デュラララチャット(仮)BL掲示板

拝啓

秋暑の候、朝夕は暑さが落ち着いてきたもののまだ日中はそうもいかないが、名前も知らねば顔も声も知らないそなたはいかがお過ごしだろうかな。

最近はあまり刀の姿が見れず、部屋があっても中々時間の都合で邪魔できんのだが、そんな俺でも誰かと話してみたくってな。
聞けばここに掲示板があると言うことで文を書かせてもらった。

一週間ほど、誰かこの暇を持て余した爺と遊んでくれんか？
刀でなくても構わないし、他の世界の人間でも構わんさ。
日頃の話でもいい、美味しい酒の話でもいい、一緒にこの爺と語ってはくれんか？

時間があれば部屋で会うのもいいが…なんせ俺は酒と飯の話しかしなくてな。多少のスキンシップは大好きだが、驚かせてはいかんだろうからな。うん。
許せよ、爺とて男だからな、はっはっは。

では、よい便りがあることを願って。

敬具

三日月宗近

いやな、儂が偶々拾うた御主の手紙を読んだのじゃが ，何やらこの世の者では無いと見た。刀と話す事なぞ 儂が生きて来た中で経験した事が無い故，儂で良ければ 御主の話し相手にでもなろう 。一人よりかは屹度，一時的じゃが胸に空いた孔を塞ぐ事は出来る。 くふふ ，爺同士仲良くしようでは無いか。と言うても儂の歳は秘密じゃがな（ ♡ ）すきんしっぷとやらもドンと来い，儂も同じ位可愛がってやろう。良い返事を待っておるぞ ，三日月殿.

＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア・ヴァンルージュ殿

あのような手紙を拾い、そして返信くださった事感謝の念に堪えない。ありがとう。
申し遅れたが、俺は三日月宗近という。
この世の物でない、のかは些か俺にはわからないが、刀の付喪神、というところだ。
古いもの、長く使った物に宿る霊魂といえばわかるだろうかな。
そなたの国にはそういったものがないのだろうか？

ふむ、爺同士、ということはそなたも爺ということか。はっはっは、これは嬉しいな。
爺だが年齢は非公開、といったところか。
うん、秘密の多い男は色気があっていいな。
そなたは普段どんなことをして過ごしているのだろうかな。
俺は使命こそあれど、隠居のような毎日で畑の収穫と縁側で茶を飲んで過ごしている。
刀故戦に出る事が本懐ではあるが、まあこういう日も良いかとも思う次第だ。

さて、嬉しさにかまけて長々と連ねてしまっても読むのに疲れてしまうだろう。
また返信を貰えると嬉しいな。

では、また。
季節柄、ご自愛を。

三日月宗近

くふふ 。何，儂も御主と同じ様なものよ 。返事こそは遅いやも知れぬが ，儂も話し相手は欲しいもの 。 儂の方こそ名乗り遅れてしまった様じゃな 。ﾘﾘｱ じゃ，ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ 。好きな様に呼んでくれて構わんよ，
ほほう，刀に命が吹き込まれたとは 。耳にした事は有るが. 実際こうして言葉を紡ぐ事は初めて故 興味津々じゃ 。儂の今居る場所は魔法学園と言ってな ? 学園はそうじゃのう，学び舎と言った方が分かり易いか 。主に魔法を使うのだが，文故に言葉で説明するのは ちと難しいのう … 。説明より見た方が速いな. もし部屋で話す機会が有れば，其の時 存分に見せてやろう !

くふふ ，そうじゃろうそうじゃろう 。その上 儂は愛らしい顔をして居る故 ，周りを めろめろにしてしまうのじゃ 。
普段は ｸﾗｽﾒｲﾄ と共に学園生活を満喫しておる，学園での生活は楽しい出来事ばかりでな 。 今の所 苦労は何一つして居らんよ 。ふむ 、其方は戦に出るのか 。で有れば 御主の身体が朽ちてしまう可能性も有るのかえ ? 儂も魔法での応援が出来れば良かったのじゃがな ，

否 ，儂の方こそ長々と言の葉を綴ってしまった故. 御互い様と言う奴じゃな 。緩りと御主の返事を待つとしよう，楽しみにしておるぞ 。新しい月に入り 風も段々と涼しくなって来る，身体に気を付けて過ごして欲しい 。

＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

返事をまた貰えて嬉しい限りだ。
リリア殿。俺の耳には新しい名の響きだ。外つ国の者なのであろうな。新鮮だ。
ふむ、読めばそなたは学生、をしておるのか？
爺と言ってはおったが、その学ぶ姿勢や殊勝な事だ。いくつになっても学ぶのは楽しいのではないだろうか。
しかも、魔法と言うものが使える、と。
霊力とはまた違うのだろうな。
魔法は本の中、テレビの中、想像の中だけの様な気もしていたんだが、まさかの世界を超えてその使い手に会えるとは思わなかった。ちちんぷいぷい、あぶらかたぶらと唱えたりするんだろう？
…少し違うと横にいた者に笑われてしまった。

うん、そうだな、この身果てる時はいつか必ずやってくると思うが、それまでに会ってみたいものだ。
そなたの魔法を是非とも間近で見せてほしい。

朝夕は少し涼しくなった、空もだんだんと変わってこような。月の綺麗な時期だ、月を肴に呑むのもいいと思うのだが、飲酒は学生としては禁止だろうかな。
爺故、夜は寝てしまうが…そなたとはいつ会えるかな。
その日を楽しみにしている。

三日月宗近

三日月殿

いやはや，朝は弱いのだが御主からの手紙にぱちりと目が覚めてしまったわい 。朝から御主の手紙を読めるとはな ，嬉しいものじゃ 。
そうじゃのう，学生の中に混じえて学んでは居るが 儂は普通の人間では無い故 … 。年齢何てものは差程 気にしてはおらぬが ，今居る生徒よりかは多くの歴史を学んで来た 。この身で. 目で，確かめながらな 。
くふふッ ，成程な. そう来たか 。儂もつい笑ってしまったわい ，横にいた御付きのものに不思議がられてしまった 。この学園ではそういった魔法の事やらを多く学ぶ故 ，御主も今からでも遅くは無いやも知れんな 。

うむ ，儂も御主に会ってみたいものよ 。そうじゃのう 、四日と五日は特にこれといった予定も無い 。其方の都合が付く日は何時だろうか 。 何 ，儂は 学園に居る者故 酒を飲まん様に心得ては居るが 、 ぷらいべぇと ならば良かろう 。
今日も 日差しが強い日になりそうじゃ ，水分は確りと摂る様に 。

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

朝の収穫が終わる頃この文を受けとって堪らず返事を書いてしまった。

文というものはこんなにも心躍るものなのだな。知らなかった新しい気持ちだ。感謝する。
普通の人間ではない、とはどういう事だろうかな。
神か？鬼か…、魑魅魍魎…ではないだろう？とはいえ、俺達の国は多くのそういったものと暮らしている。俺もその類だ。まあ、見えるか否かはさておいて。

お付きの者が居るあたり、そなたは歴史を作ってきた人間なのだろうかな。人を導いたり、要人であったりするのだろうか。俺の仕えている主もそうやって近侍というものをつけているのでな。そうではないかと思った次第だ。
そなたも長い年月を過ごしてきたのだろう。俺は歴史と共に在ったが流され人の手に渡ることばかりだった。歴史の舞台に立つ、とはどんなきもちだろうか。俺は人々の綴ってきたその歴史を守るべくして、こうして生を受けた訳ではあるのだが、生きる人間の意思選択は愛おしくすらも感じる。
若い者に混ざって学ぶのは楽しかろうと思う、会ったときには是非ともその話を聞かせてはくれないだろうか。

ふむ、では四日は如何だろうかな。馬や畑の世話がある故、昼前からにはなってしまうのだが…、如何だろうか。是非とも検討してほしい。

この文の返事を楽しみに過ごすとしよう。
良い一日を。

三日月宗近

三日月殿.

学生の本分に努めると言うのは 体に響くもの有れど 矢張り楽しいものよな ，今しがた終えた所じゃ 。ちと遅くなってしまったのう 、

其れは儂も同様の気持ちよ，学園生活も楽しいものだが 御主からの手紙も待ち切れぬわ 。
儂は神でも鬼でも無い，簡単に言えば吸血鬼と同じ様なものじゃな 。と言うても儂は血は飲まん 、ﾄﾏﾄｼﾞｭｰｽ が一番よ ! 健康的であろう ?

儂は歴史なぞは作って居らぬよ ，唯 その歴史をこの目で見て. 生きて来ただけじゃ ，他の生徒より 長く生きただけの事 。ふむ 、近侍. 近くに侍らせる 。そうじゃな，そういったものに近い 。儂は とある3人と幼き頃から過ごして来たのじゃが ，矢張り成長と言うものは早いのう … とっくに儂の背を追い越してしまったわ 。顔を見るにも首を痛める事も多々有る 。この学園には儂らの様な 妖精族も居れば 人魚も居る，そして唯の人間もな 。奴等の生き方や抗い方に，尊ささえ芽生える。御主と同じよ 。

勿論，良かろう 。儂も其方の歴史や日常を知りたいのでな ，魔法の無い. 刀が存在する時代も中々に興味深いのう 。
昼前か 、あいわかった，其方の手が空いた時にでもまた返事をくれたら良いぞ 。

暑い日が続いた今日この頃 ，御主は如何過ごしただろうか 。刀とは言えど体力は消耗するであろう，緩りと 返事を楽しみにしていよう 。

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

今しがた受け取った。返信がある、とは嬉しいものだな。こんなにも楽しみに過ごしたこと等実に久しい。

吸血鬼。少し調べてみたが、血は吸わないというのか。俺が聞きかじった吸血鬼とは違いそなたは妖精族でもある、というのか？妖精、精霊とはまた違うのであろうな。そして人魚まで。まるで外つ国から聞くお伽噺の世界のようだな。１２時に溶ける魔法や、小人の世話になる姫、眠り続ける姫や、空飛ぶ魔法の絨毯、耳の大きい象や、ふむ…あと何があったかな。

歴史を見てきた、とはいえ、今ある歴史は多くの者が生きてできたものさ。そなたにはそなたの歴史があろう。そうかそうか、そうやって追い抜かれることも爺としての喜びと言うものもあろうな。子を抱くというのはどういった気持ちだろうか。残念ながら俺はまだその経験は叶いそうにないな。

四日の件、感謝するぞ。もちろん、手が空き次第必ずすぐにでも連絡しよう。明日はその日を楽しみに過ごそうか。何を話そう、トマトジュースが好きと書いてあったな。畑で取れた瑞々しいトマトを土産にしよう。うん、楽しみだ。

さあ、爺は眠る時間だな。
そなたは疲れただろうかな。
また明日、そなたにとって実りある良い一日となることを祈って眠るとしよう。
良い夢見であってほしい。

三日月宗近

三日月殿.

くふふッ ，そんなに待ち遠しかったかえ 。そう言われると儂まで 御主の嬉しさが手紙から伝わってくるものよ 。

ふむ ，ちと 難しかったかのう 。儂も上手く言える口では無いが ，飽く迄も 吸血鬼に似た様な存在と言うだけよ 。種族は妖精族であれど ，質やら何やらが吸血鬼と似ておるだけじゃ 。ほうほう ，御主も中々 知っておるでは無いか 。御伽噺も知れば知る程興味深くなるもの，刀である御主が書物に触れる機会等 そうそう無いであろう ? これを機に色々と学ぶと良いやも知れんな 。

成程な ，確かにそうやも知れん 。御主の言う通りであった 。儂は昔，小さな人の子をこの手で抱いた事が有るが. ほんの少し力を入れようものなら直ぐに壊れてしまいそうな 脆く，儚いものであった 。じゃがな 、それと同じ位 温かく，柔らかい 。確かに命はそこに宿っていた ，儂はこれを守り通すと誓ったものよ 。

大した事では無いぞ，その日は丁度儂も空いておった故な 。何と. 手土産迄 くれるとは思わ何だ 。 儂からも何か用意をして置こう ，茶でも良かろうか 。

おや 、随分と早い就寝じゃな 。くふふ ，良い良い ，御主も疲れたのであろう 。緩りと休み明日に備えて欲しい 。 悪夢は儂が全て取り払ってやろうな ，御主に悪夢は似合わんよ 。
良い夢を ，

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

おはよう。日が昇り始めるのが少々遅くなった気がするな。季節の変わり目故そなたも体には重々気をつけて過ごしてほしい。

ふむ、そういうものか。いやはや世界はひろいな。俺達の中でも神や妖怪と行った族の中でもいろんな種類があるように妖精族、というものの中でも色々な者がいるのだろうな。いやはや、世界は広い。
ははは、良く知っているだろう？テレビで何度か見ている。意外と流れていると最後まで見てしまうな。あれこそ魔法のかもしれないな。…違うか。
書物か、細かい字ずっと見ているのは疲れるが詠むのは好きだぞ。本を見ることはもちろん楽しいが、流れる季節を日がな一日長めその過ぎゆく姿を見ていくのが今は楽しいな。

そうかそうか、そなたは父でもあったか。その人の子は今はどうしているのだろうか。元気に過ごしていると良いのだが。ふむ、俺の仕えている主も早く嫁御前を貰って欲しいものだが…、まあこればかりは縁故にいつか結ばれるだろう。人の子の成長は早かろう、苦労もされた事だろうと思う。しかしその分喜び大きいのではないだろうかな。そなたと子の幸せを願わずにはいられないな。

さあ、そうこう言っている間に明日になったな。楽しみだ。そなたも手土産を…気を遣うなと言いたいが一緒に飲んでみたい。何よりそなたと会えること、楽しみにしている。

さて、どうしても長くなってしまうな。馬の様子でも見てこよう。愛い奴らだか、戦場では頼りになるものばかりでな。寝藁を変えて、毛でも梳かしてきてやるさ。そなたも良い一日を。

ああ、そなたのおかげだろうか。目覚めが良い。そなたも良い夢が見れただろうかな。心遣い、感謝する。

三日月宗近

三日月殿.

うむ ，御早う 。 御主が悪夢に苛まれずに良く眠れたのであれば良い ，儂もぐっすり眠れた故 御主の御陰じゃ 。

世界は広い，未だ儂も知らぬ事が多く有る世界よ 。この命有る限り 色んなものに触れて，見てみたいと思う 。
ほほう 、そう来たか ! 否，あれも一種の魔法やも知れんぞ 。 てれびの中に映る人々やその物語 ，全てにおいてが鮮明で 輝いて見える 。ばっどえんどは酷では有るが ，何気に儂は好きやも知れん 。
今はもう月も変わった故に 気温や風景も段々と変わっていくじゃろう ，年に一度しか見れぬ景色をじっくりと眺めるのも良い事よ 。

その小さき人の子は今は儂と同じ学園に通って居るぞ ，前の手紙にも記した通り 幼き頃から一緒に居った3人のうち一人よ 。嗚呼 ，語弊を生みそうじゃから細かく言うと，幼き頃と言うてもその時 儂は赤子では無く. その3人よりちと 大きかった時からずっと一緒に居たのじゃ 。その3人の父，と言うのはあながち間違いでは無いやも知れんな 。儂は子守りが得意でな 、儂の唄を聴くと直ぐに寝てくれるのじゃ 。皆良い子だぞ 。くふふ ， 御主の主もそういった年頃か 。良き縁が訪れる事を祈ろう 。

おぉ ，日が経つのは早いものよな 。 何 ，遠慮何ぞ要らぬよ 、可愛い後輩に良い御茶を聞いてみよう 。 其方の国と儂の方の国とでは御茶の種類も違うやも知れぬ ，一度口にしてみては如何か 。

馬が居るのか ，良いのう 。此方にも馬術部が有る故に 馬は何頭か見た事は有るぞ 。馬の手入れも大変そうよな 、沢山 可愛がって来て欲しい 。儂も ちと その辺を うろうろと散歩して来よう 、朝の散歩ほど心が落ち着くものは無い 。

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

三日月殿.

御主に謝らなければならぬ事が一つ 。何故か明日と土曜を間違えておってな ，儂らが話す日が土曜じゃと勘違いしておった 。明日は 午前中はちと用向きがあっての 、午後は良いのじゃが 御主が都合悪かろう 。 また別日に先延ばししても良いだろうか 、… ?? 本当に申し訳ない ，儂も歳じゃのう … 改めて実感したわ

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

いやはや今日は給料分以上に働いてきた気がするな。そなたはどう過ごした？朝の散歩は充実したものだっただろうか。今日も暑かったが、体調を崩してないといいと思う。

ははは、可愛い勘違いさ。爺になるとよくあるな。俺も暦の読み違えは良くするのでな、気にしないでくれ。
ふむ、俺が土、日曜と主に連れ添わねばならんでな。できるなら明日の午後から夕方辺りまでがありがたいのだがどうだろう。
何、明日会えないとしてもここがある。また次回もあろう。もちろん先延ばしでも構わんさ、今しかない訳ではないからな。是非とも機会を設けてもらえると嬉しいな。

うん、魅力も魔力といからな。そうなれば魔法かと思ったまでだ。魔法か、魔法が使えたら俺は何をしようか。そなたは十分に見聞が広いようにも感じるが…
だが知ろうという気持ちは幾つになっても持ちたいものだ。
ふむ、俺と良く酒を呑んでくれる奴が居るんだが、驚きがないと死んだと同じだと豪語するやつがいる。そう考えると、あいつとそなたは興味を持つという根本が似ているのかもしれん。なるほど親近感が湧くわけだ。

なんと、子と同じ学園に。養父と言ったところかそれでも人を育てることは大変だろう。今同じ学園に通ってどうだろうか。この成長をうかがえる機会だろう、存分に楽しむ他ないだろうな。面白いことがあれば是非に教えてほしい。
ふむ、俺の主は朴念仁でな、相手方が逃げていくだろうさ。まあ夢のまた夢。その時が来たら自慢の子守唄を指南して貰いたいが、頼めるかだろうか。

さて、風呂に入って来よう。
風呂の前に呑んでしまうと、周りがうるさいのでな。一緒にどうだ、と言いたいところだが楽しみは後にしよう。
そなたは疲れ知らずのような気もしているが、どうぞゆっくりと過ごしてほしい

三日月宗近

三日月殿.

今日も御疲れ様じゃ，儂は散歩の途中 雨に降られてしもうてな 、けれど小雨だった故に るんるん気分で寮に帰って来たわ 。暫くの間は授業が午前だけになってな ，昼餉は自分で作って食べて. その後は一人 茶を飲んだりと有意義に過ごしたぞ 。

可愛いと言われてしまったわい ，まァ良かろう 。何せ儂は未だ愛らしいからのう ！ それと御主の寛大さに感謝する 。
午後から夕方迄，じゃな ? うむ 、それなら儂も空いてる故. 明日の午後からとしよう 。くふふ 、それもそうか 。此処での手紙のやり取りも可能故 ，会えずとも言の葉を紡ぐ事は出来る 。

此方では色んな魔法を学ぶ事が出来る ，歴史に関する勉学もするが. 箒を使って空を飛ぶと言う授業も有るぞ 。まァ 儂は 箒なぞ使わんとも飛べるのじゃがな 。
ほほう ，そんな者が居るのか 。其れは ちと興味が湧くのう ，其奴とは一度会ってみたいものよな 。儂の様な妖精族が目の前に現れた時点で 驚くやも知れぬ ，この儂がめいっぱい驚かしてやろうな 。

うむ ，同じ学園に居るぞ 。一年にｾﾍﾞｸ ，二年に ｼﾙﾊﾞｰ ，そして儂と同じ三年に ﾏﾚｳｽ と言う愛い奴等が揃っておってな 、皆 儂が育てたも同然よ ！矢張り 表情も凛々しくなって来てなぁ 、良い表情をしておる 。くふふ，それであればうちのﾏﾚｳｽも同じ様なものよ 。無口と言う程では無いが ，妖精族の末裔と言うのと 頭に角が生えておる 。そして何より，儂等の故郷. 茨の谷 の次期王様じゃから 中々近付けまい 。
勿論じゃとも ，心良く引き受けよう 。… ふむ，意気揚々と子守り唄の指南を任されたのだと自慢したのじゃが. 皆青い顔で やめておいた方が良い. と言われてしもうた 。何故じゃろうか 、…

湯浴みか，今日の疲れを取り除いて来れば良い 。 湯に浸かれば心も身体も癒されよう ，こう見えて儂も結構身体に色々と来るものがな … 御主も充分に気をつけて欲しい所存じゃ 。

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

三日月殿.

御早う， たったこれだけの為に手紙を送ってしまったわ 。 御主は確り休める事が出来たで有ろうか，儂は今日も元気じゃぞ 。空はどんよりと曇っておるが 寧ろこの位が丁度良い ，陽射しが強いより好きじゃな 。 今日も愛い後輩達と共に勉学に励むとしよう ，今日の午後. 楽しみにしていよう 。

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

おお、少しばかり朝から問題があってな。
やっと筆が取れる、と思った矢先にそなたから貰えるとは。ははは、何とも有り難いなあ。

そちらはゆっくり休まっただろうか。
午前中までは忙しいと言っていたか、うん。忙しい時ほど用心して過ごしてほしい。

積もり積もった返事はこのあと直接話すとしよう。
俺も楽しみにしている。

リリア殿

三日月宗近

三日月殿.

おや ，そうであったか 。 無事に解決出来たのなら 良いのだが … 。 くふ ，丁度良いタイミングであったな 。

今しがたその用事も終わった所よ，今日も雨に降られてしもうた 。 御主は 昼餉はもう食べたじゃろうか 、 食べ終わったのであれば声を掛けて欲しい 。儂はもう準備万端よ，

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

おお、これはこれは。
おかえり。少し遅れてしまったか…。申し訳ない。
雨にうたれたと書いてあったが、風邪を引かないようにしてほしい。

では、そなたの名前で部屋を作っておこう。
直接会話が出来る事が楽しみだ。
今日はよろしく頼む。

三日月宗近

三日月殿.

今日は良き日であった ，こんなにも会話が弾むとは思わ何だ 。有難う，
ただ一つ後悔したのは 御主に手土産を渡し損ねた事じゃな 、次 顔を合わせた時は 張と持ってこよう

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ.

リリア殿

こちらこそ素晴らしい一日をありがとう。
この目で見た魔法が忘れられない程だ。そなたの浮遊も見事であった。
筆を一つ振るだけで部屋が元通りになっていく様などこれがあれば多くのものを救えるだろうさ。
素晴らしいな。

おお、そうだった。俺が最初あんなのだったからな。
では一緒に送っておこう。旬故に早く召し上がって欲しい。（ダンボールいっぱいのトマトと茄子、枝豆を添えて）
枝豆は酒に合うぞ。うん。是非とも塩ゆでしてほしいものだ。

さて、では俺は少しばかり戦場に立ってくるさ。
そなたは良い休日を過ごしてほしい。
また会える日を楽しみにしている。

三日月宗近

三日月殿.

いや何，大した事では無かろう 。儂らにとってはアレは普通の事，けれど御主の目に 輝きが見えたのなら 其れは嬉しいぞ 。また魔法を見せてやろう 、

む ，何と送ってくれるとな 。ならば儂も送り届けよう ，（ 茶葉，其れに加え ﾏﾄﾞﾚｰﾇやｸｯｷｰ と言った日持ちする菓子を添えてやり 、）
ふむ ，豆か 。丁度恋しくなっていた所よ 、届き次第 塩茹でをして食して見よう 。

あいわかった ，負けずに頑張ってくるのじゃぞ 。此方から 御主を応援していよう 、

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

昨日はたくさんの茶と甘い菓子をありがとう。
本丸の皆で食させて頂いた。
程良い甘さで、戦の疲れが癒やされてな。実に美味しかった。ありがとう。

あの魔法が日常とは、世界は広いものだな。
是非また見せてほしい。
そうそう、そなたの話をしていたら皆やはり会いたがっていた。見目麗しい少年のようだったと言えば、爺詐欺だと誰かが言っていたなあ。
面白い言い方をされたものだ。

さて、そなたは休日だっただろうかな。
何をして過ごすのだろうか、良い一日であることを願っている。
急に暑さが戻ってきたり、台風が近づいて来ているな。そなたは急な雨に良く会う印象でな、それも気をつけて欲しい。

それではまた、今日と言う日を健やかに過ごされよ。

三日月宗近

三日月殿.

此方こそ，旬の野菜等を貰って満足じゃ 。豆を塩茹でして食うてみたら予想以上に美味くてのう ! ｼﾙﾊﾞｰ や ﾏﾚｳｽ達にも食べさせてやったわ ，皆 口を揃えて美味しいと言っておったぞ 。ﾄﾏﾄも美味であった ，

勿論じゃ ，減るものでは無い故 何時でも見せてやろう 。 くふふ ，爺詐欺とはまた恐れ入った 。そんな風に言われるとはな 、けれど儂の方も御主の話を皆に話したら 大変 驚いておったぞ 。刀を振るう何て爺のすることでは無い，とな 。余程物騒に見えたのじゃろうか 、けれどその姿も美しいのよな 。

此方は曇り空 ， じめじめせず過ごし易い気候じゃ 。御主は主の付き添いであったか ， 気を付けて行くのじゃぞ 。 此方には台風は来ておらぬが ，何時 訪れるか分からぬ 。気を付けて過ごしていよう 、御主も 良い一日を 。

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

口に合ったようで良かった。
さて今日も暑かったな。途中雨に降られたが濡れずに済んだ。少々茶店で茶とわらび餅を頂いてな。
季節の変わり目だろう、神鳴りがよく響く。

ははは、お互い無いものが珍しいのだろうな。
減るものではない、というのが魔法の凄いところだろうか。俺たちは人によるが減ったり弱ったりするな。仕方のないことだが。

しかし、魔法の万能さには目を見張るものがあるな。
他にどんなことができるのだろうか。いや、できない事の方を聞くほうが早いのかもしれんな。
そうそう、俺の主はからきしだが式神を仕え、呪詛や悪鬼を祓うものも居るのだとか。世界はいろんな意味で広いな。

さて、そなたはどんな一日だったかな。
雨に降られていないと良いが。

三日月宗近

三日月殿.

返事が遅れてしもうたの，此方 確かに雨と神鳴りが酷い日であったが 特に大きな被害は出ておらぬ故に安心して欲しい 。

ふむ，出来ない事か 。出来ない事 、と云うより此方は魔法を使い過ぎると オーバーブロットと云う ，所謂 闇堕ち状態になってしまうのじゃ 。じゃから 魔法を使う時は 重々気をつける様に 心掛けて居る 。

今はもう随分と日が落ちてしまったが ，明日は良い日になると良いな 。御主は今日も主の付き添いで疲れたであろう ，ゆっくり休んで欲しい 。

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .

リリア殿

俺の方こそ返事が滞ってしまってすまない。
元気にしておられるだろうか。

さて、俺もやっと本調子になりまた出陣で忙しくなってきてな。
それでいて返信ができなかった。申し訳ない。
決めていた期間がすぐに来てしまった。
一週間ほどはゆっくりできると思えば、そうでも無かったなあ。おぬしと話せたこととても楽しかった。
自分の世界では知らぬことが沢山あるな。
それをこの目で見れた事、生を受けて過ごす中の宝の一つとさせて貰う。
またいつかこんな俺だがどこかで会えると話してくれると嬉しく思う。

そなたの学校生活が実り多くかけがえのない日々となることを願っている。

感謝を込めて。
どうもありがとう。

三日月宗近

三日月殿.

いやはや，儂の方こそ返事が遅れてしもうたな 。 御主がこれを見ているかすら分からぬが 、返事だけは返しておこうと思うてな ?

嗚呼， 一週間とはこんなにも早いものだったのかえ 。如何しても短く感じるのう 、部屋で話せたのも一度だけ，御主の麗しい容姿が恋しいわ 。 儂もこの事は忘れぬよ，永い間生きてきた儂の思い出の一つじゃ 。此方こそ 感謝するぞ 、三日月殿 。 其方の世界は厳しく. 大変な世界では有ろうが ，儂も此方から御主が元気である様に願っておる 。

左様なら，と云う言葉は似合わんな。また逢おう，三日月宗近 。御主のこの先の未来に 幸あれ !

＿＿＿ ﾘﾘｱ･ｳﾞｧﾝﾙｰｼﾞｭ .