この世界は人間と獣人が共に暮らす世界。獣人は人間より格段に強い力を持つことが多い。それを乱用されることを恐れた人間は人間の無力さを獣人がわからないうちに人間の地位を上だとする法律を強制的に決めた。そのため獣人たちの地位は人間よりもとても低くなっている。
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「弟の為なら、俺は何だってやる。だが約束だ、俺はアンタの約束は何だって聞く、その代わり、アイツの手術費は絶対に払ってもらう。」
(よく獣人たちは隙を狙って拐われる。それは丁度良い存在だからだ。力仕事だって任せられるし、欲の発散にだって使える。今じゃ、人間たちは俺達、獣人の力を或る程度無力化させる薬だって作っちまったんだからな。けど、俺は自分で人間達のオークションに俺自身を売った。…この世で一人の家族の弟が大きな病をしちまったんだ。ただ、理由はそれだけだ。
毎晩開催されるオークション、売られる為なら、人間の要望を何でも聞いた。カラダを見せろと言われれば見せたし、鞭だって受けた。そうしたらさ、一人の人間が俺を買うって言うんだよ。弟の手術費なんて簡単に払えちまうくらいの莫大な金でさ。
薬で意識を奪われて気がついたらそいつの屋敷につれていかれていた。目隠しだかなんだかを全部はずされて俺は、最初にそれを宣言した。)
_ロルではなくあくまで説明を含めたものです。_
→普段はこのようなロルではありませんので御安心を。長さも御相手様に合わせる心算です。