やあ!此処でキミと会うなんて珍しい事もあるんだな!と言っても此処は案外人の出入りも多いし当然か。此処で出会ったのも何かの縁という事でキミに頼みがあるんだが頼まれてくれるか?ああいや、その内容は難しいものじゃない。オレはキミも知っている通りあまり方向感覚が良くない、だから迎えに来て欲しい。それさえしてくれればお礼は何でもしよう。何でも、と気軽に言うのは難しい事だからな、オレの出来る範囲ではなんでもということにしておこう。
それは例えば話し相手だとか一夜限りのものだとか、愚痴や相談相手なんかでもいい。そうしてオレと話して時間を共有しよう、暇潰しの相手でも構わないぜ!
でもオレの望みも聞いてもらえると言うのならオレはキミの隣に居れるような存在になりたい。愛だの恋だのは関係ない、ただキミが心地好い相手で居れればいいんだ。まあそんな存在になれるのは何よりも難しい事だからそれ程強く願っちゃいない、先ずは迎えに来てくれたキミを饗す所からだ。
何だかこうして綴っていると何を言いたいのか分からないな。思考まで音痴になってしまえば愛想を尽かされるのも時間の問題だ。だから簡単に纏めるとオレの迎えに来てくれ、そしてキミのしたい事に付き合わせてくれ。したい事、とは言ったが身体の関係を望むならオレはトップでキミがボトム、それさえ覚えてもらえればいい。
ん?ああ、オレの望みとやらは二の次でも三の次でも、叶えなくてもいい。ただ叶えてくれるとしたら簡単に切れる様な縁は要らないぜ。
キミの都合も理解する。なんたってキミにも色々仕事はあるし、育てたい子や育成論を考えたい子がいるだろう?だから一日に一回、なんなら三日に一回話せたりするだけでもいい。勿論量も質も大事だとは思う。まあ、妥協みたいなものだ。お互いの事を尊重する為のな。オレも何かと忙しない毎日を過ごしているからな、人の事を言える立場でもない。
………やはり長々しくなってしまうな。取り敢えずはキミと話をさせてくれ、オレが良く此処に居るのは平日休日問わず夜から朝方にかけて。時間があればその都度。
ほら、早くオレのもとに来てくれ