デュラララチャット(仮)BL掲示板

BLに関する雑談をしたり、BL要素を含む成りきりの募集をしたりするための掲示板です。

  • 色々な人達の様々な人生

    物語を書く人
    No.415364
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  • 物語を書く人
    No.415370
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    あなたの物語を書かせて下さい

  • 物語を書く人
    No.415385
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    少年Aの物語

    ある所に少年がおりました。少年は父親のことが大好きです。母親を愛する父親のことが、それはそれは大好きです。父親と暮らせるだけで少年は幸せでした。
    少年は言います。
    「お母さんなんていません。僕にはお父さんしかいません」
    父親は言います。
    「妻なんておりません。私には息子しかいません」
    少年は幸せでした。お母さんが死んでしまった後、お父さんの笑顔が減ってしまっても、ご飯が少なくなってしまっても。少年はいつも笑っています、少年はいつも元気です。父親を笑わせるために、少年はいつも笑顔でした。
    朝は父親の囁き声で起き、お揃いの食をとり、いってらっしゃいの挨拶で送り出されます。
    帰宅すればおかえりと頭を撫でられ、寝る際には額にキスを受けます。
    少年は幸せです。
    少年のこの幸せな生活は、変わることがありません。

  • 物語を書く人
    No.415417
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    少年Aの物語

    ある所に少年がおりました。少年は父親のことが大嫌いです。母親を殴る父親のことが、それはそれは大嫌いです。ですが少年は、母親が生きてくれているだけで幸せでした。
    少年は言います。
    「僕にはお父さんなんていません。僕にはお母さんしかいません」
    父親は言います。
    「息子なんておりません。私には妻しかいません」
    少年は不幸になってしまいました。お母さんが殺されてしまった後、自分の身体には痣が増え、ついには骨も折られてしまうのですから。少年はいつも泣いています、少年はいつもふらふらでした。
    朝は父親の怒鳴り声で飛び起き、水とパンの切れ端しか摂らせてもらえず、誰にも言うなよという脅しで追い出されます。
    帰宅すれば遅いと腕を引っ張り中に引き摺られ、寝る前には大切なお腹や背中を蹴られます。
    少年は不幸です。
    少年のこの不幸な地獄は、少年が死ぬまで変えることは出来ませんでした。

  • 物語を書く人
    No.415467
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    青年Aの物語

    青年の父親は、青年が歩けるようになる前に別の女性とどこかへ行ってしまいます。
    それがきっかけで、母親は壊れてしまいます。問い詰め、泣き叫び、何度も諦め、青年と弟にごめんねと言った後。
    母親は壊れてしまいます。
    家庭は崩壊を始めました。

    青年は頭が良くありません。母親に勉学を教えて貰ったことがないからです。
    青年はちゃんと叱られることがわかりません。母親から受ける八つ当たりと区別がつかないからです。
    青年は人を褒めることが出来ません。母親に褒められたことがないからです。
    青年は信じることがわかりません。母親から受ける束縛が異質で激しいからです。
    青年は協力し合うことを知りません。弟からまるで空気のような扱いを受けているからです。

    青年は独りでした。

  • 物語を書く人
    No.415505
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    青年Aの物語1

    青年は思い出します。冷たい家族の視線を。
    心が落ち着きません、大丈夫じゃありません。
    皆が冷たい目でこう言います。
    「お前はひとりだ」と。
    呆れ顔で溜息を吐き、失望を語ってくる母親
    無視を決め込み、まるで空気のように扱う弟
    青年なんて見向きもせず、去ってしまったお父さん
    ペットにしか出来ない、返される事の無い抱擁
    友達?あ、友達。
    青年は考えます。
    友達?友達、居るかな、居るかなぁ居るかな。居るかな、居るかな
    頭に響きます、あぁ居ねぇよ。と。
    青年は自分の人生を素敵だ、と皮肉に言い放ちました。
    大丈夫と言ってくれた人は自分だけでした。
    青年には青年しかいませんでした。
    青年は笑います。
    「自己暗示って楽しいよね」
    そしてそのすぐ後に
    「...、さびしい」と泣きました。

    ある日突然..青年は..、
    頑張りが切れてしまって
    独りだと言う事実に感情を飲み込まれ
    不安が溢れ絶えなくなり
    居ないはずの友達を疑い始め
    自分を疑い続け
    そして終いには。
    青年が青年を傷付けるようになりました。

  • 物語を書く人
    No.415519
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    青年Aの物語2

    青年は広がる宙に向かって
    「俺を見て」と叫び、満面の笑みを浮かべながら飛び降りました。

  • 物語を書く人
    No.415524
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    あなたの物語を教えて下さい。そして叶うならば、それを綴らせて下さい

  • 物語を書く人
    No.416129
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    殺人鬼の物語1

    ある殺人鬼は本物の愛を探していました。
    最初に出会ったのは、とてもとても可愛いらしい子。
    殺人鬼は他の誰よりもその子の笑顔に惚れ、猛アピールをしました。
    君しか居ない、笑わせてあげたい、と。
    殺人鬼はめでたく付き合えることになりました。
    本当の愛はこれなんだ、と。殺人鬼は彼と過ごす日々の中で確かに感じていました。

    しかしある日のこと。
    殺人鬼がいつものように友人と話していると、それまたいつものように彼がやって来ました。
    おはよう!と元気よく、瞳を爛々と輝かせて彼を抱き締める殺人鬼とは裏腹に、
    彼の顔色は変に曇っていました。
    殺人鬼は言います。
    「どうしたの、元気ないね。何かあったの?」
    彼は静かに頷き、そして
    「うん。実は、...俺、ストーカーに追われていて、それで」
    「なんだって!?どういうことだよ、大丈夫なのか?」
    殺人鬼は心配と驚きのあまり、彼が言葉を終える前に声を荒らげてしまいます。
    しまった、と感じるやすぐ様心を穏やかに宥めながら。様子を伺うように彼の顔を覗き込みます。
    彼は嬉しそうに笑っていました。狂ったかのように。

  • 物語を書く人
    No.416141
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    殺人鬼の物語2

    殺人鬼は彼を殺しました。
    指の先で彼の髪を滑らかに整え、ちゅ、っと唇の柔らかさが伝わるように。綺麗な首筋に口付けを落とし、殺しました。
    そして周囲の友人を残虐に殺し終えたのち、殺人鬼は壁に自らの頭を2、3回ぶつけました。
    殺人鬼は彼を愛していました。

  • 物語を書く人
    No.416151
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    殺人鬼の物語3

    次に出会ったのは、とてもとても尽くしてくれる子でした。
    前の彼で嫉妬を覚えてしまった彼は、醜くも寂しさを嫉妬で消化しようと思います。
    殺人鬼はまるで死ぬ気なんてありませんでしたが、何故か毎日のように首を吊っていました。
    そんな時に彼は来たのです。
    首を吊る殺人鬼に突如泣き崩れた彼は、
    「死なないで」と言いながら懸命に縄を断ちます。
    首のそれが無くなってしまった。殺人鬼は怒りました。
    「死ぬつもりなんかあるものか。よくも俺の生きた証を、存在証明を奪ってくれたな」
    彼は言いました。
    「死ぬつもりなんかなくたって人は死ぬ、俺はそれを見るのが嫌なんだ」
    何度もそう論する彼に殺人鬼は呆れ果て、
    殺してしまおうと断ち切られた縄の切れ端を両手に構えます。

    意識が途切れる直前に、彼は言いました。
    「君は寂しくないのか」と。

    殺人鬼はもう手遅れな、冷たな彼を愛してしまいました。

  • 物語を書く人
    No.416158
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    殺人鬼の物語4

    自分よりも先に死ぬな。
    彼の行動原理はそれから成っていました。
    殺人鬼はそれを理解しています。自分を生かそうと必死な彼の顔は、殺人鬼を見ていなかったからです。
    殺人鬼は、嫉妬の種類なんてどうでもよくありました。執着する彼を、その一瞬ではありましたが、確かに愛してしまいました。

    殺人鬼は束縛を覚えました。

  • 物語を書く人
    No.1451102
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    道化師Mの物語

    自分は、
    私は、
    ウチは、
    己は、
    僕は、
    俺は、

    誰でしょう????

    伽羅をあらゆるを創り振る舞い
    そして人の心を奪い取る存在でございます。

    ようこそ、自分の物語の世界へ

    ーーーーーーーー
    ーーーーーー

    さて、今日は何方を狙いましょう?
    様々な人達がいるこの世界にて……
    自分は生まれた。
    今日のキャラこれなのだと
    作者によって作り込まれて振る舞うのが、
    我の存在なのだから……

    "楽しければそれでいい"というのが
    モットーです。

    しかし最近思うことが
    どのキャラを振舞っていても気がつくのです。

    『キャスト』がどう見えても同じに見える

    自分の欲望を求めて……
    友情?愛情?欲求?の思考まみれの相手の顔を見つめていると"ツマラナイ"という思考が浮かんで、そのキャラから消える。

    そして新たな伽羅が生まれる……
    そんなループにも自分にも飽きてきた。

  • 物語を書く人
    No.1451135
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    道化師Mの物語2

    そんな中で
    自分が良かった物語をお話しましょう。

    1人目は『歌』として、心を動かさされた存在
    お相手は真面目で常に味方になってくれた人

    普段は控えめな方で大人の振る舞いをしてくださる方なので一見、それはそれは魅力を見せてくれないでしょう。

    しかしお話すると…意外と明るい方で共にいると時間がすぎてしまうほど面白い方でした。

    ここまでは確かにどこにでも居る存在かもしれませんが、ここからが1人目の魅力的な存在でした。

    その方は己を人目見た時から恋焦がれていたそうで……来る度に楽しみで仕方なかったととある時に打ち明けてくれました。

    己のほしいもの、したいこと、"こうであったらいい"という物や言葉を全て受け入れてくれました。

    勿論、危ないことに関しては
    きちんと程度を合わせてくれる方である為、
    己のことも自分のことを考えた上で
    実行してくださる方でしたから…
    ものすごく魅力的でもあり、
    きちんとした思考を持ち……
    この方はどこにでも居ない存在だと思ってしまう方でした。

    そしてこの方はなによりも、
    「歌」が上手な方でした。

    それはそれは技術的な事も勿論
    歌もそれは思いとしてメッセージを残してくださる方でしたから……素敵な方でした

    自分も思いきって好きな曲を歌に乗せて下手でもいいように歌いましたとも……

    その時の言葉が今でも忘れられませんでした。

    『まるで君の歌のようだね…』

    思ったことも無い事を言われて驚きました
    好きな歌は歌でも歌詞を考えると、
    きっとこれは自分の人生を綴った歌のようで…この時心が熱くなりましたね。

    初めて僕が道化師の人生だったことを
    気がついたきっかけでした。

  • 物語を書く人
    No.1451144
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    道化師Mの物語3

    それからその存在から、"大切な贈り物"を自分に差し出しては受け取りますが、
    その場から霧のように消えました。

    それでも自分は怒りや悲しみもなく…
    良き終わり方の物語も悪くないと感じて終わりを告げました。

    きっと今もどこかで陽の光を浴びるように笑っていることを願って、、

    道化師は新たな度を探しました。

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