ直ぐに相手を見つめながら
うう、こればっかりは見逃して欲しい。ちゃんと言うから、頼むよ。
(否定できないな、と一言、困ったように眉を下げて
ん、ならいい。む、なんだよその目。考えてもわかんないから聞いてるんだ。
(呆れたような視線に相手の眉間に指を突き立て軽く押すように
そんな顔ばっかしてて疲れないのか、お前。
見張っていなくとも人らしくなれればそれでいいんだがな。期待はしない、だが変わってみせろよ衛宮士郎
(見つめ返していく瞳は僅かに穏やかに)
ふん、無理に追求する気は無いが、そう言うのならこれからを意識しろ未熟者めが
(ため息ついて諦めめいた様子)
自分が向ける感情や言葉の出所位はハッキリさせておけと言う事だ
(押してきた指は払いのけてやり)
誰がそうさせていると思っているんだ
人らしく、か……なかなか難しそうだな、今の俺には。おう、ありがとう、アーチャー。ん、でも見張ってて欲しい、かな。や、違うな。あんたが俺のこと見ててくれるなら、それでいい。頑張れる……と思う。
(相手から穏やかな気配を感じて嬉しさに相手の額に己の額をこつんとくっつけて微笑み
そこはちゃんと考えてる、心配ないぞ、大丈夫だ。……なんかお前に未熟者って言われてもムカつかなくなってる。慣れたのかな
(びしっと親指を立てた後苦笑し
そういうことか。うん、出所は俺で、お前のこと考えてるぞ。
(どうだ、とまたも的外れな回答に胸を張り
俺かなぁ……させたくてさせてる訳じゃないんだけどさ。
(払われた手とは逆の手で相手の眉間に触れ撫でるように
これから正していけばいい。礼を言われるような事ではないが、頑張るの一声位は言い切ってほしいものだな。
(距離の近い男の肩を掴んでは離れさせ)
考えの元だというのならいいがな。未熟者だと認められたか。
(その動作と表情に肩を落とし)
阿呆のへっぽこめ
(深々とため息となりながら)
では貴様はどのようにさせたいと?
(撫でる動きを手首を掴んで止めさせ)
これから、だな。時間なら沢山あるし、お前にも付き合ってもらうんだからな。……俺の事ちゃんと見ててくれよ、そしたら沢山頑張れるから。
(己の肩を掴んだ相手の手を握って
おう。……認めたのかな、なんかそれはそれで複雑というか。
(顎に手を当てて軽く考えるように
えぇ、言い過ぎだろそれ。流石にそこまで言われる程じゃないぞ!
(眉を潜め軽く頰を膨らませ
ごめん、嫌だったか?……笑わせたいってずっと思ってる。でも難しいんだよな、俺面白い事あんまり言えないし、できないし。
(掴まれた手を降ろそうと
見ているのは構わんがまともに動けるのか?
今のままではヘタレてしまいそうだが。
(握り込まれた手を揺らせば振り払おうと)
自分の弱さを認めなければ進まぬ道もある。
そんなお前だからこそまだへっぽこで十分だろうよ。凛にもそう言われただろう?
(幼い仕草に尚更そう実感し)
謝る位ならするな。貴様にユーモアのセンスがあるなどとは思わん。笑わせたいのなら他の方法を考えるんだな。
が、頑張る!あんたに見ててもらわなきゃ困るんだから、慣れるように練習って事で。
(振り払おうとする動きに従って手を降ろし
うん、そうだな。まだ弱さしかないけど……これからだもんな、大丈夫か。
確かに言われたけど。十分か、今はそうなのかも。
(師匠からへっぽこだなんだと言われた時の事を思い返し
ん……ごめん。そうだよな、お前にも無さそうだもん。お前が出来ない事で俺に出来る事なんかちょっとしか無いし。うん、考える。ありがとう。
慣れるとは言うが、いった何に対して慣れていく為の経験積むつもりだなんだ。
…ふむ、認められたというのであればまだいいか。少しは大人になったらしい。
(相手を見る目を若干変えたように瞳細め)
ユーモアセンスなど確かに持ち合わせてはいないがな。オレに出来ず、貴様に出来ることとは一体なんだと言うんだ?礼を言うようなことではない。
(不本意さ滲ませながら腕を組んだ)
あんたの目に慣れる、為の練習。正直緊張するんだよな。
(恥ずかしながら、と苦笑し
少しは、か……もっと頑張っていかなきゃな、ちゃんと大人になる為に。
(細められた瞳を見て嬉しそうに微笑み
だろ?諦めない事とか、後悔しない事とか。あとは……まあいいや。言いたかったから言ったんだ。俺でも頑張ればお前のこと笑わせられるのかもって希望が持てたし。お前が何をしようと無駄だ、とか言われなくてよかった
(少し考えながら、しかしはっきりと伝え
私の目に?緊張するというのなら自分の顔でも見つめて視線に慣れたらどうだ?鏡を見つめ続けてナルシストと言われても責任は持てんがね
(気恥ずかしさ帯びた相手にからかい紛いに)
貴様の言うちゃんとした大人とはどんなものだろうな
(嬉しげにする理由が分からず一度瞬き)
精神論という事か。おかしな希望を持ったものだ。無駄じゃないことをわからせてくれるんだろう?貴様が
(無理だとは思うがなと見下しつつ)
そういう問題じゃないんだけどなあ……。あんただから緊張するんだぞ、鏡見たってなんとも思わないし。
(揶揄うように言った相手に真面目な顔をして返し
んー、どんなだろう……あんたの隣に堂々と立てるような、かな。少しずつでもそうなれたらいいと思ってる。あ、あとあんたに認められるような大人にもなるぞ。
(頑張る、と拳を握り
そんな感じだ。おかしくなんかない、大事な事だ。うん、証明してみせるさ。
(見下す相手に挑戦的な表情を浮かべて
私だから?見られるだけで緊張をか…そんな事では先が思いやられるな。
(試しに顔寄せ至近距離で見つめ)
隣に立つ認められる大人にか…その目標は歪に思えてならん。
(やめておけとばかりに肩に手を添え)
その願いが人らしい範囲で叶えられるものであればいいがな。どのような形で証明されのやら。
(その姿勢に生暖かい視線を送り)
このままじゃ駄目だってわかってるん、だ……けど……っ!
(相手の距離と視線に目を見開き息を飲むとじわじわと顔を赤く染めていき
なんでさ!あんた俺の理想なんだぞ、憧れてる奴に認められたいとか、隣に立ちたいって思うのって変なことかよ?
(肩に添えられた手を掴んで離し
当たり前だ。俺は人間以外にはならないからな。どんな……はまだ決まってないけどさ。これからの事なんてわからないし。
(妙な視線を送る相手の眼前で人差し指を立てて
っふ、私相手にこれでは将来が心配になるレベルだが大丈夫か?
(分かりやすく赤に染まっていく男を同情するかのよう穏やかに)
そもそも私を理想とする時点で歪だという事に気付け。隣に立つべき者を選べと言っているんだたわけ
(やれやれだと首を一度横振り)
歪んで人として大事な事が欠けているというのにか。人間らしく成長する事を願おう
(立てられた指が妙に視界に入れば折り曲げさせた)
お、お前だからだ、ばか!……他の人だったら、別になんとも思わないさ
(慌てて相手の顔を両手で押し返し
歪じゃない!俺はお前がいいんだよ。アーチャーの隣に立ちたいんだ。選ぶも何も、お前以外なんて選択肢は無いぞ。お前じゃなきゃ嫌なんだから。
(相手の両頬を軽くつねって
そこは大丈夫だ。一緒にいてくれるんだろ?あんたがいてくれるなら絶対大丈夫だ。
(当然のように言い放ち、曲げさせられた指を離し手を下ろす
私だから?ほう、セイバーや凛などに迫られようとも何とも?それはそれで問題があるんじゃないのか?
(押し返されれば素直に身を引き)
大概な阿呆だな貴様は。男としてどうなんだそれは。家族を持つ事も、平穏に生きる事もせんというのか。…やめないか
(つねる手払いのけ)
その自信はどこから来るのだろうな。経験の浅い子供はこれだから…
(呆れた様子で肩を竦めるばかり)
な、なんでここで二人の名前が出てくるのさ!そりゃ、多少緊張はするだろうけど、まずあの二人とあんな至近距離になる状況なんてないし、お前じゃなきゃ、こんなになってないし、別に問題なんてなくないか!?
(顔中赤いまま自分が何を言っているかもわからなくなり頭を抱えながら
阿呆で結構。男としてじゃなくて俺として言ってるんだよ。俺が男でも女でもこれは変わらない。あんたがいい。……お前が俺の家族になれば万事解決だな。よし、家族になろう
(握手を求めるよう片手を前に出して相手を待ち
この件に関してはお前への信頼からかな。
(旨を張り言ってのけ
貴様が迫られて動揺を強めそうな異性をあげたまでだが。私相手にその様になるのが理解できん。何故そうも近づくだけで乱れているんだ貴様は。
(問題がないと思っている時点でアウトだろうと視線外さずに)
…本当に大馬鹿者だな。何も解決などしてはおらんわ。ならん、弟にでもなる気か貴様は。
(差し伸べられた手を手首に手を添え下ろしてやった)
殺意を抱いた男を信用するな…
(呆れ、瞼を細めた)
遠坂とセイバーとはそんなんじゃないぞ、お前が一番わかってるだろうが。……理解してもらわなくていいよ。…………言っていいのかよ。あんたが困るだけ、だぞ
(おずおずと視線を相手に向け、相手の目がこちらを向いている事に目を逸らして気を紛らわそうと
こんな大馬鹿者に目をつけられたんだ、早く諦めちまえ。弟か。いいかもな、あんたが兄貴なら毎日楽しそうだ。
(負けじともう片方の手を差し出し
いつだって殺せる距離にいるのに殺してないって事はさ、今の所その気は無いって事だと思うんだけど。いつまでも昔の事根に持つ程捻くれてないよ、俺は。
あれだけの美女に迫られて動揺しないとは大したものだな。そんなん、とはどういう事か説明願いたいものだ。困るだけとは…厄介な感情持ち合わせているのか
(向けられた視線が逸れれば目を伏せてため息を)
諦め切れたものではない。…貴様が弟なら毎日が説教で染まっていそうだがな
(懲りない男の片手を再び下ろさせ)
今この場で殺めた所で意味などないからな。…そういった問題か?変な所で楽観的と言えるな貴様は。
動揺、しない訳じゃ無いだろうけど……今程はしないと思う。そ、そんなんはそんなんだ、ばか。……うん、厄介では、あるな。
(熱い頰を手で押さえながら
早めに諦めた方が身の為だぞ。それでも退屈しなさそうで良いと思うぞ、俺は。……それに、近くにいる口実にもなるだろうし。
(これ以上は不毛かと握手は諦め手を下ろし
って事は、今はその気はないって事で合ってるんだろ?そう言う事だよ。俺の事殺したがってた理由も、共感は出来ないけど理解はできるから。あんたは正しいと思ってるから、その正しさを信じてる。……変かなあ?
私相手の方が酷いのか…重症だな。子供の言い訳か?これ程の動揺見せるようでは先が思いやられる
(赤い染まりを見せる男に肩が落ちた)
身の為と言えるほどの何かがあるのか?退屈はしないかもしれないがな。主従としての契約では足りんと?
(降りた片手へ視線が向かい)
私の事を正しいと思った時点で過ちだと気付け。変だ、とてつもない大たわけ者だ。
自分でもやばいよなあとは思ってます、はい。……悪かったな、子供で。わかってるよ、だから慣れなきゃって思ってるのに……急にあんな近くに来られたら慣れるどころの問題じゃないぞ、不意打ちは駄目だ、本当。
(手でぱたぱたと仰ぎながら
我慢比べなら俺はお前にも負けないからな。早めに観念して俺の事受け入れとかないと、鬱陶しいくらい付き纏うぞ、俺。うんうん……主従……契約って、俺とお前が?いいのか?そんなの嫌だろ、お前
(片手に視線を感じ何故だろうと首を傾げ
お前まだ自分は間違ってるなんて思ってるのか?な訳ないだろ、お前は正しいよ。そこまでかよ……俺が大たわけならお前は大ばかだぞ、間違ってなんかないってのに。
そう思うのなら変えていく事だ。自覚があるならまだいいさ。あれで不意打ちというのならどうすれば慣れるというんだ貴様。
(近づくたびにこれでは先が思いやられる)
そんな所で張り合うか…観念し受け入れるか…それはどういった意味合いだろうな。その発言はどうかとは思うが?…何でもないさ
(視線を外せば腕を組んで肩を竦めた)
正しいと思った時点で駄目だと気付けと言っているだろう。貴様よりはマシだがな。
……頑張る。い、や、目線に慣れる前にあんな距離詰められたら慣れるも何もないじゃんか!あんたは何にもしなくて良いから、いや何もじゃないか。俺の事普通に見ててくれたら良いから、そしたら勝手に慣れるから!
(毎度近寄られては心臓がもたない、と呟き
お前の隣に立ちたがってる俺の事を受け入れろって話だ。今の内に俺の事認める準備ぐらいはしておかないと、面倒な思いをするのはお前なんだからな。何がさ、本当の事じゃないのか?……なんか面倒臭い事考えてる?
(訳が分からない、と片手を握っては開きを数度繰り返し
だからなんで駄目なのさ、納得いかないぞ、この大ばか偏屈筋肉ばか。
(眉を寄せ思い付く限りの語彙で悪口を叩き
頑張る事で解決出来るのか。普通に見ていろか…その様子では慣れられるか疑問を覚える所だが、見るたびに騒がれては叶わんしな
(相手を射抜くように見つめてみた)
隣に立とうにするのだからな貴様は…受け入れ認める準備か…今の貴様のヘタレ具合を考えると厳しそうではある。それは貴様もじゃないのか。やれやれ、自覚がないとは。いや?そんな事はないが。
ため息ひとつついては目を伏せていく)
その時点で貴様がおかしいと言えるだろうよ。子供の悪口か。貴様に比べれば理屈も肉体も育っていると自負しているさ
(胸に手を添え相手との肉体の差を強調させるように胸張らせた)
やっぱり努力次第かなあと。う、ぐ、頑張る……うん、大丈夫。落ち着けばなんとか……大丈夫。
(目を細めながら少し前のめりになって見つめ返し
ヘタレ……っ否定はしない、けどさ……。俺だってやればできる、筈なんだからな、あんまり見縊るなよな。ん?俺は全く困らないぞ、お前が被害を被るだけで。自覚って、何の話だよ?……えーい。
(相手の手を軽く握り
……俺がおかしくてもあんたは絶対間違ってなんかない。どうしたらわかってくれるのさ、ばか、筋肉ダルマ。なんでそんな寂しい事言うのさ、お前。寂しくないのかよ
(腹いせに相手の胸に顔を埋め背に腕を回し締め付けながら
努力で解決出来る問題ならばいいがな。…そうまでなってしまっている状態を大丈夫と言えるのか?
(その姿勢と反応に苦味帯び)
筈と言ってしまう時点でアウトだろう。見縊ったつもりはないがな。一体どんな被害になるというのか…さあな?…何の真似だ
(握られた手を怪訝そうに眺め)
分かれというのはこちらの台詞だがな。ダルマと呼ばれる程無駄な筋肉はありはせん。?一体何が寂しい事だというんだ。
(埋められた顔ときつい抱擁に目を丸くする)
…母の乳でも恋しがる幼子のようだぞ?
死ぬ気で頑張れば行けると思う。……うん、大丈夫、すー、はー、よし。もう平気、大丈夫。こういうのは少しずつ慣れていく物だからな。
(軽く深呼吸し落ち着かせて
む……でも本当に、やればできると思うぞ。ヘタレだって頑張って直すし。どんなって言ったら、そうだな。お前の座まで殴り込みに行く、とか。嫌だろ、そんなの。……さっきからなんでそんなはぐらかすんだよ、やましい事でもあるのか?んー、手見てたからさ、握ればいいのかな、と。やっぱ違ったかな。
(怒られない内にと手をパッと離し
脳筋、ばか、分からず屋。自分が間違ってるなんて思いながら生きてくなんて寂しい。なんでそんな寂しい事を平然と言えるんだよ、あんたは寂しくないのかよ。
(更に締め付けながら訴えるように
……そんなんじゃない。
それ程にならなくてはダメなのか…。平気、だと言えるのかそれは。慣れられるというのならいいかもしれないがな
(疑わしげに視線やり)
そういった性分はやればで変えられていくものか?…貴様がそのような力を得る事など望まん。やましさなど微塵もありはせん。違うに決まっているだろうたわけめ
(離れた事を見れば肩が揺れた)
そこまで言われる理由はない。…それは寂しい事なのか?私はその考えに対して寂しいとは思った事はないな。
(力を大きくしていく相手にため息を)
今のままでは否定しきれんだろう。
目線だけでこんなになるの初めてだし、正しい対処法がわからないからさ。ヤケになんないとどうすれば良いか分からないんだ。結構な長丁場になる、かも。
(ごめんな、と軽く頭を下げて
根性で、どうにか?な、嫌だろ。そうか?なら別にいいけどさ。うん、そうだよな。何かあったのか、お前?
(肩を揺らした相手を不思議そうな顔で見つめ
俺よりずっと大ばかの分からず屋だお前なんか。……俺は寂しいと思ったよ。上手く言えないけど、あんたは間違ってなんか無いのに、それをあんたが否定するのは、苦しい。
(背から腕を離し相手の胸にぐりぐりと頭を押し付け
……揶揄うなよな、これでも真面目な話をしてるつもりなんだぞ。
…そこまで重く深く考え行動せねばならないのか?謝罪は必要ないが、正しさなど気にせずに貴様の心が望むまま動けばいいだろう。
(頭を下げた男の頭に手を添えた)
精神論か…ああ、そうだな。いや?貴様が気にするような事は全く無いな
(片手立てて気にするなとばかりに)
随分な言い様だな。苦しく寂しいか…貴様がそのように感じる必要はないだろう。人が背負ったものまで無理やり背負う気なのか
(胸部へと接してか動きに身体が小さく波打ってく)
真面目な話か。それは悪かったな。だが貴様は何をそこまでして語ろうというんだ
……そっか、俺の心、が……うん、そうだな、そうする。ありがとうアーチャー。
(頭に乗った相手の手に触れながら嬉しそうに目を細め
こういうのはたぶん、心の問題だからな。別に、変な事考えてるんじゃないならいいけど……。
(立てられた片手に自分の片手を合わせて
無理やりでも、勝手に背負うさ。俺はこの先ずっとお前と一緒に居るつもりなんだぞ。あんたが背負ってる物半分ぐらい背負わせろ、あんたが捨てちまった物全部拾わせろ、あんたのとこまで持って行くから。一人で抱えきれない物があったら俺が一緒に抱えるから。
(顔を上げ相手の頰を両手で包みながら
……あんたは間違ってないって、分かって貰いたいんだよ
礼を言われるような事は言っていない。
貴様が有りようを変えればそれを済む話だ。
(嬉しさ馴染ませ触れてきた相手が分からぬ様子で眺めていた)
心1つで何とかなると?考えた覚えは微塵もないな
(合わせられた手から手を離していくように移動させ)
背負わせてなどやるか。抱える必要はない。自分の荷物を他人に抱えてもらうなど我慢出来る性分じゃ無い事は貴様も理解しているだろう。
(相手の両手首掴んでは下ろしていくように動かしてやり)
それは無駄でしかないぞ小僧
少し気が楽になった。だからありがとう。……俺って単純な奴だなぁ
(頭に乗った手を外すと両手でその手を握り
心が強くなればきっとヘタレも治るさ。ならいいんだ、貧相な手だなーとか、これなら3秒で粉砕骨折させられるなーとか思われてないなら。
(ムキになり離れようとする手に指を絡めて
……わかってる、けどさ。俺が背負いたいって思ったんだよ……どうせ一緒にいるならさ、分けた方が楽じゃないか。それに、他人じゃないぞ、別人だけど、他人なんかじゃないんだからな。
(両手を下ろされて軽く背を曲げながらも真っ直ぐに見つめ
無駄でもいいよ。……お前が自分の事否定した数だけ俺が勝手に肯定するから
…ふん。どう捉えるかは貴様の自由だがな。分かりやすくていいんじゃないか。
(握られた手を払う事もせず動き固まり)
だといいがな。…そういった発想を今更浮かべていくなどありはせん。第一、貧相だと言いう程でもないだろう
(絡められていく指にますます身体が強張り)
貴様に背負わせるようなものなどありはせん。共に居るからこそ渡せるものを選別位はするに決まっているだろう。他人じゃなければ何だというんだ?
(見つめてきた男の視線に視線が徐々に外れてく)
無駄だと理解していながら行動するのか。…理解に苦しむな。
むう、良くはないと思う……。なんか現金な奴って感じでさ。つか、どうしたんだ、大丈夫か?
(手は離さず固まった相手を気遣わしげに眺めながら首を傾げ
おう。そうなのか?いやほら、あんたの手に比べたら俺の手ってやっぱり小さいし。あんたから見たら貧相にも見えるのかなって。
(大きさを比べるように絡めていた手を開き相手の手に重ねて
それ、お前は辛くないのか、全部一人で抱えるの。……俺、何でもいいんだ、お前の荷物が減って、少しでも楽になれるなら何でも背負えるよ。お前は俺の理想で……家族になりたい人、だ。大事な人だ。それが他人な訳無い。
(視線を外していく相手に軽く眉を寄せ
理解してもらえなくてもいい。こんなの……俺の自己満足だって、わかってるんだ
子供というのはそんなものだろう。別に何ら問題はない。
(繋がれた手を解放しては一度両目を伏せ、肩が落ちた)
それこそ今更だろうよ。成長の余地を残した貴様と全盛期を迎えた私とでは差があって当然だ
(重ねられたその大きさも肌色も、様々な事なりを見せる手に遠目になった)
そもそもそう抱えたものは多くはない。楽にして欲しいなどとは思わんし、貴様がそう思い詰める必要もない。大事だというその心だけ受け取っておいてやる
(鼻を鳴らして妥協したように肩竦め)
分かっているのなら変えるが賢明だと思うが。そういえばこの場所もそろそろ終わりを迎えるな
(件数が200に到達しそうな数思い出し)
そうなのか?よくわからないけど……まあお前が言うんならそう、なのかな。本当かよ、やっぱりなんか変だぞ。熱でもあるのか?
(不可解な動きに益々心配になり相手の額に手を当てて
今更か。うん、そうだな。今はまだ小さいけどいつか大きくなるよな、俺も。
(重ねた手を眺めながら決意を固めるように
…………そっか。そうだよな、ごめん。あ、でも辛くなったら言って欲しい、俺にできる事なら何でもするから。ん、今はそれだけでいいや。本心だからな、ちゃんとしっかり受け取っておいてくれよ。
(仕方がないかと納得するが寂しそうに微笑んで
簡単に言うなよなー……。
あ、本当だ。どうする?次の部屋、もしあんたが良ければまた作るけど。
そうだ。気にするような事ではない。熱などあるか。貴様が心配するような事は微塵もありはせん
(その手をどかしてやれば深いため息)
そうだな、将来の可能性としては十分にあるだろうよ
(まだまだ可能性を秘めた存在なのだからと相手の将来像を見据え)
謝る必要などない。…そんな機会があればな。ふん、私相手に不毛だぞ貴様のその考えは。
(その笑み見れば指摘するように眉間を一度指で突いてやり)
事実を述べたまでだ。
貴様の希望次第だろう。続けるか、終わりにするか、別の方法か、鍵をつけるか…選択肢は様々だな。
うん、きっとそうなんだな。確かに熱は無いみたいだけど……。何だったんだろう。
(軽く唸りながら首を傾げて
だよな。ふふん、いつかお前よりでっかくなってやるんだからな。
(可能性はある、と言われた事が妙に嬉しく感じ頰を緩め
あ、ごめ……いや。おう、無理にとは言わないからな。何が不毛だって言うのさ?
(眉間を指で押さえながら微妙な表情で
そんな簡単には変われないんだよ。まあ変わる気も今は無いけど。
俺は……まだ話したい、かな。もし次の部屋鍵つけるとしたら、どんなのがいいんだろう。
言っただろう。貴様が気にする事は全くない。
(一息つけば肩を揺らすだけ)
やってみせろ。貴様に抜かされる未来などまるで想像つかんが
(相手見下ろしながら勝ち誇った様子で口角上がる)
そのくらいは自分で考えるんだな。そう難しい事を言ったつもりはない
(相手の眉間を一度突いてやった)
急に変化できるというなら大した器用さではあるが貴様は無理だろうさ。
鍵をつけるとしたら一度部屋で会う必要があるだろうがな。
う、ん……ならいいんだ、けど。
(気にしてもわからないか、と納得して
お前の想像なんて軽く越えてやるさ。お前より頭一個ぐらいは身長伸ばしてやる。
(負けじと見上げながら挑戦するように笑みを浮かべ
む、そうかよ。自分で考えるよー、全く。お前の難しくないはよくわからないよ、俺、人の気持ちとかには疎いって、あんたも知ってるだろ?
(眉間を摩りながら
うん、無理。そもそも変わる気がないから尚更無理だな。
だよな、んー、時間とか合わせられる日ってある?……まあ鍵は無くても困らないし、普通に次の部屋用意するかもだけど。
私よりも更にか。頭一個分だと?一体貴様の年齢からどうやってそこまで伸ばす気だ
(向けられた笑みを小馬鹿にするばかり)
確かにそうだったな。そんな貴様がよく人を募ろうと思ったものだ。おまけに相手が私とは…話していて退屈なんじゃないか
(友好的な態度も見せれぬ自分と接する事に不満はないのかと)
言い切りおったな。馬鹿正直だなそんな所まで
平日ならば夜にはなるな。それ以外ならあらかじめ告げてもらえれば合わせられるとは思うが。貴様が人に見られて困らんというのならそれでも構わんだろう。
……牛乳いっぱい飲む、とか。筋トレも増やすし、あ、あと成長期だから、今の時期!にょきにょき伸びてやる!
(張り切るように拳を握り
あはは……考えてみれば、なんでだろう。一緒に居たかったからかな、あんたと。俺はお前と話せて楽しいぞ。お前の方こそどうなんだ、俺と話すの、つまらなくないのか?
(不満なんて一つもない、と笑いながら
俺嘘つけないしさ。そりゃあ、正直にもなるだろ。
夜……そうだな、一回話し合ってみたいかな、鍵については。じゃあ今週の月曜の夜、23時頃とか。部屋建てておくから、来られそうだったら来てくれ。駄目そうだったら日にち変える。
男は25まで伸びるとは言うが、世間一般の成長期のピークは越えているように思うが、私を越える所か届かんなどとならんようにする事だ。
(片手を傾げて息をついた)
…そうか、ならばいい。もしもつまらないと思っているのならわざわざこうして足を運び続けはしない
(相手の笑みを意外そうに目を丸くしながら眺めた)
器用ではないからな貴様は。
分かった、明日の23時だな。もしも無理そうならまた連絡はするが恐らくは問題ないだろう。
ま、まだ越えてなんかない、筈だ!これからぐんぐん伸びる予定なんだよ、俺の体は!……せめてお前と同じぐらいには、なりたい。20センチぐらいだよな、確か。
(神妙な顔で相手の頭頂部を眺めながら
……! そっか、そうだよな。うん、よかった。
(頰を染めはにかみながらも表情を緩め
うん、不器用なんだ。お前は器用だよな、普通に。嘘ぐらい余裕でつけるだろ。
ん、了解。そろそろ部屋作っておくぞ。部屋名はここの板と同じ名前にするから、検索かけてくれればすぐ見つかると思う。
そうだな。貴様に関してはその可能性がある事は私の肉体が証明している。ああ、私と貴様とでは身長も体重も20の差だ。…足掻いてみせるといい衛宮士郎
(相手の頭に手を添えれば軽く圧をかけ)
ふん…
(こんな言葉一つで調子の良いものだと軽く鼻を鳴らした)
器用でありたいとは思っているさ。必要だと判断すれば可能かもしれんな。
分かった、この場所が使えなくなったその時には足を運ぼう。
言われなくたって頑張るけどさ、足掻けっていう割には縮めようとして無いか、お前。マイナスからスタートとか嫌だぞ、流石に。
(反発するように手を頭で押し返そうと
む、何さ。嬉しいものは嬉しいんだよ。単純で悪かったな、ばか。
(鼻を鳴らした相手に軽く眉を寄せ
そんなものか。俺より器用だっていうのは確実だけどな。……俺が不器用すぎるだけかもしれないけど。
…鍵付きの貴様の掲示板に書き込むと何故か暗転して書き込みが反映されないのは何故だ。LUCKの低さがこんな所にまで影響しているなどとは思いたくはないが…他には書き込めるだけに不思議でならん。よろしく頼みたいが、どうすればいいんだろうなこれは…。
まさか。人はこの位では縮まんさ。頑張った結果が身体に反映されていくといいがな
(込められた力に大人しく手を引かせ
子供はそれ位の方が可愛げがあっていいんじゃないか?
(和やかに語ってやれば目を細め
当然だ、経験がまるで異なるのだから。人から言わせれば私も貴様も似たようなものだろうがな
うーん……鍵付きってとこに問題があるのかな、原因はわからないな……。とりあえず鍵無しで次の部屋作っておいた方がいいのかな。
一回、アーチャーの方で鍵付きの部屋作っておけるかな、それで二人とも書き込みができたら続行、駄目だったら鍵無しでってことにする。
それもそうか。おう。筋トレする時とか出来れば監督して欲しいな、色々注意とかしてくれると嬉しい。
(何卒、と両手を合わせ拝むようにしながら
そればかにしてないか?
(むす、と軽く睨み
まあ、そうだよな、経験の差は埋まらないし。え、そうなのか?俺とあんたじゃ天と地ぐらいの差はあると思ってたんだけど
鍵付きであっても他で試した書き込みは出来たが、何か使ってはいけない鍵番号だったのか…原因が分からん以上は他を試すしかなさそうだな。
http://bl-bbs.drrrkari.com/#/topics/31173
場所は「未熟者と守護者」で作らせてもらった。書き込める事も確認した。
…半角での鍵にさせてもらったが、全角と半角で違いがあるものなのかは分からんな。
筋トレに監督?…オレは貴様のコーチか何かか。貴様がどういった方向性で鍛えたいかどうかだろうな
(相手の向ける言葉と仕草に肩を落として気が抜けた
いや?歳相応なんじゃないか
(ふっ、と微笑浮かべ
いくらあがこうとそれは変わらんからな。他者から見ればどちらも不器用の一言で片付くという事だ。