仕事もできねぇ、雑用を頼んでも効率悪ぃ。一日に何か起こさずには居られねぇ、それがこの部下へ抱いていた印象で、いびり続けたのは事実。
この男との出会いが俺の運命を大きく変えることとなるなんて、当時は思う訳がなく…
αなんて一言も言っていないのに仕事を出来るという理由だけでαのレッテルを貼られ、実はΩなんでヒート休暇を下さいなど言い出せるわけもなく抑制剤で誤魔化して早7年。
ある日ヒート周期がズレていたらしく、社内の資料室でヒートを起こしてしまう。そこにタイミング悪く来たのがコイツだった…
(長期/攻募/♡乱用/露骨可)
※気軽に声掛けしてくれ。
サンプルロル
クソ、なんで今なんだよ。
(資料を脇に挟んで資料室から出ようとしたその時の事。かくん、と身体から抜けて両手両膝を突いた。資料がバサバサと落ちた音は鮮明、ぶわりと甘い匂いが一瞬で室内を満たす。身体の奥から暴れ回るような熱が込み上げてきて、あっという間に身体を支配する。どくんどくんと激しく脈を打つ心臓がある位置のシャツを鷲掴んで顔を真っ赤に染め上げながら眉を寄せて目を伏せるとはぁっ♡はぁ♡と熱い息を吐き)