此処はシェアハウスだったはずだった
BLに関する雑談をしたり、BL要素を含む成りきりの募集をしたりするための掲示板です。
此処はシェアハウスだったはずだった
いっちばん(でかでかと自分の名前を書いて残し)
(出遅れたので齋の名前の上に簡素な王冠を落書き)
大勝かくてい゛ィイイイイ!!!(ジャラララララララララララジャラララララララララララジャラララララララララララジャラララララララララララジャラララララララララララジャラララララララララララジャラララララララララララジャララララララララララララララララララフィーバーーッジャラララララララララララジャラララララララララララジャラララララララララララリーチ!!ジャラララララララララララトゥルルルルァフィーバーーッジャラララララララララララトゥルルルルァフィーバーーッ)
(気が変わったので王冠を消して遺影に描き換え)
そんなに俺を殺したいのかお前は
おう。前科一犯になるからやらねえけど。
なんでそんな殺してぇんだかなぁ
おニーサンはっけん゛〜!(両手で輪を作りその中からキチニキを見据えた。)
お
ち。
うぇーい
混沌のシェアヒャッヒワーー
.。o(コイツらのまとめ役増えねぇかなぁ)
俺が居るじゃん(問題児かもしれないよ)
@齋
.。o(まともウホッイイオトコ♂
その点については尊敬と同情する
全員問題児だろうが
※齋も含まれています
あんたの3回の死因の内1回がどうしても思い出せないんだが、なんだったっけか。
‥俺何で死んだっけ。
放射能と酸は俺だから分かる、もう一つが分からん。
じゃあ2回か?3回だった気がしたような‥(はて)
分かった、辻褄合わせに後でもう1回殺そう。これで解決だ。
殺さんでいい(真顔)
罠に嵌められたな齋
俺じゃなくて他のやつ殺しておけよ‥
俺も誰か殺したい
理由がない殺生は駄目だろ
猟は理由があるってか
殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意殺意
あるぞ、むかつく。
(うわ)
どっかのパチンカスの事なんて盗らねぇって
でも辻褄は合わす
や、やめてえ゛ッッ、俺の為に争わないでえぇ゛〜ッッ!(床に膝から崩れては、横倒しに成った身体を支えるべく右腕を床に着き、小指を立てた左手の甲を唇に宛てがう。当てられたスポットライトは、彼に舞台女優ばりの輝かしさを纏わせた事だろう。)
卭がオカマにしかみえry
やれやれ困ったもんだ、そんなんじゃ好物ご馳走出来ねぇな
(どこぞのガスマスクの差し金か、不定期に謎アップグレードを続ける照明家具の電源を切り物理的な輝きを消滅させてしまうと、他の謎ボタンを押したことで天井に引っ込んだスポットライトの代わりにアダルティックなジャズと共に出てきたミラーボールを二度見して乱反射する青白い光に照らされる悲劇のパチンカスへ視線を戻し。)
…あれは美味いが自腹で買うからいい。
そいつぁ残念
卭のこれはどういうポーズなんだろうとロル読みながら再現したら仕上がって後悔した
成は何してんだよ
住人の中では祭が一番似合いそうなポーズだと思う
許さない。俺にこんなセクシーなポーズ取らせやがって
…!!!(突如として移り代わった曲調に驚愕を示したものの、一度立ち上がれば急ぎ足で一旦その場を後にする。数分後に舞い戻って来た時には茶がかったスーツを身に纏い、颯爽とキッチンカウンターへと腰かけた。何処からとも無くカウンターを滑って己の元へと運ばれて来たロックグラスに入れられた丸氷が浮かぶ麦茶を手に、此方へと視線を向ける猟に星を纏うウインクを一つ飛ばす。数秒間をあけバリトンヴォォオイス(イケボ)で紡いだ" 彼にも同じものを。"と云う言葉は室内の音楽に合わせて怪しい仄暗さを纏って居たかもしれない。)
(尚スーツはこの住民の誰かの物)
.。oO(放っといて飯食お)
(面接用じゃねえのかよ)
(茶色のスーツで面接行かねぇだろ)
(それもそうか、…スーツも洒落着の一種なんだな)
成…お前バカなんだなあ゛!!(ギャハハ)
(こだわる奴はボタンとかもこだわってるしなぁ)
??(これはどうやったら元の照明に戻るのかと色々弄って青白から薄紫、穏やかだが深い虹色へ駆け回る光が変化していく様に困惑している内に何か準備が整ったらしい。突如きのこ宜しく生えて自己推進力で走って来たウイスキー色のお茶に奇怪なものを見る目を向け、体を強張らせて警戒していたものの何とも気の抜けた面に何だお茶かと自分を納得させて身近にあった椅子を引っ張って正面に腰かけ。同様にルンバの如き違和感のある違和感のない動きで駆けてきた麦茶はやはり今の相手同様に少々気味が悪い、西部劇染みた格好を前に何時ものTシャツ姿のまま、飛んできた星を砂糖代わりに入れると調子を戻すべく手にしたグラスを口元へ押し付けてやり。)
(ボタンに?金持ちはカフスボタン?は良いの使ってるってのは聞いたことがあるが、…全部か?)
(齋の部屋にあるスーツのボタン全部ファミコンのボタンにしてやった)
(お前なんてことを)
(全部オーダーメイドする奴もいるぞ(背後から卭の頭を締め上げて)
(こだわる奴はとことんこだわるんだな。こういう時はどうするんだ、クリーニング屋に出せばいいのか?)
(そうだなぁ、クリーニングしかねぇな(卭の頭をギリギリ締め上げながら)
(ギャァアアアアアアアアア゛ッッ(頭を締め上げられて絶叫上げ)
卭くん、人のスーツに何してるのかな(優しい優しい笑みを浮かべながらも腕力は弱めず問い掛けてみて)
ボタンを牡丹化()
うっわおっかな、(様々な意味で身を襲う寒気に身を竦めて見守り)
あババババババババ(向けられた優しげな笑みの裏に宿る私怨的な感情を汲み取っては泡を吹き出して死ぬ)
(カニのように泡を吹いて天へ召された相手を見ては、ハッとしたように猟を思い出して)
(泡を吐く口に一輪のトルコキキョウを添えて合掌。死因が事故ではなく彼奴の自業自得のため生存し憐み嘲り半々の眼差しを向け)
猟の死ぬ基準が分かんねぇな
いかにもらしい死亡を建設したいんでない?
いかにもらしい‥か
俺らも互いの死因結構見落としてる事多いし多分分かってねえぞ
因みに猟が死んだら卭も死ぬのか?
草だから
割と死ぬ。
(しぬ)
べいまあ゛ァああああああああぁぁぁ!!!
草草の草
(真顔)
三兄弟みてぇになってんな
神父様みたいで…恰好良いぞ…(震え声)
ベイマあァああああああああぁぁぁ!!!(べいま)
猟?お前こっち見て笑わずに言ってみろ(真顔)
唐突なホラーだな
(闇落ちしたアヒルちゃんかと思ってビビった)
可愛い絵があって笑うどころじゃ無かった。
一日1回は誰か死ぬよな此処の奴
っし、.....神、ぷ.....っはは、神父様みてえ、(一応正面は見るものの十字キーの雑に削がれた基盤の残骸を見て吹き出しそうな口を押え)
なんで俺がこれを着る羽目になってんだよ(笑う三男坊を見ながら眉を寄せ背広を脱いで)
良いだろ似合ってるし、(無理に噛み殺した結果後引く笑いに息を落ち着かせ)……茶色…茶色?さっきあいつが着てたのもあんたのかも。
流石に茶色のスーツなんて持ってねぇぞ?アイツ何処から持ってきたんだ‥(困惑したように背広を見詰めて)
この部屋であんなダンディなスーツ持ってんの他にいないだろ。早着替えだったからここのだとは思う。お兄さんか?大穴で鳥か?祭は白しか着ねえし成は茶色選ばなそうだし、明は俺と似たようなもんだし…(腕を組みつつ消去法)
部屋つくる?
そうだな、案外皆10分20分内で書いてるしそっちのが楽かも。
勃ったあ゛ァああああああああぁぁぁ!!!!
部屋行きたい…のに。
これは八尺様と尺八を間違える猟
しね
また部屋がワープしてた
部屋が暗転してろくに読めやしねぇ
齋齋齋齋齋齋
齋ー(地の底から響く低音)
なんだー(負けじと低音で返し)
齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋
(うわ)
(ドン引き)
(避難所いこうぜ避難所)(ひそひそ)
あーそれなら暗転しねぇか
(皆へ 重いので避難所にいます。 卭 猟 齋)
そういや猟はいつ俺の目玉返してくれるんだ?
齋起きてんなら部屋来て。
猟が居るし彼奴勝手に寝ようとしてるから
行くのは構わねぇがそんなに居れねぇぞ
それでもいいから
返さねえが?お休み、また後で
寝落ちてたあ゛…(通常運転)
お前ら朝から出没してたのかあ゛!?
まだ部屋あるよ、齋と猟消えたけど
俺はちらっと顔出しただけだ
みんな結構時間作れるんだねあげとく
暇人だからね今日は
部屋あるから適当に時間空いたら来なよ
@鳥居川
これから仕事あるんだ、また明日くるね@明.
そっか。頑張って@鳥居川
傍から見るとキチガイの集いってすげぇ部屋だなぁ
本当にすげぇ部屋だったけど面白かったぜ、今日はありがとな、ウェイウェイ。
お前は卍〜!!
また来いよなあ゛!!@卍陽キャ卍
齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋齋
(己の手元から攫われた粗雑な作り乍も何とか弟の形を取り繕った人形は、今は布団の中に潜り込んだ本人の腕の中に仕舞いこまれてしまった。作った人形に対しての感想なんてものは無かったけれど、其れを本人が受け取ってくれた事実の嬉しさから酷く胸の内に熱を籠らせてくる。アヒルちゃん以外の誰かの為に何かをしてやりたいだとか、何かを作ろうとした事すらも一度だって無かった為に、初めて作ったとは言え酷く不格好なパペットを受け取って貰える事が、こんなにも心を満ち足りた気持ちにさせてくるだなんて、知らなかった。家族の暖かさも、与えられる愛情だとかも知らない。けれど、之が人を慈しむ気持ちなのだろうと、産まれてこの方感じたことの無かった感情の沸き立ちが引き起こす胸の内の温もりの訪れと共に瞼が徐々に熱を帯びて目の前が揺らぐ様に歪み、目頭に少しだけ染みる様な小さな痛みを感じれば一粒の雫がいつの間にか瞳から溢れて頬を伝っていた。)
あ゛〜………んだよコレ。
(その一粒に誘われるが如く次から次に止めどなく雫は溢れて、困った様に眉を寄せはしたものの胸の内に不快感や喪失感なんて物は無く、恐らくこれはそれらとは真反対の感情から溢れてしまった物なのだろう。ぐすり、と小さく鼻を引きずれば目元を左の袖口で拭い捨てて、己も布団の中へ頭まですっぽりと潜り込んで双眼を閉じた。おやすみと既に夢の中へ先行く彼らに告げた声は僅かに揺れていたかもしれない。)
呪いみてぇに呼ばれてたんだな
お前は呪われた
血塗れの象徴謂わば勲章さらば群青の思い出よ
@ 95PYsYmj5QuaZuf
ゔわ゛ァああああああああぁぁぁ!!!(@の先を検索して死ぬ)
フォローよろしく♡
(愚兄と同じ過ちを繰り返して死ぬ)
ぼくは本当にぐずでのろまでだめな人間ですがこんなぼくといつも話してくれてありがとうございますこれからもすえながく結婚してください
お前がゴキブリを食おうが俺を喰らおうが肉塊を蠢かせて復活しようが、何をしようが愛してやるよ…、結婚しよう(エンダァアアアアアアアアアアアアアア嫌あ゛ァアアアアアアアアアアアア)
割り込もうと思って、返事打ってたけど悩み過ぎてやめた。
末永くお幸せに
@卭
@お兄さん
そこくっついたんか、おめでとさん()
今夜はお赤飯だな(?)
結婚、それ即ちいつでも食べていいよって事だろ♡
よし!!!!離婚しようぜえ゛!!!
おめでたいな
お...おめでとーございます....?
って言おうとした傍から離婚相談してる...
建設建設建設建設建設建設建設建設建設建設!!!!
きちがい
お前がケツ出せ
皆へ
弟と遊ぶのが楽しくて
なかなか部屋に戻れません。
すまんこ
相変わらず仲良いな(くつくつと笑い声をあげて)
かっこいいよ。
ありがとう
戻ったらみんな死んでて草
要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要
卭、面接に答える練習しておけよ(肩ポン)
ひ゛…(肩に置かれた手の先に視線を向けて冷や汗だくだく)
面接、今日だよな?(優しい微笑みを浮かべながら肩に置く手に力を込めて)
は、はい゛…き、きょう…でず…(まるでピンクローターが如く身体を微細に震わせて青ざめ)@齋
(昨日より体調を崩し気味なのか喉が痛く、軽く咳が出る。
とは言っても今日はパチンカス弟の面接日なのである、休む訳にはいかないと風邪薬を内服してから身支度を整え会社へと向かおうか。
何時もと変わらないキチンとアイロンの掛けられたワイシャツ、定期的にクリーニングに出しているスーツ、キッチリネクタイを結び会社へと向かう為にシェアハウスをあとにする。
通勤をしながらもふと考えたのは"アイツ大丈夫だろうか"なんて、弟の心配なようで思わず苦笑いを浮かべる。
通勤電車の中何気なく携帯を弄り、飲食店を調べ始める。
もしパチンカス弟が面接を頑張ったのなら、他の連中も引き連れて美味しい物でも食べに行こう、そう思ったのか頬が少しだけ緩んではスマホをポケットへと戻し外へと視線を向けながら電車に揺られて行った。)
一応シェアハウスだし俺は屋上に近い方にすみたい
面接ガンバリンッ
(今日は次男の面接の日だったか、朝食の時点で体調が芳しくなかった長男の姿も相まって不安が重なるも昼に面接を行う会社も多いので今は連絡するのをやめておいた。あいつの事だ、端末をマナーモードにするのを忘れて面接会場にラァイム、なんて場にそぐわない音声を響かせ場を凍らせることが楽に想像できる。何か打ちかけたメッセージ欄ごとライムを上方向にふっ飛ばし、あいつらなら何とかするだろうと祈りつつ誘われるままに級友と学食へ下がりにいった。)
…やっぱむ゛りい゛……。(昼下がり、指定された時間の1時間前にて之から己の面接が行われるであろうとあるビルの前にて黒の正装を纏い佇んでいた。赤のスーツで行こうとは思っていたものの、己の中にある薄い常識を持ってしても流石に赤は場にそぐわないだろうと結論づけて、致し方なく黒を纏ったのだ。緊張からか動悸的に心臓は脈打ち、幾分か空気は冷たいと云うのに変な汗が滲んで隠れているシャツに小さな汗染みを残している事だろう。思わず吐いてしまった弱音の続きをどうにかして飲み込みはしたが、正直に言えば帰りたい、今すぐ帰ってこの堅苦しい服を脱ぎ捨てダル着を纏いパチンコを打ちに行きたい。無駄な騒音が己の中の全ての思想を描き消して、曖昧な物に濁してくれるあの場へ戻りたいと云う思いと、弟やアヒルちゃんや、兄、それに加えてシェアハウス住民達に己が真っ当に働いていると云う安堵を与えたいと云う二重の思いが交差して、中々その建物の中へと足を進めることが出来なかった。未だ約束された時間まで充分に時間はあると言うものの、一刻、一刻と確実に時は進んでいく。)
(腕時計で時刻を確認しては、面接会場の設置をしに来ていたようで。
その手には今回面接する数人の履歴書などが持たれており、広々とした会議室を面接に使えるように面接官のテーブルに数個の椅子。それに向かう様にして面接者の椅子を並べる。
テーブルには履歴書類と質問等に使う書類を並べ一通りの準備は出来た)
ゲホッゲホッ‥
(数回咳き込み怠そうな溜息をついては苦笑いを浮かべる、どうやら本格的に風邪を引いてしまったらしく咳が出るようで。
一緒に面接官を行う上司からはこれが終わったら帰っていいと優しい言葉を頂いた、お言葉に甘え終わったら弟と帰ろうと思いながらペットボトルの水を口に含み、時計をチラリと見据えたーー間もなく面接が始まろうとしている)
(己の他に数人の面接者が佇む控え室から、面接用の部屋へと足を向ける。一人、また一人と二度のノックを経て室内へと消えていく彼らを横目で見据え乍、高鳴る心臓の音を抑え切れずに、その音すら漏れているのでなないかと云う不安から一層の事緊張感は高まり、待機用に携えられたパイプ椅子に浅く腰掛け乍、膝の上に乗せた手を固く握った。逃げ出したい、いっそ今から急いで走り去ってやろうか…。どうせここで逃げたって、何時もの事だと呆れられてしまうだけだろう。問題無い、期待なんてされたって、それに応える義理も、度量もなんて無いだろう。自堕落で屑な生活を送っている方が性に合うだろうと、胸の内で己の中の悪魔が誘惑を囁いた。)
… はひ゛………ッ。
(逃げ出そう、そう心に決めた時、己の順番が巡ってきた事を「次の方、どうぞ。」と云うこの会社の社員である誰かの声が伝えて来た。驚きに思わず大きく肩が揺れて、条件反射の様に立ち上がる身体と伸びる背筋。勿論、面接に意気込んで立ち上がった訳では無く、逃げ出すために立ち上がろうとした刹那に呼ばれたが故にこの様なザマを見せる事になったのだが、ある意味裏返った声を発した事も極まって気合い充分だと言うかの様に見えたかもしれない。逃げようとしていた足は自ずとギクシャクとした硬い動きで応接間の扉の前へと向けられ、流れる様な動作で二度地獄へ向かう戸をたたく。もう、逃げられない。絶望に胸の内が染まる。)
(扉を叩く音が聞こえては"どうぞ"と一言声をかける、冷静な口調をしているがその内心は"アイツちゃんとした服装してきたんだろうか"そんな心配が渦巻いているようで。
弟の履歴書を1番上にしいつでも見れるようにとしておく、そんな事をしていれば相手は扉を開けて入ってくるだろう)
先ず、自己紹介をお願いします
(兄である自分が弟の面接をするなんて思いもしなかった、心配からか言葉に動揺が見えそうになるがそこは上手く隠し冷静に言葉を放つ。
鋭い瞳で相手を見据え続けては、隣に腰掛けている数人の強面面接官達も次々に相手の顔を見つめ出すだろう、この状況で相手がどんな自己紹介をするのだろうとヒヤヒヤものだ。
"頑張ってくれよ"声には出せないが胸の中で弟の頑張りを応援する、因みに強面が揃ってしまったのは皆口を揃えて弟が来るなら見てみたいと言ったからで兄の策略では無い)
(入室を施すその声は聞き慣れた貴方の声だった。耳に馴染むその声に僅かながらの安堵を煽られては目端に滲みかけた涙を堪え、先程依りも強張りの解けた身体と和らいだ表情を携えてドアノブへと手を掛ける。然しその安堵は束の間の物であったと云う事を、此方を吟味するが如く向けられた瞳に依り自覚するだろう。扉を開けた先に佇んでいた数名の瞳が己の体を射る様に向けられて、一瞬硬直する身体。その一瞬のうちに"やっぱ、逃げればよかった。"との後悔を抱き内心で涙を飲んだ。けれど来てしまったものは致し方が無い為に、どうにでもなれと言わんばかりに貼り付けられた爽やかな好青年的な笑みを表情へと取り繕い、静かな室内へ爽快な靴音を鳴らして床に添えられた椅子の前へと足を向け、その目の前に佇んだ。)
……荻咲 卭 です、本日は宜しく御願い致します。
(貼り付けられた笑は其の儘で、まるで緊張をして居ないかの様な面持ちで述べた己の名。勿論家で練習なんてしては居ない、この時ばかりはパチンコ仲間である詐欺師の手伝いをしていた事を心から有難く思った。あの経験が無ければ、怪しまれない様に繕われた笑みすらも纏うことは出来なかっただろう。
後は口八丁で思ってもいない事を述べて行くのみだ、何だ、詐欺と変わらないじゃないかと思えば、目の前の強面面接官が全てカモに見えた。)
荻咲さんですね、どうぞお掛け下さい(相手の表情を見据えながら掌を椅子の方へ向けて告げる、他の面接官達から相手の笑顔はどう思われているかは知らないが兄から見ると"作った笑みしてんなぁ"と呑気な感想を胸に秘めて。
自分の掛け声と共に恐らく相手は椅子へと腰掛けるだろう、腰掛けたのを見て一間をあけてから面接が始まる。)
それでは面接を始めます。先ずは荻咲さんの長所と短所を教えて頂けますか?
(己から出る言葉はいつも通りの声のトーンをしており、質問を投げ掛けると他の面接官と共に相手からの返答を待っているようで。
"パチンコ"なんて言葉を出したら帰宅してから頭を引っぱたいてやろうと今心に決めた。
そんな中隣の強面上司から"意外と好青年なんだね"と書かれたメモが見せられる、一瞬眉を顰めては"あれは100%の紛いもんですよ"なんてメモの端に書いた物を上司へと返す。
弟だと皆わかって来ている為何処と無く楽しそうだが、その強面からは読み取れないだろう)
(貴方の掌の先が椅子へと手向けられ、同時に告げられた言葉に対し"失礼致します"と返答を紡いでから一拍置いて椅子へと浅く腰かけ、伸ばした背筋と行儀良く膝元に乗せられた柔く握った拳。一見問題がない様にも思われるだろうが、次に向けられた質疑を受け、繕われている虚偽的な笑顔の裏で焦燥からの脳内会議が始まろうとしていた。)
はい、僕の長所は____,
(己の長所、を紡ごうとした矢先に一瞬の空白が生まれる。困った事に、驚く程に、己の長所と言うべき面など見当たらなかった。思い付かぬ言葉に落ち着いた筈の焦燥が掻き立てられて、瞼が徐々に熱くなる。長所なんて考えれば考えるほどに見当たらない上に、短所は阿呆ほど思い付いてしまうが故に、焦燥に加えて己の人間性に絶望もしてしまった。帰りたい…。その一心で胸の内が埋まる。帰りたい…。その思いに胸だけではなく思想すら埋まってしまいそうに成った時に、ふと思い出した、昨夜弟と約束した言葉が小さく耳元で再生された。「初給料でたら、何でも買ってやるからな。」口約束ではあるが、其の約束すら護れずにどの口が兄を語ろうか。己に叱咤を浴びせれば、柔く握られた拳を固く握り再び言葉を紡ぎ出すべく、何時しか詐欺師の彼が言っていた、短所も長所も表裏一体であると云う言葉を記憶のうちから辿り、内心で細く微笑んだ。)
僕の長所は…、興味の幅が広く、どんな事にも柔軟に対応ができる事です、短所は…強いていえば諦めが悪い事でしょうか…、夢中に取り組んでいる事が有ると、つい達成が出来るまで粘ってしまいますから。
(此処でシェアハウスの住民は気が付いただろうが、全て短所である。競馬や競艇パチンコ、あらゆるギャンブルに手を出す興味の広さと無駄な柔軟さ。そして粘るは勿論パチンこの台に朝らから晩まで粘っている事をソフトに伝えただけである。)
ーー成程、諦めが悪いと仰っていましたが何か夢中になれる程打ち込んでるものがあるのでしょうか?(相手の返答を聞き終わると兄の口からは質問に見せかけた意地悪が放たれる。
相手が恐らくギャンブルの事を言っているのはわかっていたのか何となく意地悪をしたくなった、特に深い意味は無い。
その意地悪な兄は優しげな笑みを浮かべている事だろう、他者から見ればこの中で1番優しい面接官に見える、だが弟から見るとどうだろうか。
他の面接官達も面接する前に粗方の弟の情報を知っている為にうんうんと頷きながら何かメモをとるように紙に文字を書く"パチンコ好きなんだったね"
兄に向けて書いた文章を横目で見つめては1つ頷きを見せよう。
面接官達のやり取りは面接に来た彼を戸惑わせる為にやっているのだ、目の前でメモで話をされてはきっと良い気はしないだろう)
(夢中になって取り組んでいる物、と問われれば最早アレしかない。クソほど五月蝿い音をBGMに珈琲ガールから買った珈琲を時たま煽りながら、朝から晩迄張り付いて見詰めている台の中の玉の流れと店内に漂う燻る紫煙の香りが鮮明に思い出されて頭の中がソレで占領される。勿論、その質問をされる前はこんな事を言うつもりなんて無かった、然し趣味といえば勿論、それしか無いのだ。先程迄取り繕っていた真面目そうな表情は一気に削がれて素をさらけ出すが如く、大きな声で元気よく、まるでその回答が間違っては居ないと言わんばかりにハッキリと、下記を叫んだ。)
はい゛!!!パチンコです!!!!!
(叫んだ言葉の語尾が室内に反響したかのような幻聴を覚えた。しまった、ここまで必死にマトモな人間を装っていたのに意地の悪い質問をされたから全てはぎ取られてしまった。自覚した瞬間に顔から冷や汗がボタボタと垂れていく。終わった、もうお家に帰りたい。)
ーーそうですか、それでは次の質問にいきますね。我社を選んだ理由をお聞かせ願えますか(相手を見つめる微笑みが消え獣のような鋭い瞳で相手を見据えながら次の質問へと移る。
"コイツやりやがったな"冷静な口調からは想像出来ないほど苛立ちを募らせてはいるが此処で怒鳴る訳にもいかない。
周りの面接官達も眉を顰め始め、相手から見るととても威圧感のある怖いものに見えるだろうか、だがコレも打ち合わせしていた事なのである。
普段はにこやかな場面も出る我社の面接なのだが今だけは出さない、ピリピリとした緊張感が漂うその空気は手筈通りなのだ)
(嗚呼、本当に最悪だ。折角取り繕っていた化けの皮すら引き剥がされて、惨めったらしい感情に苛まれていたところで向けられた冷ややかな瞳と兄の鋭い眼光が、胃に確実なダメージを与えてくる。キリキリ痛む腹部を無意識のうちに左手で抑えれば、徐々に視線は俯き床を捉え始める。もう駄目だ、元より無い自信すら削がれてどうしたら良いのか分かりやしない。助けを求めようにも、猟も、シェアハウスの住民達もここには居ないのだから其れすらも出来ない。帰りたい…おうちに帰りたい…。その一心でその場に沿える言葉を探したが、結局は見つからずに、観念したかのように吐き出す言葉は、質問の意には反していたかもしれない。)
…齋…じゃなく、て、兄が…、え゛、と…、紹介してくれたんで…、だから、心配かけたくなくて…真っ当に…はた、らき、たくて…、。
(焦燥と絶望が思考を占領してしまっているからか、真面な言葉が確りと浮かんで来ない。必死に選んだ言葉すら見窄らしい限りで、当の兄に顔向けすら出来ない。床に落としていた視線は時折己の手元へ向けられて、再び床へと還る。終わった、絶望の縁に立たされた様な感情と、齋に恥をかかせてしまったかもしれないと云う申し訳なさに声は徐々に小さく狭まり。)
(相手の小さな声に上司である隣の男が"一瀬君やもういいじゃないか弟くんが可哀想だ"と柔らかな笑みを相手へと向ける、その言葉を合図に今までアレほど怖い威圧感を向けていた面接官達が威圧感の無い表情へと変貌を遂げた)
ふ、スマン。意地悪をし過ぎたな(今にでも鋭い瞳で殺しにかかってきそうな兄も緩やかな表情へと変貌を遂げくつくつと喉を鳴らしながら言葉を放つ、次は隣の上司が質問をする番になったのだろう少々大きな声で相手へと豪快な笑顔を向けながら"萩咲くんは体力に自信はあるかな?"と問い掛ける。
元々この上司の元で働く事になっていたのだ、後は上司に質問を任せようと己は記入物へ視線を移し面接の会話を聞きながらペンを滑らせて)
(言葉を終えて向けた視線は一点として、兄である貴方の顔を何とか捉えていたものの、突如として移り変わる空気に違和感を覚えて浮かんでいた疑問符が、之は茶番であったと察するが否や感嘆符へと変わる。貴方から向けられた笑みとは反して、巫山戯るなと言わんばかりに眉を寄せれば、怨恨の籠った意を瞳に込め、後で覚えておけよと云う思いを一先ずは他所に、兄に向けていた瞳を質問を投じてきた面接官の一人へ移せば先程とは違う、どこが和らいだ笑みを向け。)
体力…は自信ないっすけど、出来る事なら何でもやりますう゛ッ!!
(剥がされた化けの皮を再び取り繕う事もなく、今度は曝け出した素の儘に、人懐っこい笑みを浮かべながら見えぬ尾を振り、言葉通り元気よく言葉を向けた。圧迫面接じゃ無いなら屁でもない、どうせバレてるんだ、取り繕う必要も無いだろう。)
(面接に来て脅かされた弟はさぞ怒っているだろう、弟に恨みはないが何となく意地悪がしたいと魔が差したのだ。
小さく笑い続けながら会話を聞き取る、"そうかそうか、じゃあお兄さんに心配かけない為にもうちで頑張ってくれるかな?"談笑のような空気の中最後の質問が放たれる。
元々、兄が頼み込んで弟の採用は決まっていたのだが面接官達の悪巧みによって今日という面接日が設けられていた、弟が1番最後の面接にしたのは他の面接者にこの談笑を聞かれてはいけない為で全て掌で転がされていたことになる。
相手の返答次第でこの面接はお開きとなる予定なのだろう、書き物をしていた書類を纏め再度弟の方に視線を送る。
相手はなんて返してくるのだろうと。)
(手元の資料を片付け始める彼等の様子から、これが最後の質問である事が受け取って取れた。まんまと術中に掛けられてしまったが、単純明快な己の思想では、最早面接に受かた事が確定的な言葉に対しての歓喜からか、騙された事はすっかり頭の中から消えてしまった。ニンマリとご機嫌な笑顔を浮かべたままに、大きく激しい頷きを一つ打った後に、嬉々とした声色にて声を発し。)
はい゛!!頑張りまあ゛ッッす!!
(張り上げた声は大きく室内に響きわたったものの、そんな事を気に止める様子すら無く、全員がみている事すらお構い無しに、兄である齋へ視線を向けては両掌の二本指を立ててダブルピース)
まったく‥、サボって迷惑かけるなよ(あまりにも嬉しそうな相手に思わず笑いが込み上げ口元を隠しながら笑い声をあげる。やっと職が決まり何とかなって良かったと一安心できた。)
"じゃあ入職日は追って連絡するね、頑張ってください"
(そんな事を告げながら面接官達が弟を見つめる、他の面接官達からも"頑張ってね"と優しい言葉が次々に放たれていた。
"ここの片付けは後日やるから弟君と帰っていいよ"そう上司が告げた言葉後"面接は以上です"と柔らかい空気を壊さないまま面接が終了した。)
先に外で待ってろ(その言葉を相手に告げ、玄関前で待つようにと指示を送る。風邪をひいてる事や弟が来たことを考慮してくれた上司に甘え今日は先に上がらせて頂こうと)
分かってるってのお゛…!!
(先程まで萎縮していた事が無かったかの様に、取り戻した何時もの銚子で言葉を放てば、室内から出ていく彼等の背を眺めて深い、深い一礼を向ける。待ってろと言葉を受ければ、大きく頷いて、その場を後に、玄関先へと足を向けた。廊下を歩くさ中、何時もよりも顔色の悪かった貴方の姿を思い浮かべては、やはり玄関で待つよりも車を玄関先に付けていた方が良いだろうと云う結論に至り、玄関をとび出て駐車場に足を向けた。貴方が出てくる頃には、黒のミニバンが入口付近に佇んでいる事だろう。)
(面接が終われば大きく溜息をつく、採用が決まっていたとは言えどうなる事かと内心心配が募っていたのか疲労感がどっとその身に降り掛かった。
"ありがとうございました"上司達に今回の礼と、これからよろしくお願いしますと深々と頭を下げる、自分へも優しい言葉をかけてくれる上司を見送り退社する支度を始め)
ゲホッ‥
(緊張感が解けたのか咳が出始める、弟達を食事に連れて行こうと思っていたがコレでは無理そうだなと眉を下げていた。とりあえず弟の元へ向かおうと気だるさを抱えながらエレベーターに乗り玄関へと向かっていって)
(建物から出てきた貴方の姿を認識しては、運転席の扉を開けて、迎えへと出向く。途中聞こえてきた咳から風邪を引いてしまったのだろうと察し、己の部屋の中にある薬箱(怪)の中に風邪薬が有れば飲ませてやろうと思索しつつ、貴方の目の前へと存在を示すかのように佇んではその顔を覗き込み。)
おい、風邪ひいちまったのかあ゛…?
大丈夫かよ、病院…いくか?
(覗き込んだ顔の色は悪い。一先ず車の中へと迎え入れようと貴方と共に己の車へと近づいて行けば、助手席側の扉を開けて座席へ座る様に施し、貴方が乗り込んだ事を確認した後に己も運転席へと戻ろう。)
要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要要
十文字
アヒルちゃん
過去編できたから載せるわ。
(“彼”は孤独だった。学問を修めても、それにより特許を取得しても、それにより金を死ぬ程稼いでも、“彼”は孤独だった。ーー一人で住むにしてはかなり手に余る自室で“彼”はぼんやりとテレビを観ていた。時間を経るごとにくるくると内容が変わって行く箱を何処か違う世界を観ている様にしつつも、頭の何処か片隅ではそのテレビの内容を咀嚼していた。そうしているうちに日も沈み、ある映画が始まった。その映画では心優しいケアロボットと何処か危うさを持った少年が活躍する子供向けの映画だった。しかしその映画の中で駆け回っているケアロボットに目が釘付けになった。「自分も、僕もああなったら、……1人じゃなくなるんだろうか。」そう考えた彼は、今までの知識と技術、金をふんだんに使って寸分違わぬ姿の“それ”を作り上げた。…まあ違うとすれば腹にお菓子を詰め込んだ点と某映画の怪物に似た口だろうか。いや、ちょっと待てよなんで自分はこんな変更してるんだ?と自問自答しつつも首を傾げた。ーーあと、自分を“それ”に取り入れれば完全に完成するという段階になって、頭の中に走馬灯が駆け巡る。その中にはまだ“彼”が幸せだった頃の記憶もあって、“彼”の頬に一筋の涙が伝った。そして“それ”の裂け目から中に入り、l遠隔操作で最後の仕上げを行う。毎秒ごとに自分と“それ”が一体化していくのを感じれば、それに比例する様に記憶が黒く澱んだ泥濘に沈んで消えていった。ーーー何時間、いや何日時間が経ったろうか、“俺”は目を覚ました。そこは何もない真っ白な部屋で、自分が誰なのかすら調べる手立てがなかった。恐る恐る玄関へと向かい外へ出た。嗚呼、なんと清々しい気分なんだろうか。もう何も怖くない、と思った瞬間に何処か心臓部に異変を感じた……しかし機械であるそれにそれが悲しみであると言うことを知る術はない。そして誰もいなくなった部屋に、ドアが閉じる音だけが木霊したのだった
‥大丈夫だ、買っておいた薬もあるしな(此方へ心配するように問い掛けてくる相手の言葉を拒否しながら、助手席へと腰掛けシートベルトを締める。
朝よりも気だるさや熱っぽさを増している身体は疲労感も混じりあって眠気を呼んだ、家に着くまでは寝ていようと目を閉じる
相手の運転はお世辞にも安全運転とは言えないが、今は口出しする元気もないようで静かに寝息をたて始めて)@卭
人参嫌いになった幼少期載せてみる
(物心ついた頃住んでいた家は地獄のようだった、毎日のように聞こえる罵声の飛ばし合い、物の壊れる音、女の泣き声、そして最後は自分へとやってくる暴力。
毎日のように痛みに耐え続けていた、両親だという男女は機嫌が悪いと代わる代わる自分に暴力を振るい続けており、まだ幼い身体にはいつも生傷が耐えなかった。
いつの日からか感情が表に出なくなった、暴力を振るわれても小さい呻き声を更に噛み殺しながら耐えるようになっていく、何を見てもされてもどうでもよかったのだ。
ーーそんなある日、母親だという者が気まぐれからかキャロットマフィンとかいう焼き菓子を作った。
ニコニコしながら自分へと振舞い、1口齧ってはみたがそれは最早食べ物なのか疑問になる程美味しくはなかったと思う。
いつまで経っても美味しいと言わない自分に痺れを切らしたのか力任せの平手打ちが頬へと当たり身体が横へと倒れる、口の中に広がる血液の味に気持ち悪さを覚えながら身を起こすと憎しみに満ちた母親をその瞳に映したーー。
そこからは記憶が曖昧になる程の暴力だった、小さな苦痛の声をあげながら蹲っていたものの容赦ない暴力が襲いかかってくる。
唾液と血液が混じったものが口から垂れ"ああ、此処で死ぬのか"そんな思いが脳裏を掠めた。
ふと疲れたのか暴力が止んだ、その時今迄何も思わなかった脳内にーーコイツを殺せば俺は楽になれるのではないか。そんな考えがチラついた。
後はよく覚えていない、気が付いたら母親を壁際へと追い詰めて顔スレスレの所に包丁を突き刺していた、恐らく手元が狂ったのだろうと思う、怯えた瞳が己を捉えているーー今自分はどんな表情なんだろう。
そこから話は早かった、未遂とは言え母親を殺そうとした息子は要らなくなったのか父も殺されると思ったのか、親戚の夫婦の元へ養子に出た。
ーーあまり思い出したくはない幼少期である。)
(壮絶さに唖然)
俺がキャロットマフィン作ってやるからなあ゛…
ごめん。俺のせいで
マフィンとか作れるのかお前…
@明.
どうしたあ゛〜
@猟
レシピ見れば何とかなあ゛…!!
野菜のお菓子は市販のしか食ったことねえなあ
もう埋まるぞ
にんじんは要らねぇ(眉顰め)
3。 http://bl-bbs.drrrkari.com/#/topics/34502
たまねぎとネギ類と茄子もいらねえ、滅びろ。
茄子と葱は旨いけどな
あんたやっぱり味覚おかしいぞ
そうか?普通だぞ?
あんたが普通でもその二つは根絶されるべきなんだよ。
俺的にはどっちも無いと困るな
別になくても生命活動に問題ねえだろ。閉廷。
極端な意見だなぁ
おちんぽお゛!!!!
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