デュラララチャット(仮)BL掲示板

BLに関する雑談をしたり、BL要素を含む成りきりの募集をしたりするための掲示板です。

  • 覚書

    名無し
    No.4302067
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    そういう時のための。

  • 名無し
    No.4302068
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    また、いっぱいになってしまった。瓶にいっぱいになった不安を消すことも、できないから。そういうときのために。それは少しだけ安心する。ありがとう。

  • 名無し
    No.4303604
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    手紙を読んだ。机の中に、ずっとしまってあったもの。とても筆まめな人だった。香を焚きしめて文を送るなんて、自分は知らなかったなぁ。開いては読んで、閉じて、封筒に戻して。ようやく、手紙をしまってあるファイルに入れた。季節を感じさせる便箋、封筒、やっぱりよく選んでくれたんだよなぁ、と思いながら読む。綴られた言葉がどんどん柔らかい形になっていくから、思わず微笑んじゃった。ぽかぽかと温かい気持ちになるのは、こちらの方こそ、なんだよな。冬とか秋の話が多かったように思える。深い紺色のインクで。所々文字が滲んでいる。いつもだいたい、締めの言葉が同じでね。知らないんだろなぁ、実はこっそり、素敵なシールとか切り取って集めてたの。贈り物なんかのおおきな封筒の時は差し出し先だけ、切り取って集めたりしてたの。あんなに同じ人から手紙が来たことはなかったなぁ。ふふ、一生分の手紙をもらってしまったかもしれないね。自分は一体、いくらこの言葉に、想いに返せたかなぁ。あまり、手紙や字を書くのが得意でなかったから。送られてくる手紙はもちろん、封筒ですら思いがたくさん込められていたから、葉書で送られてきた時、確か若干家の人に読まれてあわあわした思い出だったな。いつか、手紙は心象の写真のようだなと思った。ごく、ごく、一瞬を切り抜いたもので。

    ここに葉書がある。すっかり送り損ねたもの。これもあの時の気持ちを切り取った、一瞬の写真。送ろうか、いや、こんなもん、今更いらないよなとも思う。葉書を出しそびれてからずっとずっと悩んでいた。そして、今日。悩んでまた手紙をファイルに閉じた。いつか、いつか自分が尽きる時、まだ手元にあれば。一緒に灰になろう。

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