出会いは大学での入学式。奇抜な髪色と整った容姿で女性の視線を独り占めにしていた男は嫌でも視界をチラつくが、関わる機会なぞ無いだろうと思っていた。
ある日の夕方、講義室に忘れ物を取りに戻ると髪の長い女性が服を軽く肌蹴させ、誰かに馬乗りになっている所を目撃する。思わず眉を顰めると、此方に気付いた女性が慌てて服を整えて講義室から出て行った。残されたのは俺と、馬乗りされていた男。
其の儘無視するのも悪くて、大丈夫かと声を掛けながら近寄ると、そいつの顔は見たことも無い程、赤面していた。普段飄々とした雰囲気で女性の色香を躱す姿は随分と手慣れているように見受けられたが、これは。不覚にも可愛いと思ってしまった、それが始まり。
タイミングが良いのか悪いのか、何度か同じような現場に遭遇した。毎回見る度別の女性だったが、毎回見る度女性側から襲っているようにしか見えなかった。日常的に複数の女性を周りに侍らしているが、ある種の自衛だったのかもしれない。女性同士で牽制してくれる。
そんな現場を数度垣間見たせいか、段々と仲良くなった。俺はアニメやゲームが好きで、周りの友人もそう言う、所謂オタクの部類。奇抜な連中とは関わりが無かったが、そいつは案外良い奴だった。
食事にも行った、宅飲みもした。日常的に連絡を取り合うと言う程では無かったが、何かあるとすぐ連絡が飛んできた。何かあると、と言うか、基本的に女性に襲われた後に連絡が来る。
その日も連絡が入った。
だから家に来いとだけ、返事をした。
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四辻 雅之(よつつじ まさゆき)
21/179/65
大学3年。癖のある黒髪、長めの前髪をセンター分けにしている。黒縁眼鏡。一見ひ弱そうな印象を受けるが幼少期より空手をしていた為、見た目以上に筋肉質。
男色では無いが、オタクである為そう言う世界にも精通しており抵抗は無く、己が男を可愛いと思うことに対しても特に違和感無く受け入れている。
柔軟な思考回路をしており温厚。人間関係において得意不得意はあるようだが、基本的に分け隔てなく接することが出来る。
ただ、性癖が少々歪んでいる。機械姦、痴漢、コスプレ、青姦、野外露出など、恥ずかしそうな顔をしている相手に興奮する模様。
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