何かもう、何か…本当。吐いて仕舞いたい。全部全部、吐いて空っぽになりたい。
人間って、本当はそんな綺麗なモンじゃないって。もっとドロドロしてて気色悪い、ヘドロみたいなものなんだなぁって改めて思った。
ふと周りの誰かが悪口を言っている所を聞いてしまった。
あの子は凄く頑張っていただけなのに。何でだろう、如何してそうやって平気で嗤えるんだろう。何もしてないじゃないか。普通じゃないか。だって、この間迄仲が良さそうだったろ。
凄く怖かった。その矛先が自分に向くのが怖くて、半端じゃなく怖くて。聞かないふりをして逃げて来た。
あの子はきっと、周りの子をまだ信じてるんだろうな。悪口を言われていることなんて知らないんだろうな。まだ仲間だと思ってるんだろうな。一人で。独りで。
怖い、怖いなぁ。僕だって誰に嫌われているか分からない。誰が僕に敵意を向けているか分からない。気持ち悪い、周りの目が怖い。何を腹に抱えて生きてるのか分からない奴等が怖い。会いたくないな。
…そう、思ったんだけど。僕にだって意味もなく嫌いな奴が居るのに気が付いて。その子を避けて来てしまったことを思い出して。あれ、僕だって同じなんじゃないかって。僕もあの汚い気持ち悪い奴等と一緒なんじゃないかって。そう思ったらどうしようもなく吐きそうになった。
自分が怖い。嫌い。いっそ人間じゃなくなりたい。空気にでもなれたらどれだけ楽かな。空気なら綺麗だ。透明で、誰にも迷惑かけないだろ。嫌いも好きもないから悩まない。
…なんて。そんな誰でも抱えてそうな事を吐きに来た。皆そうだってことくらい分かってるし、こんな事で弱音吐いてたら持たないとか分かってるんだけど。潰れそうだったから少しだけ楽にさせて欲しいんだ。
長くなって御免なさい。此処を作ってくれた主さん。思ったことをどんどん書いて行ったから凄く稚拙な文になっちゃったし、読むだけで相当疲れちゃう筈なのに読んでくれて有難う。色々吐けて随分楽になれました。まだ気持ち悪さは抜けないし、多分今はちゃんと目を合わせて人と話も出来ないけど、ちょっとずつ頑張ろうかな。辛くなったらまた来るかも知れません。その時はどうか宜しくお願いします。では。