れつじょう
【劣情】
いやしい情欲。特に、性欲。
常識
じょうしき
内容
常識は、社会を構成する上で当たり前のものとなっている、社会的な価値観、知識、判断力のこと。また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。社会通念ともいう。
シチュエーション、と迄は言わない。唯、此の感情を常に抱いてる御前が見てみたい。そう思った次第だ。
さて、ようこそ。先ずは紅茶、の前に説明だけして置こうか。
俺は左、然して求めてるのは唯独り。玉座から堕とされて、首を切られた哀れな女王様。
其の堕ちた首を俺に拾わせて、蘇りの口付けを交わさせてくれないか。其の為なら何だってしよう。御前も俺に何を望んでくれて構わない。トランプ兵の様に手になり足になり、目になり口になる事を誓うよ。
話す文字は長くなる癖がある。後は夜遅く迄起きてる日もあれば、早くに寝る時もある。そればかりは理解してくれると助かるよ。
さて、此処ら辺で良いか、詳しくはまた、二人の時に。
さァ、未だ此処に立ち尽くしてるのなら、御出で。イカれたお茶会を始めよう。血のように赤いローズヒップティーを。人型を象ったジンジャークッキー、端々に蜜が垂れたテーブルクロス。
黄色に塗られた薔薇。準備はもう、出来てる_