あの日、あの階段で見付けたいくつ束を積んでも買えない宝物。そう、凪。お前の事だ。自分の出自をひけらかす訳じゃねーが、欲しい物はいつだって手に入れてきた。…あのトロフィーを除いて。だからお前を見付けた時、それまでの俺の味のしないガムみたいな日常が一変した。過ごしてく内に俺は俺の中にある黒くて汚ェ感情に気付いちまった。…ほら、宝物って磨いて誰の目にも触れさせねーようにしたくもなるだろ?それと同じだ。…本当は監禁でもしていい飯を俺の咀嚼を通して食わせてやりたい、風呂に入ったら丁寧に体を爪と肉の隙間まで洗ってやりたい、寝る時はお前の寝顔を覗いて睫毛の本数まで数えていたい…待てよ、逃げんな凪。こんな欲望を持ったお前はどう思う?全部ゲロっちまったけど。凪、お前の為なら俺はどこまでも手を汚せる。…なぁ、凪。凪。凪。お前の事、閉じ込めていいか?お前ならめんどくさいって言いながらも許してくれるよな。
◾︎条件◾︎
・両世界完フリー(候補無し)
・なるべく毎日部屋に来れる
・描写数短文~長文
・行為の際は濁点や♡を許容出来る
【提供/募集】
御/影/玲/王(受)→凪/誠/士/郎(攻)
奇特な募集ではあるし望み薄だけど暫く待ってみっか。凪は俺を裏切らない、見捨てない。絶対に。