デュラララチャット(仮)BL掲示板

サイタマ先生、又はハゲマントファンクラブ入会希望者以外は見るな､燃やすぞ(過激派)

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偉大なる俺の師匠 サイタマ先生を探している。
御一緒に買い出しに出た際、現れた怪人に対応していたらお姿を見失ってしまった…
先生の事だ､ この程度の怪人ならば俺1人の力で倒せるだろうと場を任せて下さったんだろう…流石だ。

だがこのまま合流出来ないと タイムセール限定おひとり様1パック89円の特売卵 が買えない…先生は携帯電話をお持ちにならないから連絡のしようがない､ 近隣のスーパー全て回ったが矢張り姿が見えない。
くっ…このままではタイムセールに間に合わない、どうか 先生がむなげや迄お戻りになる事信じて入口でお待ちしております。

言い忘れていた。
若しハゲマントファンクラブ会員NO.2になる気があるならば お前が考えるハゲマントの素晴らしさを最低10は書け。
魅力が溢れて止まない御方だ、余裕だろう。
尚､ 10全て俺が共感出来なければ入会は許さん。

関節のパニックとかいう雑魚は希望 というよりは存在自体許さない、先生の視界から消えろ。

ただスレを上げるだけよりは､サイタマ先生について綴った方がいいのかもしれない。

そうだな…昨日もサイタマ先生はタコの怪人を通常通り一撃で倒した。素晴らしい。躍動する肢体、羽のように舞うその身から繰り出される一撃は刹那で敵を霧散させてしまう。普段の茫洋とした姿からは想像もつかない膂力に魅了されない者などいないだろう。かくいう俺も先生の攻撃を見逃さないようサブ電脳をフル展開してその姿を録画した。またひとつ先生のデータを得る事ができた。僥倖だ。これもラボのPCと衛星に隔離してあるデータベースに保存しておくとしよう。先生の力の秘密を探る為には絶対に必要なものだ。話が逸れるが、この後倒したタコ怪人を先生が持って帰って食材にしようとしたので止めるのに苦労した。先生は食べられそうな怪人を見ると調理しようとするので困る。先生の無敵の身体に怪人の肉如きが影響を与えるとは思えないが、有象無象の存在が先生の体内に入り消化され血肉となるなど耐えられない。先生は最強であり、崇高であり、何者にも影響されない、孤高の人なのだ。俺はそんな先生の傍らで、弟子として寄り添っていきたいと常日頃から思っている。先生はその強さから他者を必要としないように見られがちだが、意外と寂しがりな一面もある。俺が長期メンテで数週間ぶりに帰宅した日などは明らかにタ食が豪華で、さりげなく俺の好物が盛り込まれていたりもする。それでいて寂しかったそぶりなど全く感じさせないところが余計にいじらしい。先生は孤独でありながら、他者との繋がりを決して疎かにしないのだ。そんな人間性が先生をヒーローたらしめているのだろう。事実近頃は先生の回りに人も増えてきている。様々な実力者たちが先生を認め、その手に触れたいと集まるのだ。先生が一目置かれるのは弟子として当然誇らしい事だ。だが最近の俺は、誇らしさと同時に、先生が他者に囲まれているのを見るたび無いはずの心臓が札む錯覚に陥る。おそらく何らかの幻肢痛が発症しているのだろう。だがその原因がわからない。博士に相談してみたが含んだような返答をされただけだった。俺はなぜ先生に対してこんなにも焦燥感に似た感情を抱えているのだろうか。いつからかはもう覚えていない。ただ、藩か高みを歩くその孤独な魂に追いつきたいと思う気持ちが、気が付いた時にはその魂ごと全て独り占めしたいと強く強く思っていた。それは＿＿＿＿＿＿

……特売の時間だ､行って来る｡