我が都、妖華帝都に咲き誇る櫻が散る事は有り得ん。然し現世とは斯様な時期を『春』と呼び────桃色を灯した櫻葩を肴に、酌を取る風習が在ると聞く。全てを支配し、万物を従え、勝利を収めた我等に相応しい物だな。そうは思わぬか?我が盟友よ。
扨、延々と科白を列ねる趣味は無い。此処では名の通り〝左利きである指揮官〟を募って居る、該当せぬ輩は即刻立ち去るが良い。
然して条件は以下の通りだ、刮目せよ。
・関係、行為目的では無い。相性云々が噛み合い、互いに心が通じ合った其の暁には如何なるか分からぬがな。
・背後透過はするもせぬも貴様の勝手だ、好きにするが良い。貴様がしなければ此方もせぬ、簡単な話だろう。
・一日に一度程度の逢瀬率では満足せぬぞ、顔を出す頻度が高ければ高い程好い。
・部屋か板か、活動する場は貴様に委ねよう。我は何方でも構わん。
・描写の短長に指定は無い。
・萌 / 流血、欠損、拘束(束縛)、独占欲(嫉妬)、無理矢理、依存、毒漬け、等。
・萎 / 汚物を彷彿とさせる物、♡以外の記号、過度な豆炉留、低浮上、等。
※上記の萌は〝しちゅえーしょん〟としての物であり、一個人として抱く感情とは異なる。勘違いするな。無論、抱く羽目になるか否かは我等次第だが。
──────こんな物だな、加筆すべき点が在れば随時追記するとしよう。
…む?何だ、頃合か。ハッハッハッハ!我は先に敵國へと赴くぞ。書翰に気付き次第、貴様の聲を書き記すが良い。