「宵に溶ける」という部屋を建てていた俺だ。
杏寿郎、俺はお前とまた話がしたい。
今晩も部屋を建てる、話せるならば来てくれ。
気づいたら声をかけてくれ。
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「宵に溶ける」という部屋を建てていた俺だ。
杏寿郎、俺はお前とまた話がしたい。
今晩も部屋を建てる、話せるならば来てくれ。
気づいたら声をかけてくれ。
心当たりがあったので声を掛けさせてもらった。
昨夜俺が最初に放ったのは、「肆ノ型」。これが本人だという証になるだろうか。
鬼の誘いには乗らん!…と言いたいところではあるが、昨晩の出来事が十分君と再びまみえる理由になる。その誘い、応じることにしよう。
部屋を見かければ足を運ばせて貰おう、また宵に。
杏寿郎…!!
勿論証として認める、嗚呼…待っているぞ。
楽しみにしている。また宵に会おう。
日が変わる頃に部屋を建てよう、時間が合えば来い。杏寿郎。
ああ、君に合わせよう。
悪いな、杏寿郎。
少し疲れていたらしい。
次にお前と会う日があるならば、今度は俺が出向こう。
夜ならばお前の予定に合わせられる。
よもや、君に律儀に謝られようとは。その件に関しては気にしないでくれ。
あの後君の言う高台を一人で探して歩いたのだが…結局見つからなかった。
中々に酷なことを言うな、鬼狩りが鬼との逢い引きを望む訳にはいかん。
しかし、そうだな、…君が俺に討ち取られる覚悟が出来た時、もしくは見回りの最中で勝手に現れたのなら相手をしよう。
嗚呼、…全くお前は俺をなんだと思っているんだ。
高台へは次の月夜にでも連れて行ってやる、勿論昨夜同様の姿でな。
はは、お前のそう言う所は嫌いではないぞ杏寿郎。
それでこその杏寿郎だ。
承知した、お前の見回りの予定など分からんが…まあいい。
また宵に逢える事を…愉しみにしているぞ、杏寿郎。
人間に扮して隣を歩かれることを素直に有難いとは思えん、君が俺の仲間の目を欺こうと取り計らう程に、…………いや、結局全て己の落ち度だ、君を言い訳にして、逃げてはいけないな。
ああ、態々教えることもないだろう。しかしいずれは…図らずも君と俺とを何かが引き合せる気がする。
楽しみに、とはいかないが、君を斬る好機だと思っておこう。また宵に。
杏寿郎、鬼は鬼だ。
…俺は人間では無い。
人には戻れない、人の身であった記憶さえ己では二百の年を重ねても思い出したことは無い。
だが、…お前と居ると断片的な何かを思い出しかける。
何とも気味の悪いことだ………まあいい、宵にはまたお前の元へ足を運んでやる。また宵に会おう…杏寿郎。
………………俺の、人の部分を探そうとしたのは………お前が初めてだ、杏寿郎。
ああ、わかっている。君は鬼、何が有ろうとそれは一つの真実だ。君が人としての記憶を取り戻そうと、俺は君を斬る。
君程生きながらえてもこんな人間は初めてか。それがこの炎柱、煉獄杏寿郎とは何とも不名誉だ。…これ以上炎柱の羽織の白を汚してはなるまいな。
ともあれ、君が足を運ぶのなら同じように応じよう、俺も己に蔓延る半端な感情を絶つ方法を探さなくてはならない。…また宵に。
昨夜は面白いものが見られて満足だ。
お前がお前であることを忘れるな、杏寿郎。
だが人の生死を握るのは案外悪くないな、お前の見せた珍しい態度は良かったと認めよう。
……今宵も見回るお前の元を訪れよう。
また、宵にな。…杏寿郎。
面白いとは、心外だが…昨夜の振る舞いは面白い等と揶揄われようと仕方があるまい。言われずとも、炎柱、煉獄杏寿郎であり続けよう。
…悪趣味な。然し、君によって生かされたのも事実だ。それは教訓として胸に刻んでおこう。
本当に君は懲りないな…、また宵に。
よもやよもや、いつの間にやら睡魔に抗えず眠りに落ちてしまっていたようだ。それでも鬼になっていなかったこと、傷一つついていないこと…そして、黄色い少年の件、それに、あの場で俺を殺さなかったこと。君の心境の変化か、…根は真面目なのか。鬼としての君を許す訳にはいかないが、少し認識を改める必要がありそうだ。
眠りに落ちる寸前、とても美しい物を見た気がする。それは月よりも儚く…陽炎のような、輪郭の覚束ない……。あれはなんだっただろうか、
お前が俺の前で眠りに落ちるとは珍しいこともあるようだな、杏寿郎。
さあな、然し俺も…お前の言うように少なからず…何かしら変化があったのでは無いかと思っている。
今更許しを乞うつもりは毛頭ない。
そうか、お前が改めたいと言うなら勝手にその認識を改めても構わんぞ、杏寿郎。
其れはお前の見間違えだろう、杏寿郎。
あの場に在ったのはただの美しい月と鬼と鬼狩りだけだ。……また、宵に。
勝手にさせて貰おう。逆も然りではあるが、君が鬼であることは君の根底の人格を見誤る理由にはなるまい。
…ああ、そうかもしれん。それは掴み兼ねて、一瞬にして消え去ってしまった。本当にそこ在ったのかもわからない。
君と居るとわからないことだらけだな、…また宵に。
やはり昨夜俺が見たものは見間違いではなかったようだ。
君は…本当に変わったらしい。…俺も、随分と変わってしまった。
もし君が君を忘れてしまおうと、何とか俺の所へ来るといい。その時には、この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす。…闘おう、例え夜が明けようとも。逃がしはせん。
…また宵に。
…嗚呼、互いに変化しているようだ。
まあ其れが良いか悪いか等判断しかねるが。
……ふは…そうか、ならば俺は…お前を地獄へ道連れにしてしまおう。
嗚呼、また宵に逢おう…杏寿郎。
…今宵もお前が通ることを心待ちにしていよう…杏寿郎。
…また宵に。
毎夜毎夜、よく俺の居場所を見つけてくるものだ。
しかし、今宵は…幾ら勘のいい君であろうとそうも上手く見つけられるだろうか。
また宵に。
今朝言葉を残すつもりが、すっかり忘れていたな。
杏寿郎、昨夜のお前の提案は悪くなかった。
今宵もお前に会いに行こう。
…また宵に。
よもや、俺から君に何か提案をする日か来ようとは思ってもみなかった。何か俺も出来ることはないか探してみよう。
もう宵と言っても差し支えない時間帯だが、また宵にな。
昨夜は此方の都合で君を残していってしまってすまなかった。…あの後何事も無かっただろうか。
この埋め合わせは必ずしよう。
そう気にするな、杏寿郎。
俺が求めるのは謝罪では無い、お前の提案の達成だ。
さあ、どうだろうな。
また宵に、お前の元を訪れよう。
俺の目が無かったのにも関わらず、あの場に残してしまった血液が一滴たりとも啜られていなかったことは忘れまい。君がその様子ならば、…苦しく、険しい道程にはなるだろうが、例の提案の実現もきっと可能だ。俺は信じる。
ところで、一刀両断の月を君と眺めてから時は流れ…今日は月の無い夜が来る。
しかし、其れは見えないだけでそこにある。何に惑わされようと、阻まれようと、朧気にでも、満ちた月の輪郭を思い出せ。
君ならきっと大丈夫だ。また宵に。
昨晩はお前が消えてから僅かに彷徨ったが…お前のこの言葉を思い出し、落ち着いた。
あの様な姿を美しいと言えるお前の感覚は理解し難い……だが多少なりとも救われたぞ、杏寿郎。
昨夜同様また暗い夜が来るが、己を保ち、お前を待とう。
また宵に。
本日は遠征に出なければならなくなってしまった。
故に何時もの道は通らない。
…君の傷が癒えるよう。
悪い、見ていなかったな。
遠征ならば仕方がないだろう、今宵は傷を癒すことに専念するぞ、杏寿郎。
…また次の宵に。
杏寿郎、今宵は見回りには来ないのか?
…だが、俺が起きている限りは待っていよう。
少し用を済ませてからいく。
23時頃になる
悪い、昨夜同様戻るのが23時過ぎになる。
今宵もお前と会うことを楽しみにしているぞ、杏寿郎。
今宵も23時になる。
暫くは23時と考えてくれ、杏寿郎。