置手紙
そもそもおまんがこがな場所に顔を出すかどうかは分からんけんど、見とったらええ、くらいの気持ちで置いとくぜよ。
たった2日一緒におっただけでここまで楽しい思えたんは初めてじゃぁ、……ちゅぅことを公衆の面前で言ったところで結局恥を覚えるのはわしだけなんじゃろうがのう。小っ恥ずかしいこと言って嫌になる前にとっとと本題へ入るぜよ。
まァ本題っても、今日は行けんかもしれんっちゅぅ些細なことじゃき。……別に約束しとった訳じゃなか、こげな報告をわざわざすんのは変かもしらんが、もし逆の立場でわしが来んおまんを待っとったらちと寂しい思うて。
わしゃぁ、実はあんまり纏まった時間が取れることも稀でのう。ほんまはこの土日だけ此処に顔を出すつもりで来たんじゃったが……意外とおまんとの会話が楽しうて、離れ難くなってしまったぜよ。っちゅぅ訳でいつになるか知らんが、またわしの手が空いたときにでも話してくれたら嬉しい。……まぁ元々、おまんにとってわしが2日間だけの存在じゃったっちゅうならそれもそれで構わん。そんときゃ他と元気にやっとけ。
と、ここまでつらつらと書き連ねておいてヅラが見んかったらどうしようか、ただわしが恥ずかしいこと晒しただけになるのぅ。まぁ返信がないようじゃったら、また部屋でも立ててみるぜよ。
P.S. 君が折角朝ご飯のお握りを買ってくれたのに起きたらもう昼でした。消費期限ギリギリだけど今から食べます。