デュラララチャット(仮)BL掲示板

詰まり文字の如く

震える唇と軋む喉骨と、脳漿を圧された様な不快感を携えそれが貴方でない事を願うばかり。

貴方に独占欲を向けてしまっている内は駄目なのでしょうけれど。貴方がそうさせたのになんて言えれば甚だ気も落ち着くだろうに、こんな賤陋の染み付いた体で如何しろというんだ。

欲しいのはその姿なんだ。 それが、それが欲しいのに。

御機嫌よう。…耳障りの悪い挨拶をどうも。
幾ら上質な物を纏ったって無意味なのだと他でもない貴方に示されたら行く宛てが無くて困るじゃないか。如何してくれよう、そればかり考えているよ。

此方の粗陋は棄ておこう。
だけどもせめて貴方が存在している事実だけでも記して欲しい。それだけで充分だと言えるようになるさ。頼むから、どうか、腕を摩りたくなる様な不安から遠ざけてくれ。

一つ私腹が肥えようものなら今までの寒々しいまでの憂いを払って欲に塗れて、あと一つ、否もう二つ、三つと捨て置いた欲が顔を覗かせるのは、果たして、己がそこまで醜い暗喩か。可哀想に貴方も。こんなのに好かれてしまって。