デュラララチャット(仮)BL掲示板

BLに関する雑談をしたり、BL要素を含む成りきりの募集をしたりするための掲示板です。

  • 募集、

    内海
    No.1521683
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    疲労の蓄積した身体を引き摺るようにして歩く。歓楽街の外れにある古びた木製の建物に着くと錆付いて一つ足を掛けるだけでも軋む年季の入った階段を登る。家賃は六万とちょっと。小さな流しと厠とシャワーだけのワンルーム。学生時代は、こんな草臥れた生活をするなんて思ってもいなかった。

    ガタの来ている扉を開き、室内へ入る。無造作に切った髪は寝起きのように雑に整えられている。長い前髪が眼鏡に掛かり、煩わしくて仕方がないが、切りに行くのも面倒で気付かないふりをしている。

    コートのまま寝台へと倒れ込む。冬場の寒さは就活時に購入したコートの隙間を抜け身体を冷やす。室内に入ったと言うのに、外より多少マシと言った程度の室温は、コートを着ていてもまだ寒い。

    泣け無しの力を振り絞り、寝台から身体を起こしコートを脱ごうとしたところ、隣の部屋から怒鳴り声が響いた。

    古い賃貸は壁も薄い。女性の怒号とも聞こえる声は、この部屋に住んでから毎日のように聞こえていた。疲れて帰ってきているというのに、自室ですら休まらない。聞こえてくるのはいつも通りの、不機嫌な声と子供のような小さな鳴き声。

    虐待。

    言葉だけは知っていた。身近に感じたのはこれまでの人生で初めてだが、本当に気分が悪い。でも、自分にはどうすることも出来やしない。

    そう思っていた、今日までは。

    母親と思しき女性の怒鳴り声と共に、何か物を投げるような音が複数聞こえ、何かを引き摺るような音。ガチャリと隣の部屋の扉が勢いよく開くと、それまで不確かだった言葉が鮮明に聞こえた。

    「アンタなんて生まなきゃ良かった!もう顔も見たくない。帰って来ないで、何処かへ消えて!」

    肌を強く打つような音がして、人が倒れ込む鈍い音。何処か良くない場所を打ったかも知れないと、不安になった。

    女性はそのまま階段を降り、出掛けて行った。

    気になってしまった。普段なら、聞かなかったことにする筈だが、その日は何故か、子供は大丈夫だろうかなんて柄にもない事を考えた。

    恐る恐る扉を開く。そして、その日俺は、天使を見つけた。

    提供
    内海(うつみ)
    23/180/77
    社会人一年目にして怒涛の多忙により、疲弊。学生時代はそこそこアウトドアだったものの、社会人になり友人は減り、休日を寝て過ごすだけの引き籠りがちに。趣味と呼べるものも無かったが、貴方を見つけた。
    自分に甘く、貴方にも甘い。綺麗で可愛い貴方を甘やかしたくて仕方がない。

    募集
    12〜15歳
    年齢の割に小さめ

    容姿や性格などは貴方の好きなように。上記の大まかな設定を基準としていれば、生い立ちも問わないので。
    活動は掲示板で、ゆっくりと描写を回していければ。

    応募に関しては、貴方のお名前、年齢、容姿、生い立ち、出会いまでの経緯などをよろしくね。

    それでは、気長に。

  • 内海
    No.1522973
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    上げさせてもらうね。

  • No.1523607
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    屋外に投げ出され流石に打ちどころも悪く、霞む視界の中でその場を去る母親よりもその一部を見ていたであろう貴方を見つけ焦燥に駆られる。どうか、誰にも言わないでと、声にならない思いを馳せ貴方に手を伸ばした所で意識が遠のく。夢に見たのは母親が抱きしめてくれる様子であった。

    春原陽(スノハラ ヒナタ)
    12歳/145/32
    長男として生まれる。2歳離れた弟と両親の四人家族で小学3年生までは比較的穏やかに過ごしていた。ある大雪の日に一家で交通事故に遭い、自身と母親だけ生き残る。特に自身は母親に庇われる形でいた為、外傷は見られたが後遺症等は残らなかった。母親は頭部外傷による前頭葉への損傷、父親と弟を失ったショックから気質障害が見られ、感情の起伏が激しく暴力的となる。
    それまで優しかった母親の変化に衝撃も大きかったが自分自身も父親と弟を失った事に悲嘆が見られ、自分のせいと責めることも多い。虐待は4、5年程続いており、児童相談所が介入する事もあったが自分の母親は悪くなく、痣や傷は自分の不注意のせいと追い返している。どんな事があっても母親には自分しか居ないという気持ちと元の優しい母親に戻る事を願う依存的状態。母親が度々出て行く事に対し帰ってきてくれないのではないかと言う不安があるため、自身が家を空けることに戸惑いがあり、不登校気味。学校の教員等も追い返している。基本的には大人に対し苦手意識がある。
    人に対しての甘え方を忘れてしまっているため貴方に対しては警戒心と遠慮が強い。

    こんにちは。こんな感じで大丈夫ですか?長々とすみません、慣れてないので。良かったら検討してください、内海さん。

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