皐月六日
書こうと思いながらいつの間にかこんな時間になっていたね、僕は少し忘れっぽいと言われるが今回ばかり忘れていたと言うより重い腰を持ち上げるのに手間取ってしまっただけ。
本丸内で毎日少しでもこうして書き留めておくと後から見返した時に何気に楽しいんだと聞いたけれど、今日から始めようとしている僕にはその楽しみはまだ分からないかな。
それに、筆を取ってみたは良いものの何を書けばいいかも分かってはいないし、取り敢えず今日は夕餉でも記しておくとするよ。
今日の夕餉は、…ええっと。なんだったかな。