デュラララチャット(仮)BL掲示板

稚拙ながら言葉を纏めて行こう。
私は救済にはなり得なかったよ、御免ね。

私みたいな人は存外何処にでも居るけれど、皆也を潜めているから、隠す事もしない私が異質に見えるのだろうね。本質はきっとありふれていて退屈なものだよ。私は人の下に居るのが丁度いいのさ。

思考が破綻している、私の欲深さが出ている。

関係も破綻している。
隣人を愛せよ、私の両手に触れた貴方達を愛し、頭上に御座す貴方に頭を垂れたいだけなのに、何故ままならないのか。

私の両足に縋った君が一番好みだった。
好きな煙草の匂いを覚えているよ。

私にだって胸を痛める事があるさ。
貴方を思うからこそなのだろうね、貴方の行先に幸福が在らんことを。
これは恋慕ではなく、ただの情だけれど、私は貴方の事を愛おしく思っているよ。

酷い頭痛がする。
湿気った煙草ほど気分が悪くなるものはないね。

私の福音、私のルカ。
どうして貴方は私には縋る藁の一本ですら恵んで下さらないのですか。

縺れた、どうにもならない程に。
ルカ、私の福音。お慕い申しておりました。

悲しきかな、こうして惰性に過ごしている。
貴方と過ごした時間もその間に芽生えた情も本物だった。それは間違いようがない。
だから君曰く、私は君に酷い仕打ちをしたらしいけれど私は今でも変わらず貴方の安寧を願っている。果たして何の意味も無いかもしれないが。

私の福音だったもの、私のものだったルカ。
悲しきかな、貴方の安寧を願いながらも、時が経つに連れ蜘蛛の糸ひとつ垂らさなかった貴方の姿勢に、本当に、悲しい程に今更、憤怒を覚えてしまって、人の盲目さと醜悪さを実感している処だよ。
さておき、もう他人なのだからこの情すら貴方には勿体ないものなんだけどね。ともあれ、どうかご存命で。貴方は私以外の誰かにとっては福音の、ルカのままだ。可哀想に。

だが変わらず、貴方の安寧を願っている。
私は幸せだから、貴方にもそうであって欲しいと思う。怒りを覚えたからといってそれが薄れる事はないらしい。
ルカだったもの、貴方のおかげで私は優しい人になれたから、この恩は忘れずにいたいと思う。

矢張りどうしたってあの時から思考が破綻している。難儀なものだね。そうだろう？

おやすみ、私。