デュラララチャット(仮)BL掲示板

BLに関する雑談をしたり、BL要素を含む成りきりの募集をしたりするための掲示板です。

  • 自己満妄想シチュ板

    名無し
    No.4144858
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    思いついたらここに書きなぐって誰かの性癖になりたいという場所。

  • 名無し
    No.4144865
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    優しすぎる悪魔(A)×正しすぎる天使 (B)

    Bは、天界に仕える高位の天使。
    その在り方はあまりにもまっすぐで、あまりにも冷たい。彼は誰よりも「正しさ」を信じている。たとえそれが誰かを傷つけても、たとえ自分の心を削ってでも、揺らぐことはない。人の迷いや感情に共感することを、彼は「曖昧さ」として排除してきた。優しさは判断を鈍らせる、情は秩序を乱す、そう信じている。
    誰かを慰めることよりも、誰かを裁くことの方が“正義”だと信じていた。
    だからこそ彼は、自分の中に生まれたわずかな「揺らぎ」を、誰よりも強く否定する。心に何かが触れそうになるたび、冷たく斬り捨てる。
    そうして、何度も孤独に戻っていく。
    それが、自分の“正しさ”の代償だと、知っているから。
    けれど、そんな彼の前に現れたのがAだった。
    堕ちた悪魔のはずなのに、Aはどこまでも優しくて、あたたかくて、ただ“そこにいてくれる”存在だった。自分に欠落した優しさを兼ね備えたAに正しさが揺らぐ。Aは、誰よりも人を想い、手を差し伸べることにためらいがない。
    けれどその優しさは誰かの境界を曖昧にし、依存させ、甘やかし、やがてその人の「自立」や「理性」すら奪ってしまうような、そんな静かな毒だった。本人に悪意はない。むしろ、優しく在りたいと願う純粋さが、彼の中にはある。
    だからこそ彼の“愛”は歪む。「守りたい」と願った者を壊し、「支えたい」と手を伸ばした先に、崩壊がある。その矛盾を抱えたまま、AはBと接触する。BはAを拒もうとする。
    その優しさは甘すぎて、世界を滅ぼすから。
    でも、なぜかAの言葉は、心の奥に届いてしまう。どちらも、人を救えない。どちらも、人を壊してしまう。けれど、だからこそ互いだけは、互いを傍に置こうとする。それが、ふたりの静かな破滅と幸福の始まりになる。

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